ヴァン クリーフ & アーペルは、詩的で繊細な世界を宝飾で表現するフランスのハイジュエラー。幸福や愛をテーマに紡ぎ出されたジュエリーや時計は、多くの女性を魅了し続けています。

今回「ラッキー アニマルズ」コレクションに登場したのは、猫やライオン、ウサギなど、遊び心あふれる9種のクリップ(ブローチ)。それぞれの動物の毛並みや表情を表現するために、さまざまなストーンがもつ特徴を生かし、愛らしさに加え、リッチで繊細なクリップに仕上げています。

あなたの好きな動物はどれ?「ラッキー アニマルズ」全9種ご紹介

■1:ころんと愛らしいハリネズミ

■2:幸せの願いを込めて…ハト

■3:今にも捕まえたくなるリス

■4:キョトンと首をかしげるワンちゃん

■5:気まぐれな表情が魅力の猫ちゃん

■6:優しい表情で寄り添うライオン

■7:人気急上昇の愛されフクロウ

■8:美しい羽根が人気のハチドリ

■9:丸いしっぽがキュートなウサギ

ヴァン クリーフ & アーペルと動物モチーフの関係

創業時から、動物たちの世界をジュエリーで表現し続けているヴァン クリーフ & アーペル。その始まりは、1954年に発表された愛嬌たっぷりの動物たちが集う「ラ ブティック」コレクションでした。ハイジュエラーが、かわいらしく手軽に身につけられるジュエリーを手がけるという新たな潮流が生まれました。

ヴァン クリーフ & アーペル 「ラ ブティック」カタログ表紙、1966年 ヴァン クリーフ & アーペル アーカイブス © Publicis Conseil
ヴァン クリーフ & アーペル 「ラ ブティック」カタログ表紙、1966年 ヴァン クリーフ & アーペル アーカイブス © Publicis Conseil

なかでもライオンや猫のクリップは、そのいたずらめいた表情が人気を呼び、ヴァン クリーフ & アーペルを代表する新たなアイコンとなりました。そして2016年のコレクションでは、再び動物がテーマになり、つがいの動物たちが誕生。さらに新作も加わって「ラッキー アニマルズ」コレクションとして詩的に細やか表現された動物たちには、ヴァン クリーフ & アーペルの伝統が受け継がれているのです。

熟練の職人が生む、いきいきとした動物たち

この「ラッキー アニマルズ」コレクションの魅力は、それぞれの動物の特徴を引き出し、愛らしく表現しているだけではなく、使われた石の美しさをも感じられること。自然界に存在する石のもつ色調を最大限に理解し、動物たちの羽や毛皮を表現する繊細な作業は、卓越した職人の専門技術が必要です。

シルエットを縁取るゴールドビーズを手作業で艶やかに調整
シルエットを縁取るゴールドビーズを手作業で艶やかに調整

高い品質基準をクリアする石の選定、絶妙な石の組み合わせ、そしてそれらを切り出し、繊細なきらめきを生み出すために研磨する。これらはすべて、ヴァン クリーフ & アーペルが誇る職人たちによって行われています。

愛くるしい表情の決め手となるオニキスを注意深く配置
愛くるしい表情の決め手となるオニキスを注意深く配置

ジャケットやニットの襟元に、気軽に身に着けたくなるような親しみをもちながらも、ジュエリーとしての品格とクオリティを同時に満たしているレアなコレクション。「大人の遊び心あふれるアイテム」という表現は、このコレクションのためにあるといっても、過言ではないでしょう。

銀座本店と、新ブティック・心斎橋店で取り扱い中!

「ラッキー アニマルズ」コレクションを取り扱っているのは、銀座本店に加え、2018年2月3日(土)にオープンしたばかりの心斎橋店の2店舗。

ヴァン クリーフ & アーペル 心斎橋店の外観イメージ
ヴァン クリーフ & アーペル 心斎橋店の外観イメージ

心斎橋の中心地に位置するこの新店舗は、国内ブティック最大の面積を誇る大型路面店。ジュエリーやウォッチなどのハイジュエリーは1F、ブライダル コレクションは2Fにと、ゆったりとショッピングを楽しめるつくりになっています。内装の一部には、京都の西陣織の老舗の織物を用いるなど、そのインテリアも必見。関西にお住まいの方は「ラッキー アニマルズ」のチェックとあわせて、ぜひ心斎橋店を訪れてみてくださいね。

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
安念美和子