背中のハミ肉の原因、実は脂肪ではなく、「姿勢の悪さ」にあり。デスクワークなどで長時間の前屈みの姿勢が続き、肩甲骨周辺を動かさないと、肩甲骨周りの筋肉がガチガチに固まってしまいます。これによて筋肉にハリがなくなるし、血流がダウンしてむくみやすい状態に…。これがハミ肉の原因です。

まずはストレッチを行うことで、肩甲骨を正しい位置へと戻すことが得策。これで姿勢が良くなり、スッキリとした背中に変わっていきますよ。

筋肉を正しい位置に戻せば、美しいボディラインをつくるのは簡単!と語るエイジングデザイナーの村木さんが教えてくれるのが壁を使った肩甲骨のストレッチ。たったこれだけ!?と思うくらい簡単なので、こまめに行うのがおすすめですよ。

■Step1:壁を背にして立ち、手の小指を壁につける

肩幅に足を開き、壁を背にして立ちます。手は斜め45度くらいの角度で自然におろし、手の甲を壁にフィットさせます。これが基本姿勢です。

壁を背にして立ち、手の小指を壁につける
 

■Step2:手の小指を壁につけたまま、肩を前に押し出しストレッチ

右手の小指を軸にして、右肩を前に出すようにして体を起こします。そうすると肩甲骨の周りの筋肉がストレッチされる状態に。このまま大きく3回深呼吸を。これを3回繰り返します。反対側も同様に行いましょう。

手の小指を壁につけたまま、肩を前に押し出しストレッチ
 

【まとめ|背中のハミ肉を解消!肩甲骨ストレッチ4か条】
1.背中のハミ肉の原因、実は脂肪ではなく、「姿勢の悪さ」にあり。
2.デスクワークなどで長時間の前屈みの姿勢により、肩甲骨周りの筋肉がガチガチに。
3.これによって筋肉のハリも血流がダウンしてむくみやすい状態に…。
4.ストレッチを行うことで、肩甲骨を正しい位置へと戻すことが得策に。

以上、「背中のハミ肉を解消!肩甲骨ストレッチ」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は7月9日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『鼻のむくみ・ゆがみとり!顔印象変わる 美鼻矯正』(講談社)が発売中。 Instagram
 
体験者:松藤あつこさん
(40歳・化粧品会社経営)
「始める前に、たったこれだけでいいんですか!?と思いましたが、実際やってみると肩甲骨の下側がしっかりとストレッチされて、背中がとってもラクになる感覚に。カチカチになっていた筋肉が緩んだようで、腕の動きまでにラクになりました。スッキリ背中を目指してこまめにやろうと思います」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子