身長156cmのインテリアエディターDが、おすすめのアイテムを実際に体験しながらレポートする本連載。前回に続き、自身のインスタグラムで行ったアンケート結果にもとづいて、ソファの次に見直したいという声の多かったダイニングテーブルを、海外でも注目される国内発のグローバルブランド「タイムアンドスタイル」からピックアップします。

【関連記事:ソファを買い替えたい人必見!新たなくつろぎスタイルをつくる「タイムアンドスタイル」の低め&水平ソファ】

“良いもの”を日常使いすることで得られる満足感

食事やお茶の時間のほか、簡単な作業やリモートワークなどにも使われ、こまめに天板を拭くことが多いダイニングテーブルは、数ある自宅の家具のなかでも最も手を触れる機会の多いアイテムです。

そしてテーブルの天板は、住空間で床面の次に大きな水平面でもあるためインテリアのテイストを左右します。また、模様替えなどで縦横の向きを変えると動線が大きく変わるため、生活スタイルを変えてしまうほど大きな影響力がある家具でもあります。

さまざまな面で“満足感”をもたらしてくれる「タイムアンドスタイル」のダイニングテーブル『Lyon(リオン)』は、これから買い替えを検討している方におすすめしたい現代の名品といえます。

タイムアンドスタイルのダイニングテーブル「リオン」
【ブランド】タイムアンドスタイル 【商品名】リオン 【価格】¥418,000 【サイズ】幅1600×奥行き800×高さ730 (mm) 【材質】オーク(ナチュラルホワイト)

美しさ・丈夫さ・軽さを備えた“機能美”と“値頃感”にご注目!

『リオン』は、絵に描いたようなテーブルの基本形、4 本脚・長方形のダイニングテーブルです。遠目に見るとこれ以上ないほどにシンプル。生活感が出てしまいがちなダイニングコーナーを静謐な空間にしつらえてくれます。

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薄い天板と角のない丸みをもったエッジがつくり出す、アノニマスで柔らかな佇まい。

天板をぐるりと額縁のように45度で留めたフレームは、ほっそりとした脚の付け根を受け止めるように少し下まで伸びています。そしてこの少し下がった位置から脚を取り外すことができる仕様になっており、購入時の搬入や引越しのときにも運びやすくて便利です。

日常的に手を触れることが多いフレーム部分に無垢材(※)を用いることで物としての確かさを、形状的な魅力として3D方向におおらかな曲面を作り出しています。このおおらかなカーブがモダンな雰囲気をインテリアに演出してくれる効果があります。

※無垢材:一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したもの
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金具が一切見えない美しい天板裏。取り外し可能な脚との結合部分もなめらかに仕上げられています。

天板は枠組みした芯材に厚い突板で仕上げたフラッシュ構造。中に空間があるため軽く仕上り、反らずに丈夫。また、無垢材のみで作られたテーブルよりも値頃感があることも特徴です。 

テーブルの端に脚がついているので、大きさの割にゆったり座れる

ダイニングテーブルを選ぶ際には、一人分に必要な広さとして横幅60cm縦40cmを目安に計算して天板の大きさを決めます。このとき、テーブルの天板に対して脚がどこについているのかもとても重要です。『リオン』はテーブルの端に脚がついている構造上、テーブル下の空間が広くゆったりとした椅子選びが可能です。

天板下に枠なども降りていないのでスッキリしており、アーム付きのダイニングチェアを考えている方にもおすすめです。コンパクトなダイニングコーナーでも広々と過ごせるのは嬉しいですよね!

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1600mmの天板に椅子を2脚置いてもこの余裕。天板下も高さが十分取れているのでアーム付きの椅子でもスムーズに出し入れできます。

長方形の天板と円錐形の脚があたかも自然とつながっているかのように、難しい加工がさりげなく施されていることで究極のシンプルを実現している『リオン』。醸し出されている上質感や心地よい雰囲気の秘密は、デザインの工夫や職人技に支えられているということが伝わりましたでしょうか?。


今回は、ソファに次いで買い替えニーズが高まっているダイニングテーブルの提案として、「タイムアンドスタイル」の『リオン』をご紹介しました。

『リオン』はサイズや素材が多彩に揃っているので、お住まいの広さやスタイル、使う人数、置きたい椅子の寸法などに合わせて一度ショールームでご覧いただくことをおすすめします。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

  • TIME&STYLE RESIDENCE 
    営業時間/10:00~20:00
    定休日/なし(玉川高島屋S・Cに準ずる)
    TEL:03-5797-3271
  • 住所/東京都世田谷区玉川3-17-1 高島屋S・C 南館6F

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この記事の執筆者
イデーに5年間(1997年~2002年)所属し、定番家具の開発や「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。 2012年より「Design life with kids interior workshop」主宰。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた、自身デザインの、“時計の読めない子が読みたくなる”アナログ時計『fun pun clock(ふんぷんクロック)』が、グッドデザイン賞2017を受賞。現在は、フリーランスのデザイナー・インテリアエディターとして「豊かな暮らし」について、プロダクトやコーディネート、ライティングを通して情報発信をしている。
公式サイト:YOKODOBASHI.COM