【目次】

「2月の平均気温」は?


 

東京を例にして2022年1月を振り返ると、平均最高気温は13.8度、平均最低気温は3.8度でした。2月上旬の寒さを過ぎると、だんだんと気温が上昇してきて春らしさを感じる日も。とはいえ朝晩の寒暖差が大きいので、服装で調整できるようにしておくと安心です。

 

気温1度〜11度の「上旬」服装ポイント3つ


立春がやってくる2月上旬。春服も徐々に店頭に並び始めますが、気温で見るともう少し冬の厳しい寒さが続きます。本格的な冬の装いをする最後のタイミングと考え、防寒とお洒落を両立させましょう。

「ダウン」で寒さから身を守って

寒さの厳しい日は、防寒性や保温性に優れた「ダウン」が重宝します。アウトドアやカジュアルに傾きすぎず、シティに馴染む着こなしをピックアップ。

シャープな白黒できりっと見せる

 

暖かなダウンコートは、白をセレクトしレフ板効果を授け、表情をぱっと明るく。黒で統一したスリットパンツ、ブーツの美脚コーデは、ショート丈のコートで脚長効果を上乗せ。

ベージュを基調として見た目のぬくもりを高める

 

ベージュで統一したダウンコートとパンツで見た目のぬくもりをアップ。柔らかなカラーは、モカブラウンのトップス合わせで奥行きを添えながら適度に引き締め。ニュアンス配色がぼんやりしないよう、足元には真っ白のスニーカーを投入しキレよく。

チアフルなピンクを覗かせ新鮮に

 

足元まであたたかいロングダウンコートは、黒とキルティングのディテールですっきり見せ。パンツも黒で統一したら、ピンクのパーカを投入しフレッシュな表情へ。小物は白を選べば、リズミカルに着地。

「ブーツ」で足元を寒さから守って

足元の冷えが気になる2月上旬。風を通しづらい「ブーツ」を取り入れ、体感温度を引き上げると安心です。

淡いトーンを重厚感のあるブーツで引き締め

 

ぬくもりで包み込んでくれるような白のファーコートに、アイスブルージーンズ、トップグレーのマフラーを掛け合わせワントーンコーディネートをメイク。小物は黒で統一し引き締めつつ、重厚感のあるブーツを選ぶことで格好良さをミックス。

スキニーパンツとロングブーツですっきりと

 

ダークグリーンのオフタートルニットに、セージグリーンのキルティングダウンを重ねグラデーションに。落ち着いた色味のグリーンにマッチするよう、ボトムは黒で統一。スキニーパンツとロングブーツを一体化させれば、すっきりとまとまります。

ロングコートからニュアンスのあるブーツを覗かせて

 

ドロップショルダー、ゆったりとした身幅のウールコートは、共布ベルトでウエストマークしメリハリシルエットを形成。穏やかなカーキコートの裾からエクリュのブーツを覗かせ、ニュアンスを醸すとこなれた印象に。

「防寒小物」であたたかさをアップ

まだまだ寒い2月上旬、もう少し「防寒小物」を活躍させたいです。マフラーや手袋など、冷えやすい箇所を守る小物を投入し快適さを叶えて。

ピンクのダウンとマフラーで華やぐ

 

寒さから身を守ってくれるダウンジャケットは、ブライトピンクを選ぶことでポジティブオーラを振りまいて。そこに同色のストールを加え、防寒力と洒落感をアップ。下半身は黒で統一し、鮮やかカラーをモードに誘導。

レザーグローブ投入でぴりっと辛口に

 

オレンジのノルディックニットにベージュコート、ブルージーンズを合わせた冬のカジュアルコーディネートは、黒小物投入で大人らしく。ストールを垂らし縦長効果を作りつつ、レザーグローブでスパイスを投入するといっきにあか抜け。

ムートンシューズでぬくぬくと

 

