落ち着いたカラーで優雅さを高めたり、きちんと感のあるシルエットに大胆な色使いをプラスすることで遊び心を感じさせたり…。思い思いの着こなしを楽しんでいたセレブたちのスナップをピックアップしました。

■1:ジュリアナ・マルグリーズは…穏やかなキャメルで繋ぎエレガンスを醸して

フィット&フレアのシルエットで、優美な佇まいへ。
フィット&フレアのシルエットで、優美な佇まいへ。

NYでキャッチされた女優のジュリアナ・マルグリーズ。プリーツスカートのクラシカルさが引き立つような、穏やかな色使いの装いを見せました。

まとう人に気品を授けてくれる、柔らかな表情のキャメルを基調としたコーディネートは、サマーニットトップス、微光沢のあるプリーツスカートのように、異素材をミックスし間延びを防止するとのっぺりしません。さらにスカートは、やや広めのひだと細かなひだがレイヤードされたようなデザインで、ひと匙のモードを加えると無難にならず着映え力がアップします。

足元には、キャメルと馴染みの良いベージュのパイソン柄サンダルをセレクト。ストラップのデザインがユニークな黒ショルダーバッグを投入すれば、ベーシックカラーながらも個性の宿る着こなしが完成です。

■2:アマンダ・ホールデンは…優しげなニュアンストーン投入で品よく華やかに

ピンク×ブルーの生き生きとした配色も、柔和なカラーでしなやかにすると大人顔。
ピンク×ブルーの生き生きとした配色も、柔和なカラーでしなやかにすると大人顔。

女優、歌手のアマンダ・ホールデンをロンドンでキャッチ。フェミニンやエレガントな着こなしがお得意のアマンダは、この日、夏らしいカラースタイルを堪能していました。

夏コーディネートの相棒的存在のTシャツは、コンパクトなシルエットできちんとした印象を添えながら、ごく淡いピンクを選ぶことで定番をアップデート。同じカラーのミニショルダーバッグを投入し、柔らかなニュアンスを漂わせました。スカートは、なだらかに広がるプリーツスカートを選ぶことでTシャツスタイルに気品をプラス。トップスカラーとメリハリのつくキレイ色のライトブルーが、夏のシーンによく映えています。さらにピンクのボタニカル柄が、サマームードを後押し。

足元は白のスニーカーを選び、軽やかさを足しつつ抜け感を演出。シンプルなローテクデザインが、きれいめカジュアルの着こなしによくマッチしています。

■3:ジャスミン・トリンカは…フレッシュなグリーンが夏の街中で瑞々しく映える

キャッチーなグリーンの装いは、ボーダー×プリーツでリズミカルに。
キャッチーなグリーンの装いは、ボーダー×プリーツでリズミカルに。

第75回カンヌ国際映画祭にて、監督・脚本を務めた『Marcel!(原題)』のフォトコールに登場した、イタリアの俳優ジャスミン・トリンカ。夏の街中で清々しいオーラを放つ、グリーンの着こなしを披露しました。

季節感のあるボーダートップスは、ゆったりとしたシルエット、太めのピッチでリラックス。レイドバックなディテールながらも、クロップド丈ならコンパクトにまとまるのでラフに傾きすぎません。そこにカラーをリンクした細かなプリーツのスカートを合わせ、メリハリときちんと感を授けました。落ち感のあるとろみ素材とフルレングス丈が、歩くたびにドラマチックな躍動感を醸します。

白スニーカーで軽やかな足取りを叶えながら、アップヘア、シルバーのフープピアスで涼感を足してフィニッシュ。


色使いで周りと差をつける、夏の「プリーツスカート」コーディネートをご紹介しました。上品なカラー、夏らしいポジティブカラー… 色選び、色合わせによって個性を引き立ててみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香