夏のデニムはライトオンスが鉄則。「ロータ」の“デニスラ”で清涼感のある装いを

「ロータ」は1962年にアンペリオ・ロータによって設立されたイタリア・パルマ発のパンツ専業ブランド。OEMとして名だたるブランドのパンツ製造を手掛けるなど、その技術力の高さは折り紙付きで、伝統的なクラシコイタリアのアルチザンを現代に継承する。また、最高級の素材使いに見合うよう全ての箇所に椰子の実製のナッツボタンを採用するなど、細部にまでこだわりが通底したものづくりは世界中で高評価を博している。

「ロータ」のスラックスが持つ上品さと、デニムならではのカジュアルな佇まいの良いとこ取り

パンツ￥44,000（ストラスブルゴ カスタマーセンター〈ロータ〉）

「ロータ」の中でもカジュアルなファブリックを使ったデニムスラックス。素材はリネン100%で、清涼感を醸すライトブルーカラーに丹念なウォッシュを施し、リアルなヴィーンテージ感を表現したトラウザーは、暑い時季でも無理なくスタイルに取り入れられる。ウエストのテング鼻や両サイドのスラントポケット、折り目正しいセンタークリースといった正統派スラックスのディテールが、デニムには足りない品の良さを確保。腰裏にはマーベルトも配しているので、シャツをタックインしてもずり上がることなく常にスマートに装える。やや浅めの股上にっ加え、腰周りとヒップはコンパクトで、裾に向かってテーパードを効かせた美しいシルエットは、パンツ専業ブランドならでは。「ロータ」のパンツの特徴でもある裾部分の内側に施したテープは、シューズと擦れて磨耗する部分を補強する為のもの。こうした細部への繊細な心遣いにも“メイド・イン・イタリー”の矜持が見て取れる。

Tシャツやカットソー１枚でも手抜き感がなく、ラペル付きのジャケットにも合わせられる汎用性の高さも抜群。デニムの趣ある風合いとスラックスの品格を兼備した、まさにオールマイティなパンツと言えるだろう。

※掲載商品の価格は、税込みです。

問い合わせ先