ストイックなオールブラックコーディネートは、デニムパンツ投入で気負いなさを演出しながら、親近感たっぷりのムートンシューズ合わせでリラックス。足元にもこもことしたベージュのムートンを迎えれば、それだけでオールブラックにぬくもりが宿ります。

気温2度〜12度の「中旬」服装ポイント3つ


最高気温が15度前後になる日も出てきて、春らしさが少しずつ顔を覗かせるのが2月中旬です。しかし、引き続き朝晩の冷え込みは強いので、冬アウターをしまうのはもう少し先。またレイヤードで服装の調整できるようにしておくのがおすすめです。

「ニット×アウター」が過ごしやすい

寒い時はアウターでしっかり防寒、暖かい時にはニット一枚で…。厳しい寒さから解放され、暖かい日も出てくる2月中旬は「ニット×アウター」のコンビが重宝します。コート姿、ニット姿どちらも絵になるスタイルを叶えた実例をピックアップ。

黒をベースにして凛としたオーラを醸す

 

シックなムードを湛えた黒を基調とすることで、凛としたムードを演出。ブルーデニムパンツ、スニーカーで外し抜け感を宿せば、こなれた着こなしが完成します。

チェック柄パンツで華やぎを添えて

 

存在感のあるダークブラウンのムートンコートを脱いだ時でも絵になる、ブラウンのチェック柄パンツを頼りに着映え力アップ。ぬくもりを感じさせる組み合わせなので、足元にはシンプルカジュアルなローテクスニーカーを迎え、適度な抜け感を。

シックな黒に優しいピンクベージュを重ねて

 

コートを脱いだときはシックなオールブラックに、コートを重ねたときはピンクベージュが効くしなやかな着こなしに… どんな時も絵になる組み合わせが頼りになります。薄手のタイツに黒靴下を重ね、足首周りを保護すれば寒さもこわくありません。

「レイヤード」で調整可能な着こなしへ

気温が上昇したときに、厚着しすぎたかも…? なんてことがある2月中旬。「レイヤード」術を使って、服装で体温調整できるようにしておくと便利です。

アウターの重ね着でマンネリ回避

 

白のタートルネックトップスに、ブラウンのチェック柄コート、そしてベージュのパンツでぬくもり感じる着こなしへ。トップスとアウターの間にデニムジャケットを挟めば、寒色×暖色になりメリハリが宿ります。

異素材の白を重ねて奥行き作り

 

シンプルな白カットソーに、同色のニットカーディガンを重ねて奥行きを演出。そこにダークブラウンのロングレザーコート、ベージュパンツをかけ合わせしなやかな佇まいへ。アクセントとして、ゼブラ柄のバッグとゴールドチェーンネックレスを加え、モダンに。

親しみやすいアイテムを忍ばせカジュアルミックス

 

淡いグレージュで統一したVネックニットとコートの組み合わせのインに、シンプルな白カットソーを合わせカジュアルダウンしながら色の抑揚をプラス。ボトムも、レギンスとムートンローファーの組み合わせにリブソックスを加え、小気味よく仕上げて。

「タートルネック」で首元を保護

寒さを感じやすい首元。だんだんと暖かさを感じるようになる2月中旬ですが、「タートルネック」トップスで首元を保護しておけば、少し薄手のアウターを重ねていたとしても安心です。

白をバランスよく覗かせ軽やかに誘導

 

黒を基調としたコーディネートは、ナイロン、ウール、レザーの異素材ミックスで単調さを回避。そこに白のタートルネックニットトップスを加え、顔周りをシャープに整えて。さらにボトムスでも白をリピートし、黒を軽やかに味付け。

テイストミックスでこなれ感アップ

 

オフタートルネックの白スウェットトップスに、セットアップのパンツを合わせゆるりとリラックス。そこにベージュトレンチコート、チャンキーチェーンストラップのバッグを加えきちんと感をミックス。仕上げに差し色として、鮮やかグリーンのハイカットスニーカーをプラスすると着映え力がアップします。

シャツのインをきりっと引き締め端正に

 

