「不知火」ってなんと読む?「ふちび」ではありませんよ!

明日・10月3日『センサの日』です。センサとは、一般的に「センサー」と呼ばれる、検知・検出機器の総称です。品質管理や生産ラインの自動化など、さまざまなセンサの製造販売を手がける企業が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定された記念日になります。日付を「1003」と表記した際に「センサ」と読む語呂合わせから、10月3日が選ばれました。一般消費者に近いところでは、体温を検知するセンサや、農作物の糖度などを測るセンサ、また昨今では、健康管理に役立つスマートウォッチなど、私たちの生活は、様々なセンサの活躍に支えられていますよね。

ということで本日は「検知」「検出」の「知」「出」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「不知火」ってなんと読む?

「不知火」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「九州の有明海や八代海で、漁船の漁火が異常屈折によって光像を作るために起こる、夜間無数の光が明滅する現象」という意味の言葉です。

<使用例>

「九州に旅行したとき、不知火を見ることができて、とても幻想的だったわ」

読み仮名4文字です。
読み仮名4文字です。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 不知火(しらぬい)です。

読めましたか?
読めましたか?

「不知火(しらぬい)」という言葉、耳にされたことはあると思いますが、正確な意味はご存じだったでしょうか?相撲の横綱の土俵入りの型の名称に「不知火型(しらぬいがた)」と使用されていたり、柑橘類の品種名になっていたり、また、さまざまなエンタテイメントのキャラクター名として使用されていたりしますね。現代では、幻想的な火のイメージ等を表現する名称として、よく使用される言葉です。

さて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「出会す」ってなんと読む?

「出会す」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「思いがけなく出会う。ばったりと行き会う」という意味の言葉です。

<使用例>

「まさか、こんなところで豪雨に出会すなんて…!」

「○○○す」または「○○○〇す」。
「○○○す」または「○○○〇す」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 出会す(でくわす/でっくわす) です。

※出交す(でくわす/でっくわす)とも表記します。

「でくわす」という表現は、現代の日常会話でもしばしば使用されますが、表記はご存じなかった方も多いのでは?正解できたでしょうか?

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本日は、10月3日『センサの日』にちなんで、「検知」「検出」の「知」「出」という字の入った日本語から、 

・不知火(しらぬい)

・出会す(でくわす/でっくわす)

の読み方についておさらいいたしました。

この記事の執筆者
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Precious.jp編集部 
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参考資料:『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(株式会社小学館)/一般社団法人日本記念日協会ウェブサイト/『漢字ペディア』(公益財団法人日本漢字能力検定協会)/オプテックス・エフエー株式会社ウェブサイト
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ILLUSTRATION :
小出 真朱