「森と水=日本の自然」をモチーフに和の趣を取り入れた館内のデザインが魅力の「マンダリンオリエンタル東京」。スタイリッシュさと安らぎが両立したラグジュアリーな空間からなる館内とあって、開業以来世界的な賞やランキングに選ばれ続けている高級ホテルです。

2022年8月28日(日)までの期間限定で、37階の広東料理「センス」の料理長ふたりが、シェフソムリエとヘッドバーテンダーとともにつくりあげた、オリジナルウイスキーとの特別ペアリングディナーが提供されています。

ホテル_1,東京_1,レストラン_1,酒_1
オリジナルウイスキー特別ペアリングディナー ¥40,700(8品のコース料理、そのうち7品はドリンクペアリング付き)、¥35,200(8品のコース料理、そのうち4品はドリンクペアリング付き)

センスを代表する料理を含めた8品のコース仕立てになっており、オリジナルウイスキー3種を異なる飲み方でペアリングとして楽しめます。

オリジナルウイスキーは、5大産地の原酒をブレンドし、フランスボルドー地方サン・テミリオン地区の第一特別級Aシャトーのワイン樽で後熟させた「イチローズモルト」によるプライベートカスク。世界的に高評価を得る「イチローズモルト」による非常に希少なウイスキーは通常、本数限定でボトルキープのみで販売されています。グラスで体験できる機会は今回が初となっているので、ぜひお見逃しなく!

異なる飲み方で提供されるウイスキーの味と香りの違いを感じ、「センス」の料理とのペアリングを堪能できる特別なディナー。気になるペアリングの一部をご紹介します。

マンダリン オリエンタル 東京の広東料理「センス」でいただくオリジナルウイスキーとの特別ペアリングディナー

■1:香港焼き物盛り合わせ×オリジナルウイスキーストレート

東京_2,ホテル_2,レストラン_2,酒_2
「香港焼き物盛り合わせ」

香港と同じ仕込みで作り上げられる焼き物は、一口サイズの肩ロースの叉焼、皮つき豚バラの焼肉、仔豚の丸焼き。叉焼は、オーダーを受けてから焼き上げるというこだわりが反映された逸品です。

ペアリングとして提供されるのは、ストレートのオリジナルウイスキー。芳醇なウイスキーの香りが、芳ばしい焼き物のロースティな風味と醤や味噌の味わいを引き立ててくれます。

■2:文華廳伝統の舌平目のブラックビーンソース炒め “ドラゴンボート”仕立て×オリジナルウイスキーロック

東京_3,ホテル_3,レストラン_3,酒_3
文華廳伝統の舌平目のブラックビーンソース炒め “ドラゴンボート”仕立て

舌平目のブラックビーンソース炒めは、マンダリン オリエンタル 香港の広東料理「マン ワー(文華)」の伝統料理です。香港で6月に開催される伝統的な競技「ドラゴンボート」で使用されるボートに見立てて提供される料理は、見た目にもインパクトがありますよね。

ペアリングはオリジナルウイスキーのロック。ワイン樽で後熟させたオリジナルウイスキーの柔らかなタンニンのコクが、舌平目やブラックビーンの味や風味を優しく包み込み込んでくれますよ。

■3:ジャスミン茶でスモークした鳩の香り揚げ×2014 テンサイ スカイライン オブ ゴビ セレクション マルスラン 新疆ウイグル自治区 中国

東京_4,ホテル_4,レストラン_4,酒_4
ジャスミン茶でスモークした鳩の香り揚げ

広東でよく食べられる食材である鳩。伝統的な方法の仕込みにアレンジを加えて仕上げた鳩の香り揚げは、ミディアムレアの状態に仕上げられています。ジャスミン茶でスモークする製法を用いるなどふたりの料理長が以前学んだレシピを基にアレンジを加えた一皿になっています。

ペアリングは、2014 テンサイ スカイライン オブ ゴビ セレクション マルスラン 新疆ウイグル自治区 中国。赤ワインのエキゾチックなスパイスの香りが複雑な味わいを演出し、鳩の旨味や風味をより一層感じることができます。

■4:北海道産花咲蟹の卵白炒飯 干し貝柱と脆米のアクセント×オリジナルウイスキーハイボール

東京_5,ホテル_5,レストラン_5,酒_5
「北海道産花咲蟹の卵白炒飯 干し貝柱と脆米のアクセント」

干し貝柱のサクサク感、揚げ米のカリカリ感、卵白のフワフワ感など、さまざまな食感が楽しめる炒飯です。日本人好みのモチモチ感を味わえるよう、魚沼のコシヒカリを1割ブレンドしているなど、細部にまでこだわった炒飯に仕上がっています。

ペアリングは、オリジナルウイスキーのハイボール。炭酸の刺激がウイスキーの香り豊かなスパイス香を引き出してくれるだけでなく、炒飯の蟹や干し貝柱の風味をより豊かにしてくれます。

■5:焼きパパイヤに詰めたジャスミンカスタードと黒タピオカ×オリジナルウイスキーストレート

東京_6,ホテル_6,レストラン_6,酒_6
「焼きパパイヤに詰めたジャスミンカスタードと黒タピオカ」

コースを締めくくるデザートはパパイヤを使った一品です。半分に切ったパパイヤの種を取り、紅糖という広州産赤砂糖でオーブン焼きにし、種のあった部分に、ジャスミン茶でアクセントを付けたカスタードと種に見立てた黒タピオカを入れたという、見た目も楽しいデザートです。

ペアリングには、オリジナルウイスキーのストレートをどうぞ。「センス」の料理とオリジナルウイスキーの持つ味わいを最大限に引き出し合うペアリングは、最後の一皿に相応しい贅沢な味わいになっています。


ここでしか味わえない料理とウイスキーによる最高のペアリング。お酒が好きな方は、この機会にぜひ自分の舌で味わってみてはいかがでしょうか。きっと至福の時間になるはずです。

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。