清潔感のある淡いブルーシャツに、柔らかなベージュロングコートを合わせ春らしい配色を意識。黒のタートルネックニットをシャツの中に仕込みつつ、パンツとバッグも色を統一し端正に整えて。

気温4度〜14度の「下旬」服装ポイント3つ


そろそろ服装に春らしさを取り入れたい! と感じるようになる2月下旬。春の定番アウターや淡いカラーを取り入れることで、新たな季節感をうまくミックスしましょう。また、ワンピースやスカートなど、ふわっと軽やかに揺れるアイテムもおすすめです。

「ニット×トレンチコート」で春めく

冬コートを、春の定番アウターである「トレンチコート」に置き換え新たな季節を呼び込んで。まだ寒さも残っているので、コートのインには「ニット」を合わせておくと快適です。

トレンチコートをニットで挟んで立体的に

 

タートルネックニットとデニムパンツであたたかさを確保しながら、白とライトブルーで爽やかに。そこにグレージュのトレンチコートを重ね、春らしさを底上げ。さらにボーダーニットをストールのように肩に巻き、立体感アップ。

ぱっと華やかな白で明るさを灯す

 

ベージュが定番のトレンチコートは、柔らかな白を選んで周りと差をつけながらブライトアップ。バッグ、パンツも白で統一し、爽やかな春のムードへ誘導。ベージュハイネックニットでニュアンス配色にしたら、黒ブーツで適度に引き締め。

ベージュトレンチコートでクラシカルに

 

ダブルボタンのベージュトレンチコートをドレスのように着こなし、グッドガールな面持ちへ。凛としたコートスタイルに、黒アイテムを投入し品格を漂わせて。ほんのり辛口なレザーグローブが好アクセント。

「春色」で気分を一新

春の到来という高揚感を体現すべく、着こなしに「春色」を投入。あたたかさは確保しつつ、気分が一新できる春色コーディネートをお届けします。

パステルカラーを重ねて春のときめきを演出

 

淡いパステルブルーのツイードジャケットに、同じトーンのグリーンメランジコートを重ねて春を感じる華やかコーディネートへ。ブルージーンズ、白スニーカーで外しあえて脱力させれば、あか抜けた表情に着地。

甘いピンクは黒合わせで糖度を抑えめに

 

蕾を開く花を想わせる、淡いピンクのニットアップを活用。甘いカラー、ゆったりシルエットを引き締めるように、黒のナイロンジャケットでスパイスミックスにすると大人顔。さらに赤の差し色を効かせ、キャッチーに。

ブライトイエロー投入で生き生きと

 

黒で統一したトップス、ジャケット、タイツは、異素材ミックスで表情に変化をつけて。ニットのインに白シャツを仕込めば、立体感と保温性アップに繋がります。端正なブラックコーデにブライトイエローのバッグを加え、生き生きと。

「ワンピース」や「スカート」で軽快に

ふわっと揺れる「ワンピース」や「スカート」で軽快さを取り込み、春の始まりを感じさせて。爽やかなカラーを選ぶとより身軽に整います。

重厚感のあるブラウンとの対比を楽しむ

 

ベージュのハイネックニットに、ブラウンのムートンブーツを合わせぬくもりを演出。そこにトップスとは相反する軽やかなミントグリーンのレーススカートを掛け合わせ、メリハリの効いた着こなしへ。

素材と色にたっぷり変化をつけ着映える

 

重厚感のある黒のレザーコートとブーツに、軽やかな素材感、爽やかなブルーのプリーツワンピースを合わせ軽重を表現。真逆のイメージを組み合わせれば、それぞれの持ち味が一層引き立ちます。

白のティアードスカートで足取り軽やかに

 

余寒に対応するベージュのウールロングコートに、白のティアードスカートを合わせ足取りを軽やかに。ドット柄タイツと黒ポインテッドトゥパンプスを合わせ、足元をシャープに整えると洗練された表情にまとまります。

この記事の執筆者
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