現代の「お茶」というものは急須で淹れるよりも、市販のペットボトルのものをそのまま飲むのが主流であり、急須で淹れる行為は衰退しているのが現実だ。その中で今注目されているのが『ボトリングティー』という新しい日本茶の楽しみ方だそう。その芳醇さや特別感からテレビやネットでたびたび注目されるようになり、新しい高級茶の楽しみ方として定着しつつある。お茶でありながらもワイングラスでお茶を飲む。和と洋の食文化の良い部分を取り入れたひとつのジャンルは、新しい文化を確立したように感じられる。

この『ボトリングティー』は、種類によって違いはあるものの、保存料・添加物を一切使用しない無添加が特徴である。また、茶葉を知り尽くした茶師が、茶葉の旨味と香りを最大限に引き出すべく、もっとも適切な方法で抽出しているから、厳選された高級茶葉をこれ以上にないというぐらいに、濃厚な旨味や香りを楽しむことができるのだ。

高級茶葉の持ち味を最大限に引き出す『ボトリングティー』

ワインを飲んだような気分になれる『ボトリングティー』。茶器ではなくワイングラスで香りと共に楽しむのがポイント。

その数ある『ボトリングティー』の中から、今回紹介するのは、日本茶専門店「chagama」から発売される「ボトリングティー香駿(こうしゅん)」だ。この「ボトリングティー香駿」に使われている茶葉は、全国に36名しかいない「日本茶鑑定士」の茶師が厳選した、生産量が少なく、かつ貴重な茶葉「静岡県静岡市葵区内牧+こうしゅん(香駿)」を使用。静岡県葵区内牧でお茶を生産している「森内茶農園」の9代目が栽培している茶葉で、2017年の全国茶品評会(普通煎茶4キロの部)で1等3席に入賞した茶作りの老舗名門であり、煎茶だけでなく紅茶や烏龍茶づくりも行っている。森内茶農園が生産する高品質な茶葉は、国内をはじめとする海外のお茶マニアからも愛されているほど。

水出しならではのキレ味!

「ボトリングティー香駿」●750ml ¥21,600 ※税込価格、一般販売は10月10日から。また、下記リンク「chagama」公式オンラインショップで予約受付中

そんな「森内茶農園」が作る茶葉「香駿」は、桜、果物や花など多様な香りを持つ品種で、「香駿」という品種の中でもこの「静岡県静岡市葵区内牧+こうしゅん(香駿)」は、今までの日本茶には無い爽快感のある旨味があり、喉を過ぎた後もフルーティーな香りの余韻を楽しめるそうだ。開封したては爽やかな香りであるが、時間の経過とともに香りの変化を楽しめるのも特徴だ。

その特別な茶葉「静岡県静岡市葵区内牧+こうしゅん(香駿)」を使い、水で抽出して作られたのが、この「ボトリングティー香駿」だ。余韻のあるフルーティーかつハーブの様な香りと、切れ味鋭いシャープな渋味をともなった爽やかな味わいで、辛口の白ワインを彷彿とさせる。

日本茶のイメージを大きく変えることになるであろう1本を、ワイングラスでゆっくりと余韻とともに楽しんではどうだろうか。100本限定につき、気になったのであれば即刻購入することをおすすめする。

購入はこちら

日本茶専門店「chagama」公式オンラインショップ

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