優しげにぬくもりを灯す「ベージュ×ブラウン」で叶える上品スタイル【海外スナップ】

優しいベージュとブラウンに包まれたら、見た目にもぬくもりがぐっと増し、街で映える装いに仕上がります。ご紹介するファッショニスタたちはどんなコーディネートで着映えを叶えていたかチェックしてみましょう。

■１：アレクサンドラ・ラップは…スパイシーなブーツできりっと引き締める

優しげベージュ×ブラウンも、彩度を落としたトーンでまとめれば深みのある表情に。

デュッセルドルフでスナップされた、インフルエンサーのアレクサンドラ・ラップ。辛口なブーツを活用することで、優しげ配色を引き締めることに成功しました。

ベージュの色味を変えることで奥行きを演出したコートとパンツ。ボアコートを選び立体感とぬくもりを上乗せしています。トップスはベージュと相性の良いエクリュをセレクトし、色のまとまりの良さを意識。

ベルト、ブーツを使ってダークブラウンをバランスよく配置すれば、穏やかなコントラストがついてメリハリある装いに。パイソン柄のブーツがぴりっとしたアクセントになり、色だけでなく印象の引き締めも叶いました。

■２：カロリーヌ・ド・メグレは…アウターとパンツをセットアップ風に着こなして凛と見せて

仕立ての良さを上質な上質なコートをまとえば、歩く姿が様になります。

モデル、音楽プロデューサーのカロリーヌ・ド・メグレをパリ ファッションウィーク中のストリートでキャッチ。コートとパンツの色を合わせセットアップ風にしたことで、凛としたオーラを放ちました。

ノーカラーとすっと縦に落ちるシルエットが美しいベージュコートに、同色のスラックスを合わせればクラシカルな雰囲気が高まって絵になります。色が間延びしないよう、トップスにはキレのよい白を選ぶと良バランス。

足元には赤みブラウンのローファー、手元には千鳥格子が華やかさを添えるチェーンショルダーバッグを携え、エレガンスを体現しました。

■３：レオニー・ハンネは…ベルトマークと重厚感のあるブーツでメリハリ付け

ベージュで統一したコート、スカート、バッグは、色のトーンと素材を変えて表情豊かに。

ベルリン ファッションウィーク中のストリートに現れた、人気インフルエンサーのレオニー・ハンネ。ベージュとブラウンのスカートスタイルで大人フェミニンを堪能していました。

優しい色使いや、柔らかそうな毛足の長いボアコートを使ってふんわり、ぬくぬくと。コート、スカート、バッグのベージュの色味をそれぞれ変えてリズムのある装いへ導きました。

ふわふわとしたコートと裾が揺れるAラインスカートの組み合わせが着膨れしないよう、キャメルのベルトできゅっとウエストマークし、くびれをメイク。さらブラウンのブーツは、筒幅にゆとりのあるものを選び、あえて足元を重たく仕上げると今っぽいバランスに着地します。

この冬も頼りにしたい、温度を感じるベージュとブラウンの着こなしをご紹介しました。ぬくもりと品の良さをまとって、冬ならではのお洒落を楽しんでみてくださいね。