「インターメディアテク」のアニバーサリーイヤーを記念して、特別展示『極楽鳥』を2023年5月7日(日)まで開催しています。

ジュエリーに昇華された鳥の魅力に、アートとサイエンスの観点から迫る

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インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』会場写真 (C)UMUT+L'ÉCOLE

「インターメディアテク」は、2013年3月に丸の内JPタワー内の2&3階部に位置するミュージアム・スペースです。東京大学が開校以来蓄積してきた学術標本の常設展示を行っています。

開館10周年を記念した特別展示『極楽鳥』のテーマは、“宝飾芸術へと昇華された鳥”。 東京大学総合研究博物館と、ヴァン クリーフ&アーペルが支援する「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」が主催し、歴史的にも価値の高い鳥モチーフのジュエリーと、そのインスピレーションの源となった鳥そのものに対し、アートとサイエンスの観点から迫ります。

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インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』会場写真 (C)UMUT+L'ÉCOLE

本展示では、日本初公開となる海外のプライベート・コレクションより、19世紀半ばから現代までの鳥モチーフのジュエリー約100点が公開されます。いずれもメゾンや作家による選りすぐりの逸品ばかり! ジュエリーの一つひとつに、卓越した技術と美意識が込められています。

さらに、東京大学総合研究博物館および山階鳥類研究所のコレクションから、歴史的な鳥の剥製標本およびスケッチも展示。鳥類の色彩や羽毛の多様性とその生物学的意味からも、世界中で人間を魅了する鳥類の魅力について思いを馳せることができます。

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インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』会場写真 (C)UMUT+L'ÉCOLE

特に注目されるのは、特別展示の名にもなっているオオフウチョウ(極楽鳥)。「世界で最も美しい鳥」とも呼ばれる美しい鳥です。本展示ではその美しさだけでなく、歴史や伝説、そして保護という側面からも光が当てられています。

夜の鳥から昼の鳥、さらにファンタジーの鳥へ、すなわち暗い世界から幻想的な場へと、詩的に演出された空間のなかで、世界中で愛される鳥モチーフジュエリーの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

展示紹介ページはこちら


以上、丸の内JPタワー内「インターメディアテク」で開催中の特別展示『極楽鳥』についてご紹介しました。本展示は2023年5月7日(日)までの期間限定での公開です。貴重なジュエリーたちと、そのモチーフとなった鳥類をより深く知り、感じられる貴重な機会です。ぜひ足を運んでみてください。

※外出時には新型コロナウィルスの感染対策を十分に講じ、最新情報は公式HPなどでご確認ください。
※イベントは予告なく変更・中止になる可能性がございます。予めご了承ください。

〈インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』詳細〉

  • 会期/~2023年5月7日(日)
    時間/11:00~18:00(金・土曜日は20:00まで開館)※時間は変更する場合があります。
    休館日/月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、2月20日(月)~2月27日(月)、その他館が定める日
    会場/インターメディアテク3階
    主催/東京大学総合研究博物館+レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校
    協力/山階鳥類研究所
    協賛/ヴァン クリーフ&アーペル
    企画/東京大学総合研究博物館インターメディアテク寄付研究部門+東京大学総合研究博物館国際デザイン学寄付研究部門
    入館料/無料
    住 所/東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE2・3F
    アクセス/JR東京駅丸の内南口から徒歩約1分、東京メトロ丸ノ内線東京駅地下道より直結、千代田線二重橋前駅(4番出口)より徒歩約2分

問い合わせ先

JPタワー学術文化総合ミュージアム
インターメディアテク

birdsinparadise@intermediatheque.jp

この記事の執筆者
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WRITING :
長水香李