デイリースタイルに欠かせないデニムを今のシーズンらしく涼やか、かつヘルシーに導いてくれる「ブルー」。そんな小気味よい青を取り入れて、上品に着映えていた3名のファッション賢者の着こなしをご紹介します。

■1:アレクサンドラ・ゴロヴァノフは…モードなデニムは鮮やかブルーで気品をプラス

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アンクレット風の飾りがついたシューズでフェミニンさを添えて。

2022年7月5日、パリ ファッションウィークに現れたフランス人ジャーナリストでデザイナーのアレクサンドラ・ゴロヴァノフ。バッグ&デニムのブルーの彩度をそろえ、洗練度をアップした着こなしを披露していました。

装いの軸となるのは、ルーズなジョガーパンツ風のデニム。明るいブルーの色味とサイドに入ったライン、さらにロールアップして足首を見せることでが軽快さを高めています。個性的なパンツに合わせるトップスは、詰まり気味の襟元&ぴったりとコンパクトなサイズ感のものをチョイス。トップスを小さくボトムスは大きく、の緩急のついたスタイルは今年人気の最旬シルエットです。

足元はホワイトを選んでモード感を後押し。ブルーを差し色にして軽やかに品よくまとめたスタイリングです。

■2:ソフィア・コッポラは…明るいデニムをネイビーブルーでジェンダーレスにすっきり着映えて

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ハイウエストデニムにTシャツの裾をインしてバランスよく。

ニューヨークのストリートで映画監督のソフィア・コッポラをキャッチ。ベーシックなストレートデニムにネイビーブルーのTシャツを合わせたワンツーコーディネートです。デニム以外のアイテムはブルーで統一して、シックなカラーリングに。落ち着いた配色が、トートバッグやフラットサンダルといったカジュアル小物を洗練された佇まいに演出しています。

装いの仕上げにゴールドのジュエリーをトッピング。定番を組み合わせに品格を添え、グッとエレベートしています。

■3:ソフィア・ローは…ジャケットコーデを柔らかブルーで小気味よく仕上げて

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キュッとオールバックにまとめたヘアですっきりと。

2022年7月4日、パリ ファッションウィークに登場したインフルエンサー兼スタイリストのソフィア・ロー。濃いめブルーのワイドなデニムにネイビーブルーのジャケットを合わせたシックな装いです。着こなしにこの季節らしい明るさを添えているのが淡ブルーのバッグ。彩度が高いものの、服と同じトーンなので、凛とした着こなしのテイストを乱すことなくアクセントをプラス。あか抜けた印象にランクアップしています。

コンパクトなジャケットは、盛夏には旬のタンクトップをインナーに着て、よりカジュアルなムードに装うのもおすすめです。


夏デニムにシックな清涼感をまとわせる、ブルーを取り入れた着こなしをご紹介しました。清々しいカラーを投入することで、シンプルなコーディネートでもフレッシュさと洗練度がアップ。端正な色味は好感度も高いので、ぜひ、デニムコーデの参考にしてみてください。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田 朝子