サンローラン・スタイルを象徴する“ミューズ”「ベティ・カトルー」のパーソナリティと美学に迫る『BETTY CATROUX-YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展』開催

ムッシュ イヴ・サンローランとベティ・カトルー
左から/「サンローラン」の創業者ムッシュ イヴ・サンローランとベティ・カトルー(C)All rights reserved Betty Catroux, Place de l’Odéon, Paris 1980

「サンローラン」の創業者ムッシュ イヴ・サンローランが、自らの“片割れの女性“と呼ぶほどの盟友となり、サンローラン・スタイルを象徴するミューズとなった女性「ベティ・カトルー」。

ブロンドの髪、ロング&リーンなシルエット、ちょっとボーイッシュでありながら、同時にフェミニンでもある。そんな「ベティ・カトルー」は、多くのアーティストに “永遠のファッションアイコン”として影響を与え、今もなお彼女とメゾンの親密な関係は続いています。

サンローランのスタイルミューズ「ベティ・カトルー」
Betty Catroux, Place de l’Odéon, Paris 1980

そんな「ベティ・カトルー」のこれまでにフォーカスした展覧会『BETTY CATROUX-YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展』が、 2022年11月19日(土)より東京・天王洲の「寺田倉庫 B&C HALL/E HALL 」にて開催されます。

サンローランのスタイルミューズ「ベティ・カトルー」
(C)Steven Meisel

「サンローラン」の現クリエイティブ・ディレクターであるアンソニー・ヴァカレロ監修のもと、エキシビジョン会場を「70’sという時代」、「デイ・ウエア」、「タキシード」、「アンソニー・ヴァカレロとベティ」などの7つのテーマでカテゴライズし、彼女のワードローブや、今もなお「サンローラン」のシグネチャースタイルに影響を与え続けている作品などを一堂に展示します。

現クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロが語る「ベティ・カトルー」

ベティ・カトルーとアンソニー・ヴァカレロ
左から/ベティ・カトルーとアンソニー・ヴァカレロ(C)David Sims

「ベティ・カトルー」のユニークなパーソナリティと美学に迫る今回の展覧会について、現クリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロは次のようにコメントしています。

「ベティについてすべてをご存知だと思っているでしょう。その魅力、サングラスの上にかかるブロンドの髪、ロング&リーンなシルエット、ちょっとボーイッシュでありながら、同時にとてもフェミニン…事実それがベティであり、それだけで素晴らしいのですが、彼女は派手な手法は使わず、行動し、考え、笑う、そんな風にサンローランのスピリットを体現する女性なのです。

メゾンのオーラを構成するすべてのもの、その魅力、神秘性、どこかスキャンダラスで少し危険をはらんだような、とらえどころのない魅惑的で素っ気ない態度、そうしたものが強くベティに現れるのです」


今回、「ベティ・カトルー」からピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団へ寄贈された作品が数多く展示されるのも見どころのひとつに!「ベティ」というひとりの女性を通して「サンローラン」に息づくエスプリや揺るぎないスタイルを紐解くこのエキシビジョンは、メゾンの新たな魅力を再発見させてくれるに違いありません。

“永遠のファッションアイコン”として今もなお影響を与え続けている「ベティ・カトルー」の軌跡をたどる貴重な展覧会。メゾンの歴史を解き明かす旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

『BETTY CATROUX-YVES SAINT LAURENT 唯一無二の女性展』アンソニー・ヴァカレロ監修

開催期間:2022年11月19日(土)〜12月11日(日)
開場時間:10:00〜19:00
会場:東京・天王洲「寺田倉庫 B&C HALL/E HALL 」
入場料:無料 ※事前予約制
https://www.ysl.com/ja-jp/displayname-betty-catroux-jp-page
住所:東京都品川区東品川2丁目1-3

問い合わせ先

サンローラン クライアントサービス

TEL:0120-95-2746

この記事の執筆者
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