異なる分野で活躍する7人の日本人クリエーターたちの旅を追ったドキュメンタリー。それぞれが日本各地のものづくりを訪ねる姿を追ったHERMÈS(エルメス)制作のショートムービー『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』が、本日、10月15日(金)より公式サイトにて順次配信されます。

エルメスが贈る、7人のクリエイターが繰り出す「創造」を巡る旅とは?

エルメスの『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』イメージビジュアル
エルメス制作による7本のショートムービー『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』(C)企画・制作/エルメス

エルメスの2021年のテーマは「ヒューマン・オデッセイ」。エルメスの創業当初から200年もの年月を超えて続く航海物語。それは当初から変わらぬものづくりの礎、クラフトマンシップへのオマージュでもあります。

今回配信されるショートムービは、まさにこのテーマを象徴するような作品。日本人のクリエーターたちが、日本各地のものづくりを訪ねる旅を追った、ドキュメンタリーフィルムです。

旅に出かけたクリエーターは新城大地郎さん、田根剛さん、井口理さん、高橋智隆さん、木村和平さん、目黒浩太郎さん、池松壮亮さんの7人。

書道、建築、音楽、ロボット工学、写真、料理、演技と異なる分野で活躍する彼らが、旅先での出逢いや発見を通じて、自身の仕事に対するひたむきな想いに改めて触れる姿が捉えられています。

エピソード1:書道家・新城大地郎さんが、沖縄県宮古島で女性染色家と出逢う

第一弾として本日より公開されたエピソード1は、書道家の新城大地郎さんの旅。

書道家の新城大地郎さん
書道家の新城大地郎さん(1992年沖縄県宮古島生まれ)。禅や仏教文化に親しんだ幼少期に書道を始め、現在は沖縄の精神文化を背景に型に縛られないスタイルで書に新たな光を当てている。

自らの故郷であり現在の活動拠点でもある、沖縄県の宮古島で女性染色家のもとを訪ねます。

「宮古上布」と呼ばれる麻織物は、400年以上の歴史を誇る伝統工芸。
「宮古上布」と呼ばれる麻織物は、400年以上の歴史を誇る伝統工芸。

自らインド藍を栽培し染料として用いて、ものづくりに向き合う女性染色家との出逢いがもたらすものとは…。古くから藍染めが盛んな宮古島と改めて向き合い抱く、さまざまな想いに迫っています。

エルメスのショートムービー『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』より
古くからこの地に受け継がれてきた伝統技術に触れ、新城さんが感じたものとは…。

受け継がれてきた伝統を礎に、自由で新たな発想で書に取り組む新城さん。 高い志と専門性を前進しつづける姿は、エルメスの職人に通じるものを感じさせます。

書道家の新城大地郎さん
継承されてきた伝統に根ざしながらも、あくまで軸足を現代に置いて前進する姿は、エルメスの根幹をなす価値観である「手しごとの継承」と「伝統から生まれる現代性」と共通します。

映像の中で捉えられた、彼らの仕事に対する人間的な繊細な側面も見どころのひとつ。伝統への深い敬意と共に、彼らの自由で縛られない多種多様な才能が描き出されています。

書道家の城大地郎さん
『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。― 』より

7本のムービーは、毎週金曜日に順次公開予定。ムービーを通して、自身の仕事への姿勢や考え方にも新たな発見や想いが生まれるはずです。創業以来、職人の手仕事に敬意を払い歩み続けてきたエルメスが贈るドキュメンタリーフィルムを、ぜひチェックしてみてください。

『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』は、こちらから

問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

この記事の執筆者
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WRITING :
池尾園子
EDIT :
石原あや乃