Precious世代なら「安比高原」と聞いて、懐かしさと共に、スキー全盛時代のリゾートを思い出す人も多いのではないでしょうか? 岩手県北部、いわゆる「北東北」に位置する安比高原は現在も、世界屈指のシルキースノーを誇るウインターリゾートとして、そして四季折々の豊かな自然を堪能できるサンクチュアリとして、幅広い年代から愛されています。

そんな安比高原が今、次世代型のグローバルな街へと変貌を遂げるべく、本格的に始動しました。

安比のリブランディングを象徴するのが、東北初にして随一のラグジュアリーエクスペリエンスを約束するこの「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」。初めてのグリーンシーズンを迎えたこの珠玉のリゾートの魅力を、お届けします!

アフタヌーンティーから夕暮れシャンパーニュ、そして翌朝まで続く「クラブインターコンチネンタル」の夢時間

旅好き、ラグジュアリーホテル好きの女性なら、きっとよく知っているであろう「インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ」。洗練された空間、美食、そして細やかなサービスで、ゲストに極上のステイを約束する世界最大級のラグジュアリーホテルブランドです。

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「クラブインターコンチネンタル」を象徴するエクスペリエンスのひとつであるクラブラウンジは、自然光に満ち溢れ、開放感がある空間。その奥には、津軽峠の樹齢400年のブナ林に立つマザーツリーと、松川渓谷で見られる柱状の玄武岩を重ね合わせたオブジェが飾られ、寛ぎのひとときにアートなときめきを演出。

そんな「インターコンチネンタル」ブランドの中でも、ワンランク上の至福の時間を享受できるのが、「クラブインターコンチネンタル」。予約の段階からホテルを後にするその瞬間まで、ゲストひとりひとりに合わせたパーソナルなサービスと、期待値を遥かに上回る、めくるめくアメイジングな体験が待っています。

多くの場合、限られたフロア、客室に限定されている「クラブインターコンチネンタル」ですが、このホテルは客室すべて、ホテル一棟まるごとが「クラブインターコンチネンタル」! 幸せすぎるその特典をご紹介します。

■1:「アフタヌーンティー」は、爽やかな風と自然を感じながら

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13〜15時は「アフタヌーンティー」。ガトーやマカロンといったプティフール、瑞々しいフルーツ、そしてサンドイッチやキッシュにスコーンと、目にも麗しく、「アフタヌーンティー」フリークも満足させる充実の内容。

■2:繊細なオードブルとともにシャンパン、ワインを堪能できる「イブニングカクテル」

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17〜19時のトワイライトタイムは、シャンパン、ワインをはじめ、さまざまなドリンクがフリーフロー!
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地元産の新鮮な山海の食材を最大限に活かしたオードブル。ひとつひとつ繊細な仕事が施されているフィンガーフードとローランペリエが、幸せな陶酔へと誘う。

■3:和食? 洋食? あるいはサラダだけ? わがままと欲張りに応えてくれる「朝ごはん」

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サラダやフルーツ、パンやチーズなどはビュッフェスタイルで、好きなものを好きなだけ。このシーズン特筆すべきは、地元・八幡平の清流で育てられたクレソンの美味しさ!
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三陸の新鮮な魚をはじめ、岩手の美味を凝縮した和朝食。この朝食を食べにくるためだけにここを訪れてもいい、と思えるほど心満たされるテーブル。

まずはこちらで楽しめる「クラブインターコンチネンタル」の特典の数々をご案内しましたが、「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」の魅力はまだまだたくさんあります!

大人の女性の心を満たすこのラグジュアリーリゾートの「至福」の数々を、クラスタージェネラルマネージャーのポール ツジ氏にご案内頂きましょう。

お部屋も温泉も、地産の食文化と出会うガストロミー体験も! うっとり夢時間は続く

Precious.jpの読者の方は仕事にプライベートに好奇心旺盛で自立した大人の女性が多いと伺っております。少しだけ贅沢したいときや、少しだけその翼を休めたいときがあったら、ぜひこちらへお越しください。そして、クラブラウンジで夕景を眺めながらシャンパンを召し上がったり、お部屋や、温泉、スパでゆっくり寛いで、自分にご褒美をあげてください」(ツジ氏)

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38ある客室の中でもとりわけ人気が高いプレミアムスイート。102.03平方メートルというゆったりとした空間は、モダンでいながら心から安らげるインテリアで、部屋から一歩も外に出たくなくなるほどの居心地のよさ。

■1:岩風呂と檜風呂、どちらも楽しめる優美な温泉と極上スパ

リゾート内に大浴場は2か所。それぞれ岩風呂と檜風呂を擁し、男女日替わりなので、1泊2日のステイでもどちらのお湯も楽しむことができます。

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温泉大浴場は2か所あり、それぞれに広々とした内湯と露天風呂、そして寝かせ湯が設えられている。無色透明でとろみがありながらベタつかず、入浴後は驚くほどツルスベ肌に。
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ガラス越しに安比高原の四季折々の景色を眺められる檜風呂。真新しい檜の天然のアロマに心身とも癒されて。
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リラクゼーション、美肌、さまざまなメニューが用意されているスパ「LAVILLA SPA APPI」。使用しているのは、英国発のスキンウェルネス ビューティブランドの「エレミス」。真摯に腕を磨き上げたセラピストの実力は高く、ここでのトリートメントが旅のメインテーマになりうるポテンシャルを秘めている。

