端正な雰囲気が漂い、ビジネスシーンに欠かせないネイビーを、コンサバになり過ぎること無く、自分らしく着こなしていた3人のセレブやファッショニスタのスナップを参考にピックアップしました。

品格カラーの装い、あなたのお気に入りはどれでしょうか?

■1:ソフィア・コッポラは…辛口カラーを重ねてフェミニンシックに

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ガーリーな足元がソフィアらしいアクセントに。

シンプルななかにモードなニュアンスを感じさせる、上品なスタイルで登場した映画監督のソフィア・コッポラ。

キーカラーのネイビーはトップスのニットや、ジャケットのパイピング、バッグで取り入れて。他のアイテムをグレーやブラックといったドライなトーンを選んだことでネイビーの上品さが際立ち、華美になり過ぎることなく、シックで理知的な雰囲気にまとまっています。

ネイビーニットのフィット感や裾に向かって広がるワイドなマリン風パンツ、チェーンバッグやバングルの重ねづけといったディテールで、辛口な配色に女性らしさをプラス。さらにT字ストラップのヒールがフェミニンさを後押ししています。ジャケットやパンツのメタルトーンのボタンでリュクス感を散りばめて。

■2:クリスティン・センテネラは…洗練&リラックスのバランスが絶妙なワントーンコーデ

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鮮やかなブルーのフーディーが同系色コーディネートに奥行きをプラス

スタイリストであり、オーストラリア版ヴォーグのファッションディレクター、そしてファッションサイト『WARDROBE.NYC』の共同創立者であるクリスティン・センテネラ。まさにファッションのプロ、な彼女が2021年10月、パリ ファッションウィークに現れた際のスナップです。

リラックス感のあるフーディーにオーバーサイズのトレンチコート、センタースリットパンツ、ポインテッドトウのパンプスを合わせた旬のムードが漂う着こなし。ポイントはブルー〜ネイビーの揃いのカラーリングで統一したことと、ストレスフリーな着心地が人気のフーディときちんと感のあるアイテムを組み合わせたこと。

トーンの微妙な違いが端正さをキープしつつも無難を回避し、一見テイストの異なるフーディーを投入することで今年らしさが倍増。今の気分に寄り添うネイビーコーデに仕上げています。

■3:キャロライン・イッサは…ストイックなネイビーをモードにクラスアップする小物使いに注目!

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明るいブルーのバッグで軽快さを加えて。

パリ ファッションウィークでキャッチされたロンドン在住のファッションディレクター、キャロライン・イッサ。ネイビーワントーンに印象的な小物使いで、スタイリッシュな装いに仕上げています。

ネイビーのトレンチコートのインナーにはわずかにニュアンスの異なるネイビーを合わせてミニマルに。マニッシュな組み合わせに、首元からのぞく白とパールのネックレスが顔映えする華やかな女性らしさを加えています。

足元はレオパードのブーツでエッジーな味付けを。コンパクトにまとめたヘアと、ベルトでバランスよく、キリッとキレ味を効かせたコーディネートを完成。


あらゆるシーンで活躍するネイビーを、知的に女性らしく着こなしていた3人をご紹介しました。万能カラーを味方につけて、大人の余裕を感じさせる洗練されたおしゃれをお楽しみください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子