目が小さくなってきて、アイラインが引きづらい…と感じているなら、上まぶたがたるんで下がってきている証拠。加齢と目の疲れが原因ですが、額のストレッチで目元から額にかけてのたるみをぐっと引き上げることは可能です。

額には前頭筋という筋肉があり、考え込んだり、目を酷使したりすると硬くなり緊張状態に…。するとその上の皮膚を支える力が弱くなり額が下がる→まぶたがたるんで下がる→目が小さくなる…。これが老け目元の原因に。

解決策は前頭筋のハリを取り戻し、上まぶたを額からぐっと持ち上げること。そこでエイジングデザイナーの村木さんが教えてくれたのが、とても簡単なおでこのストレッチ方法。頭のコリ、目の疲れ解消にも効果的なので、隙間時間にやってみてくださいね。

■指で眉を押さえながら、目を見開いて額をぐっと引き上げる

前頭筋のストレッチ効果を高めるために、親指以外の4本の指で眉を押さえます。横から見るとこのような感じです。

指で眉を押さえながら、目を見開いて額をぐっと引き上げる
手が滑って押さえにくい人は、指と眉の間にティッシュを挟んで行いましょう。

この状態で、目を見開くようにして、額をぐっと持ち上げて。深いシワをつくるように、目を上に持ち上げる感じです。このとき眉は動かないように押さえたままです。これを10回3セット行いましょう。これでストレッチ完了!

正面から見た様子
目の疲れもスッキリして、目を開けやすくなる効果もあり。

【まとめ|小さくなった老け目元がぱっちり!かぶりまぶたを引き上げる、おでこストレッチ4か条】
1.年齢を重ねるごとに目元のハリが衰え、目が小さくなってしまう。
2.たるみで上まぶたが下がり、目にかぶるのが原因。
3.上まぶたのたるみはおでこにある「前頭筋」という筋肉の緊張が大きく関与。
4.解決策は額も目元も引き上げてハリを生む、おでこのストレッチが効果的。

以上、「小さくなった老け目元がぱっちり!かぶりまぶたを引き上げる、おでこストレッチ」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は5月28日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。5月28日には新刊『鼻のむくみ・ゆがみとり!顔印象変わる 美鼻矯正』(講談社)が発売に。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。Instagram
体験者:長尾優子さん
(46歳・サービス業)
「目が小さくなってしまった原因は前頭筋が関係していたんですね。あまり動かすことを意識していなかったので硬かったのですが、続けるうちに前頭筋がしなやかになって持ち上がったせいか、目がパッと見開けるようになったようです。こまめに実践して目力をキープしたいですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子