冷たい風が吹く日々、コートに頼りきりで、着こなしがマンネリになったりしていませんか？ そんな大人の女性の参考にしていただくべく、Precious2月号（1月6日発売）では、着こなしに変化をもたらす「巻き物で1か月コーディネート」を掲載。毎日異なる「巻き物」を取り入れた、2月の1か月間を、28通りのスタイルで紹介しています。
そのなかから、ファッション業界では「巻き物マイスター」と呼ばれているスタイリスト・戸野塚かおるさんが「ぜひ取り入れてほしいけれど、ちょっと巻き方が難しい」という3つの巻き方を動画で解説してくれました。
見違えるほどこなれて見える「巻き方」をマスターすれば、顔周りが華やいだり、着こなしにリッチ感が加わったり、視線が上へと向くことでスタイルアップまでも叶います。
鮮度がアップする最旬「巻き物」アレンジ３選
■１：スヌード巻き
大判サイズのストールはニット編みならば扱いやすく、多様なアレンジを楽しめるのでおすすめ。ニュアンスピンクの優しい色味が女性らしいニットストールを、「スヌード巻き」で顔周りにボリュームを。そうすることで、小顔効果＆スタイルアップを狙えます！
主役のストール：英国の老舗メーカー・ジョンストンズが手がけるストールは、原毛からニッティングまで自社で行うという、こだわりの逸品。肌なじみのよいピンクでフェミニンな印象を盛り上げてくれます。
「スヌード巻き」のやり方3ステップ
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1：対角線状に端を持ち、ストールが細長くなるように、生地をつまんでいく。
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2：左右均等に首にかけて、フロントで交差させ、1回ねじる。
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3：両端を後ろ側に持っていき、キュッと縛る。ニットストールなど、しやなかな素材を使うと、首元への収まりがよい。
「スヌード巻き」をさらに詳しく動画でチェック！
■２：フーデッド巻き
ストールひとつで着こなしをカジュアルダウンさせる上級テクニック。カシミヤシルクのチェック柄ストールを使った「フーデッド巻き」で、旬のこなれ感を演出。ストールをインナーのフードのように見せることで、洗練ノーカラーコートとの組み合わせがリッチカジュアルな印象へと昇華します。
主役のストール：スタイリッシュなカシミヤシルクの薄手ストール。コートだけでなく、レザージャケットに合わせて、モダンなチェック柄でハンサムに仕上げても素敵です。
「フーデッド巻き」のやり方3ステップ
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1：ストールが左右対象になるように持ち、頭にふわりと乗せる。
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2：ストールの端を持ち、反対側の肩にかける。あごの下でストールをクロスさせ、反対側も同様に。
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3：コートを着用し、頭にかけたストールを外せば、フードの完成。シルク混など少しハリのある素材を選ぶと、形がきれいに出る。
「フーデッド巻き」をさらに詳しく動画でチェック！
■３：ノット巻き
ワンカラーコーデやワントーンコーデの差し色として効果的なのが、この「ノット巻き」。オフホワイトのニットストールを全身ブラックの着こなしに差すことで、抜け感が生まれます。一見ベーシックな巻き方に見えて、ほどけづらく、さりげないアレンジの効いた洗練の着こなしに。活動的な1日に試してみたい新鮮な巻き方です。
主役のストール：オフホワイトのニットストールは、無駄を省いたデザインで、幅広いシーンで活躍。カシミヤ素材なので寒さ対策としても優秀です。
「ノット巻き」のやり方3ステップ
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1：ストールの中央でひとつ結びして、ノットをつくる。
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2：ノット部分をあごの下にあてて、両端を首に巻きつけ、前で垂らす。片方の先端を結び目に通す。
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3：反対側の端も、通してないほうの結び目に差し込む。全体を整えて完成。ニットストールのように、しなやかな素材がおすすめ。
「ノット巻き」をさらに詳しく動画でチェック！
3パターンとも、コツさえおさえてしまえば簡単なアレンジばかり。今すぐトライし、ワンパターンになりがちな「巻き物」スタイルから脱皮して、真冬の着こなしを新鮮かつ、洗練されたものに格上げしましょう！
- PHOTO ：
- 水田 学（NOSTY）
- MOVIE ：
- 玉井義隆（CHUM）
- STYLIST ：
- 戸野塚かおる
- HAIR MAKE ：
- 重見幸江（gem）
- NAIL ：
- 森 智絵美（uka）
- MODEL ：
- 立野リカ（Precious専属）
- EDIT ：
- 川口夏希、世古京子（Precious）
