残暑の今、存在感光る「プリントボトムス」を取り入れるには？主役級アイテムのこなれコーディネート術３選【海外スナップ】

大人のおしゃれ心を刺激する、主張あるプリントのアイテム。この季節ならボトムスで取り入れて、トップスで涼しげな夏らしい抜け感を添えて。そんなこなれたスタイリングを披露していた、ファッション賢者3名のコーディネートをご紹介します。

■１：シャーロット・ グレネヴェルドは…今夏マストなタンクトップで個性的なプリントをカジュアルダウン

Iラインのシルエットでスッキリ見え効果も期待できます。

2022年7月5日、パリ ファッションウィークにニューヨーク在住の人気ファッションブロガーであるシャーロット・ グレネヴェルドが登場。タイダイプリントが施されたロングスカートにホワイトのタンクトップの組み合わせです。

スカートはプリントのうえに、ブランドのアイコンがあしらわれた手の込んだもの。シックなカラーながらそれだけで存在感ある一着を、日差し輝く夏のストリートに似合う軽快な装いにしているのが、ホワイトのタンクトップです。彼女のように襟元の詰まったアメリカンスリーブのデザインなら下着感なく、トレンド感たっぷりに装えます。足元をフラットサンダルで外しているのも今年らしい。

ゴールドのジュエリー＆艶やかなレザーのバニティバッグで品格をトッピングして、清々しく優雅なスタイリングを完成。

■２：マリー・フォン・デン・ベンケンは…大胆プリントはジェンダーレスなオーバーサイズTシャツでドライに着映えて

センターで分けたストレートヘアがパンツと同色のイヤリングを引き立てています。

2022年7月21日、ドイツ・ベルリンでモデルのマリー・フォン・デン・ベンケンをキャッチ。大柄フローラルプリントのワイドパンツに、ホワイトTシャツをコーディネートしていました。

ペールグリーンのパンツはハッと目を引く主役級アイテム。シンプルなTシャツを合わせてサラッと街着に落とし込むのが正解です。ともにルーズなシルエットですが、Tシャツの袖をロールアップし、裾のセンターはタックインして、着こなしに工夫することでスタイルアップが叶います。

足元はシルバーのポインテッドトウでエッジーなスパイスを添えて、コーディネートを都会的な雰囲気に後押し。レザー素材のホワイトバッグが爽やかさをキープしつつ全身をクラスアップしています。

■３：カルラ・ジノラは…ロゴタンクでひと癖プリントをヘルシーかつモードに着こなして

肌見せを洗練されたムードにする小麦肌

2022年7月3日、パリ ファッションウィークにあらわれた、元サッカー選手のダヴィド・ジノラの娘で、フランス出身のモデルでもあるカルラ・ジノラ。建築や文字がプリントされたハイウエストパンツ＆ロゴの入ったタンクトップで颯爽とストリートを歩いていました。

パンツは絵画と手書きの書物をデザインしたような、アンティークな趣もある個性的なプリント。とはいえ、ペールピンクをメインとしたスモーキーなトーンなので肌馴染みよく、シックな雰囲気です。

トップスは洗練された字体のロゴが、パンツのテンションとマッチするタンクトップをセレクト。抜け感たっぷりのアイテムで旬の空気をまとって。パンツのプリントと彩度の合うグリーンのパンプスと、ブラックレザーのショルダーバッグでエレガンスを添え、開放感とスタイリッシュさのさじ加減が絶妙な着こなしに仕上げています。

インパクトあるプリントボトムスを、夏の定番トップスでカジュアルに仕上げた「こなれスタイル」をご覧いただきました。涼やかでありながら洒落感が味わえる装い、是非参考にしてみてくださいね。