モデルとして、そして抜群のセンスで大人気の桐島かれんさん。そんなかれんさんがクリエイティブディレクターを務めるライフクラフトブランド、ハウス オブ ロータスの旗艦店がオープンしました。

場所は表参道駅から歩いてすぐ。青山通りを曲がり、小径に入るとほどなく見えてくる白い建物がハウス オブ ロータス 青山店です。

ハウス オブ ロータス 青山店の外観が見えてきました
ハウス オブ ロータス 青山店の外観が見えてきました

ハウス オブ ロータスの世界観を「家」として表現した青山店

ハウス オブ ロータス 青山店の全体。
ハウス オブ ロータス 青山店の全体。

元レストランだったという建物を一棟まるっと改装。この日は真冬の曇天にも関わらず、白亜の壁に緑あふれるたたずまいは、まるで海外リゾートのお家のよう。「我が家にお招きする気持ちでお迎えいたします」と招待状にもあったよう、青山店は、まさにハウス オブ ロータスの提案するライフスタイル全般をまるごと「家」として体現した店舗なのです。

ハウス オブ ロータスの「玄関」からいざ、店内へ!
ハウス オブ ロータスの「玄関」からいざ、店内へ!

ほかの店舗、そして桐島かれんさんご自身の別荘にも共通する、大理石を市松模様に配置した床の意匠は、青山店にも。かれんさんが敬愛する建築家、ジェフリー・バワの設計からのインスピレーションです。

【関連記事:桐島かれんさん、葉山の別荘にて。「家づくり」は終わりがない、一生続くライフワーク】

我が家にお客さんを招くように…そんなかれんさんの気持ちを表現したショップ店内
我が家にお客さんを招くように…そんなかれんさんの気持ちを表現したショップ店内

季節の花が飾られたメインフロアは、生活を彩るライフスタイル雑貨が充実しています。

夏にはもっと気持ちよく寛げそうなパティオでも、さまざまなイベントを開催するそう。モロッコや中東のラグやクッションを集めた「ノマド・バザール」は1月31日(水)までの開催
夏にはもっと気持ちよく寛げそうなパティオでも、さまざまなイベントを開催するそう。モロッコや中東のラグやクッションを集めた「ノマド・バザール」は1月31日(水)までの開催
オーストラリアのヴィンテージレンガを敷き詰めたパティオには、モロッコ調のタイル使いのファウンテンなど、細かいところまでかわいく仕上げられています
オーストラリアのヴィンテージレンガを敷き詰めたパティオには、モロッコ調のタイル使いのファウンテンなど、細かいところまでかわいく仕上げられています
1Fのフィッティングスペースは、かれんさんが買い付けてきたカーテンの中で
1Fのフィッティングスペースは、かれんさんが買い付けてきたカーテンの中で
レジスターの横には、キッチンに迎え入れたい雑貨たちがたくさん
レジスターの横には、キッチンに迎え入れたい雑貨たちがたくさん

この店舗にはキッチンスペースもあるため、ワークショップなどのイベントも計画しているそう。

この日はさまざまなマトリョーシカがずらり
この日はさまざまなマトリョーシカがずらり

さっそく、この2018年1月にはマトリョーシカの絵付けワークショップが開催されますが、すでに満席! かれんさん自身もマトリョーシカの絵付けに挑戦したそうです。

取材時はクリスマス前だったため、赤と緑を使わないハウス オブ ロータスらしい、クリスマスツリーが飾られていました。

枝に飾られたオーナメントがおしゃれ
枝に飾られたオーナメントがおしゃれ

ホリデーシーズンに向けた、バリ島のアルミオーナメント。愛らしさもありながら、シックでさり気ないおしゃれさに感動しました!

一面のショーケースには、ハウス オブ ロータスが特注した商品や、厳選アイテムがずらり。

この日はイベントで「トルン」というベトナムの楽器の演奏がありました
この日はイベントで「トルン」というベトナムの楽器の演奏がありました

沖縄の読谷村で制作活動をしているガラス作家、おおやぶみよさんのコレクションが飾られていました。

おおやぶみよさんによるガラス作品たち
おおやぶみよさんによるガラス作品たち

優しく、洗練されたガラス作品の中でも、「蓮(ロータス)」を象ったものは、まさにこのお店にぴったり。

モロッコでつくっているハウス オブ ロータスオリジナルのキャンドルは、プレゼントにも素敵
モロッコでつくっているハウス オブ ロータスオリジナルのキャンドルは、プレゼントにも素敵

階段を上がると愛らしいドアが。そこは…?

ハウス オブ ロータスの中では、ひときわ愛らしい雰囲気のあのドアが気になります!
ハウス オブ ロータスの中では、ひときわ愛らしい雰囲気のあのドアが気になります!

1Fを堪能し、2Fへ階段を上がると、フロアより先に目につくのが淡いピンクのドア。ハウス オブ ロータスの雰囲気よりも、スイートなそのドアを開けると…?

夢の国に突然迷い込んだような、ピンクとゴールドが愛らしい化粧室
夢の国に突然迷い込んだような、ピンクとゴールドが愛らしい化粧室

なんと、少女が夢見るような「お姫さまのパウダールーム」が目の前に広がっていました! この化粧室に置かれたアンティークの香水瓶や茶器などは、ほぼ、かれんさんの私物コレクション。どんな女性でも少女の気持ちに戻ってうっとりしてしまう、化粧室のしつらえに心躍りました。

2Fはクローゼット!1点1点光るアイテムがずらり

クローゼットをイメージした2Fは、衣類やファッション雑貨がずらり。

アクセサリーなどファッション小物も充実
アクセサリーなどファッション小物も充実

世界中からセレクトしたアイテムとオリジナル商品が所狭しと並んでいます。どれもほかでは見られない素材感や手仕事が光る、ハウス オブ ロータスらしさがあふれるアイテムばかり。

あちこち見て回りたくなるフロア
あちこち見て回りたくなるフロア
季節のコーディネート提案も
季節のコーディネート提案も

シーズンレスに持てそうなウールとコットンを編み込んだバッグは、イタリアのサルデーニャ島の伝統工芸。

奥のバッグ¥52,000、手前のバッグ¥53,000(ともに税抜)
奥のバッグ¥52,000、手前のバッグ¥53,000(ともに税抜)
クッションやラグ、ルームシューズも充実しています
クッションやラグ、ルームシューズも充実しています

まだまだご紹介したいポイントがたくさんあったハウス オブ ロータス 青山店。置かれている商品だけでなく、その飾りつけや配置は、お店ごとゆっくり眺めたくなること請け合いです。これから季節ごとのイベントや、内装が変化していくのも楽しみなポイント。表参道へ行ったら、立ち寄りたいスポットが増えました。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2018.4.2 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
EDIT&WRITING :
安念美和子