「名主」の正しい読み方は?意外とたくさんあるのです! 

明日・1月25日は、『主婦休みの日』という記念日です。

「年中無休の主婦が、ほっと一息ついてリフレッシュや自分磨きするため」に、と、1年に3回(年末年始の後→今回、ゴールデンウィーク後の5月25日、夏休み後の9月25日)、新聞社が中心となって制定された記念日で、ここには「ふだん家事を主に担当している、主夫」も含みます。

読者のみなさまの中で主婦や主夫の方は、この記念日の認知度を高めるためにも、ぜひ、ご家族に訴求してはいかがでしょう?また、主婦や主夫に日常的にお世話になっている方は、この機にリフレッシュの時間をプレゼントして差し上げてくださいね。

本日は「主」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「名主」ってなんと読む?

「名主」という日本語の、正しい読み方を、すべてお答えください。

正解はいくつある?
正解はいくつある?

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 名主(なぬし/めいしゅ/みょうしゅ) の3通り です。

「なぬし」「めいしゅ」は読めた方が多そうですが、「みょうしゅ」はやや難しかったのでは? 
「なぬし」「めいしゅ」は読めた方が多そうですが、「みょうしゅ」はやや難しかったのでは? 

「名主(なぬし)」は、もともと「江戸時代の村役人・町役人。」を指す言葉ですが、服役中の受刑者のリーダー的な存在を、現代でも「牢名主(ろうなぬし)」と呼ぶなど、「ある一帯のリーダー」というイメージで使用されていますね。

「名主(めいしゅ)」「すぐれた、名高い主君」を意味します。

「名主(みょうしゅ)」は、昔の「商人や職人の組織の長。また、その地位。」などを指す言葉です。

さて、2問目に参りましょう。

【問題2】「主神」ってなんと読む?

「主神」という日本語の、「しゅしん」以外の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「神の実体。神体。」「神事をつかさどる人。神主(かんぬし)。」などを意味する言葉で「神実」とも表記します。 

<使用例>

「こちらの神社の主神は、祝詞(のりと)をあげるお声の通りが素晴らしいのよ。」

読み仮名4文字です。
読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出て参ります。

正解は↓に!!
正解は↓に!!

正解は… 主神(かんざね) です。

この言葉、ご存知でしたか?「神実(かんざね)」とも表記します。

例文のように、神社の「神主(かんぬし)さま」という意味で「主神(かんざね)」という表現が使される例がございます。教養を感じさせる美しい言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。

「主神(しゅしん)」と読む場合は、「まつられている神の中で、中心となる神。」などを意味する言葉になります。

***

本日は、1月25日 『主婦休みの日』のトリビアとあわせ、「主」という字の入った日本語から

・名主(なぬし/めいしゅ/みょうしゅ)

・主神(しゅしん/かんざね)

などの読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/『精選版日本国語大辞典』(株式会社小学館)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