京都生まれの写真家・田原桂一さんの写真展が、2022年7⽉1⽇(⾦)~7⽉31⽇(⽇)AMMON KYOTOにて開催されます。田原さんは、アルル国際写真フェスティバル⼤賞を始め、数多くの名誉ある賞を得るとともに、カルティエやドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントも務めました。今回の個展では、田原さんの名作トルソーシリーズに焦点が当てられています。

本誌にも度々、ご登場された田原氏の奥さまである田原博子さんが今回の個展のタイトル、ステイトメント、そしてキュレーションと全てを担当されています。

柔らかく、力強い“光”の痕跡を感じて

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Torse,1990s,Gelatin silver print,Sheet size:30.4x40.3cm,Image size:22.8x34.7cm

“光”の美しさに魅せられ、生涯“光”を追い続けた田原さん。今回の個展で焦点を当てられるトルソーシリーズは、田原さんの代表作のひとつとも言える名作です。

トルソーシリーズの作品は彫刻が被写体。彫刻を照らし出す、柔らかくも力強い“光”がモノクロで表現されています。まるで“光”そのものに手触りがあって、彫刻に触れる“光”の感触を写し取ったかのよう。

写真展のタイトル「光と戯れながら」に表現されるとおり、田原さんが写真という形状に捉えようとした“光”の痕跡を、肌で感じられるような機会です。

 

写真家・田原桂一さん プロフィール

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田原桂一さん(C)Tadayuki Minamoto

1971年に渡仏。そこで出会った⽇本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光の衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降、2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。

1977年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル⼤賞を受賞、⼀躍世界的な脚光を浴び、⽇本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、⽊村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術⽂化勲章シュバリエ、パリ市芸術⼤賞など数々の受賞を重ねる。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドの⽇本⼈初のブランディングコンサルタントとして様々な広告、企画を⼿掛ける。

2004年、東京都庭園美術館にて「⽥原桂⼀ 光の彫刻展」を開催。未だに語り継がれる。

2017年、プラハ国⽴美術館にて、世界で最も注⽬を集める芸術家のゲルハルト・リヒターやアイ・ウェイウェイと肩を並べ、シリーズ「Photosynthesis1978-1980」の世界初となる⼤規模な展覧会が開催された。

〈田原 桂⼀「光と戯れながら」 Part1 トルソーシリーズ ~美徳のゆらめき~詳細〉

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  • 後援/在⽇フランス⼤使館、アンスティチュ・フランセ⽇本
    会期/2022年7⽉1⽇(⾦)~7⽉31⽇(⽇)
  • 会場/AMMON KYOTO
    所在地/京都市中京区三条通河原町東⼊中島町87
    営業時間/11:00~19:00、無休


以上、京都で開催される田原桂一さんの個展についてご紹介しました。光の美しさと迫力を生涯追い続けた田原さんの作品を、ぜひ直接感じ取ってみてください。

問い合わせ先

AMMON KYOTO

TEL:075-366-4400

この記事の執筆者
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