背骨の一部分である「胸椎」。首の下からみぞおちのあたりまで12個積み重なっている骨なのですが、姿勢の悪さや肩コリ、腰痛などに大きく関わる重要な脊椎です。

背骨のなかでも硬くなりやすいのが「胸椎」。上半身をひねったり、反らしたり、丸めたりする動きの際、しっかりと回旋する必要があるのですが、硬く回旋しづらくなると上半身の動きが悪くなるだけでなく、その上と下にある「頚椎」「腰椎」に負担がかかり、肩コリ、首コリ、腰痛を引き起こしてしまいます。

「胸椎」が硬くなるのは、長時間のパソコン作業やスマホチェックなどの姿勢の悪さが原因。前傾姿勢の猫背のまま、動かないとガチガチに凝り固まってしまうのです。これによって肩コリ、腰痛だけでなく、呼吸がしづらくなり浅い呼吸になるので、体調不良につながることも…!

なので、スマホ、パソコンユーザーは全員、胸椎を緩める対策は必須。そこでエイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれるのが、壁さえあれば、どこでも簡単にできるストレッチ法。上半身がスッキリ、ラクになるのでおすすめですよ。

■Step1:右手で壁を押しながら、左肘を右肘に当てる

足は腰幅に開いて立ち、右手で壁を押すような体勢になります。このとき腕は曲げずにしっかりと伸ばしてください。そして、左肘を右肘につけます。

右手で壁を押しながら、左肘を右肘に当てる
 

■Step2:右腕を伸ばして押し、みぞおちからひねるように体を開く

右腕をしっかりと伸ばして押す、その力を利用しながら体を開くようにひねります。その際、みぞおちからひねるように回転させて、左肘を斜め上に引き上げるように開いていきます。目線も左肘の方向に向けて、そのまま3回深呼吸を。これを左右10回ずつ行いましょう。

みぞおちを回転させるように左肘を外に向かって開く
 

【まとめ|猫背、肩こり、腰痛が改善。村木さん直伝・芯からほぐす「胸椎ストレッチ」4か条】
1.「胸椎」とは、姿勢の悪さや肩こり、腰痛などに大きく関わる重要な脊椎。
2.スマホやパソコンの長時間使用によって「胸椎」が硬くなりやすい。
3.肩コリ、腰痛に悩む人は、「胸椎」をほぐす=回旋の可動域を広げる対策がおすすめ。
4.この壁を使ったストレッチなら、簡単に「胸椎」ケアができて上半身がラクになる効果が。

以上、「猫背、肩こり、腰痛が改善。村木さん直伝・芯からほぐす『胸椎ストレッチ』」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は10月8日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『鼻のむくみ・ゆがみとり!顔印象変わる 美鼻矯正』(講談社)が発売中。 Instagram
 
体験者:長尾優子さん
(46歳・サービス業)
「このストレッチをすると、気づかないうちに上半身が固まっていて、胸椎を動かしていなかったのだな、というのがよくわかりました。簡単な動きなのに胸椎がしっかりと動いて、肩も背中も腰もすごくラクになるのを実感しますね。壁があればできる手軽さもいいですし、リフレッシュ効果も抜群です」
 
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子