■2:郷土料理と西洋料理を高い次元で融合させた、ローカル クイジーン ダイニングで究極の美食体験

ディナー、ランチ、朝食ブッフェが供される、和食・フレンチレストラン「白露/SHIRATSUYU」。“Farm to Table”をコンセプトに、陸奥の特選素材や三陸の魚介類などを贅沢に使った、クリエイティブなメニューが揃っています。

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ランチのアラカルトメニューのひとつであり、こちらのシグネチャーになりうる「いわて牛 カツサンド(200g)。圧巻のボリュームでいながら、良質のいわて牛と薄めの衣のためか、こわいほどすんなりと胃袋に収まってしまう肉好きにはたまらないひと皿。
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ディナーではコースのほか、その日のベストな素材を駆使したアラカルトも楽しむことができる。この日の魚は、キンキとアワビ。肉は岩手牛(左)と短角牛(右)。また、近隣の山で摘んできたばかりの山菜も!
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「山菜の天ぷらの盛り合わせ」は、都内の一流専門店にも比肩するクオリティ。カラっとライトな衣の歯触りと絶妙な火入れ加減によって、山菜の豊かな味わいが増幅されて。
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「鱒のポワレ」。この日は上質なアワビが市場から届いていたため、特別に添えてもらったわがままなひと皿。ゲストのリクエストにも可能な限りアドリブで対応してくれるのは、スモールラグジュアリーリゾートならでは。
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牛肉はどちらか選べないでいたところ、急遽しつらえてくれた「岩手牛と短角牛 食べ比べ」というひと皿。肉そのものの旨味はもちろん、過不足ない完璧な焼き加減、さらに付け合わせの野菜の美味しさにも隙がなく、ペアリングのワインも大いに進む。

■3:ダイナミックさと繊細さが共存する、プライスレスな大自然!

「季節や時間のなかで刻々と変わっていく大自然の営みを、身近に、肌で感じとることができるのが安比高原リゾートの醍醐味だと思っています。このリゾートから望む山々の風景はとても力強くダイナミック! 一方で周辺のブナ林や白樺林からはとても繊細なインスピレーションを感じます。ANA インターコンチネンタル 安比高原リゾートも、そんな安比の自然と似ているかもしれませんね」(ツジ氏)

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安比高原 ブナ二次林の中から、晴れ渡る空を見上げて。ホテル周辺に広がる雄大な自然を堪能できる、グリーンシーズンならではのアクティビティも充実している。
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ブナ二次林へのトレッキングのスタート地点となる、安比高原 ブナの駅から奥羽山脈を望む。ここでならマスクをはずして思い切り深呼吸しても後ろ指をさされることはない。

思えば11年前の大震災、そしてパンデミック。さらには2022年3月にもまた大地震が起こり、東北新幹線は一時休止と、次々と苦難に立ち塞がれてきた東北と東北の観光産業。だからこそ、この「ANA インターコンチネンタル安比高原リゾート」が今年オープンしたことには大きな意味があるのかもしれません。

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ホテルエントランスをくぐると、そこは深い森にいるかのように錯覚させるほの暗い廊下の入り口。正面には、八幡平の頂上付近であらゆる自然条件が一致した時だけに「開眼」する、幻の絶景「ドラゴンアイ」をモチーフにしたアートが飾られ、ゲストを出迎える。

ツジ氏はこう語ります。

「ANA インターコンチネンタル 安比高原リゾートには、2つの“ハツ”に由来するミッションがあると思っています。ひとつ目は、東北“初”のラグジュアリーリゾートとして、国内外から訪れるゲストに日本や東北の文化を知ってもらうための交流の場を提供し、観光立国・日本における東北地方の存在感を盛り上げていくこと。

ふたつ目は、海外から訪れたゲストが、ここでの体験をそれぞれの国に持ち帰り、東北“発”のストーリーを発信してくれるよう貢献すること。ホテルに関わる従業員や地域の方々が将来“東北発”のグローバル人材として世界に羽ばたく姿を見送るのも楽しみです。このふたつのミッションを意識しながら安比高原のストーリーを進化させ、世界に誇れるインターナショナルリゾートへと育てていきたいと考えています」

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客室内のビューバスも檜風呂。朝に夕に、誰にも邪魔されず、贅沢なバスタイムを堪能することができる。

「グローバルレベルの贅を極めたラグジュアリーな空間と、日本らしさも取り入れた繊細でさりげない気遣いのおもてなしのコントラストは、どのリゾートホテルにも負けないと思っていますし、これからもさらに磨き上げていきたい魅力だと私は思っております。ここで心身ともに癒されたあとは、今いる場所から一歩先へ、そして未来へ。ホテルスタッフ一同、皆さんをお迎えするのを心よりお待ちしています」

〈料金例 ※参考 1室1泊 朝食・アフタヌーンティー・イブニングカクテル&カナッペ付き〉

クラシックツイン(5室)¥70,000〜(最大2名)、プレミアムツイン(26室)¥70,000〜(最大2名・ビューバス付き)、プレミアムスイート(3室)¥150,000〜(最大4名・ビューバス付き)、プレジデンシャルスイート(1室)¥1,000,000〜(最大2名・ビューバス付き)※すべてサービス料・消費税込、入湯税¥150別

問い合わせ先

EDIT&WRITING :
岡村佳代