コロナ禍によるマスク生活も3年。マスクによって、物理的にずっと鼻が押さえられていることに加えて、口元が隠れていることで表情が乏しくなるせいか、リンパの流れが悪くなり、顔のむくみが起こりやすくなっています。

つまり、マスクによってエイジングが進みやすくなっているということ。

特に鼻周りの筋肉が凝り固まることでたるみやすくなり、さらにリンパの流れが悪くなることでむくみも起こります。

鼻もむくみが起こるの?と驚くかもしれませんが、気づかないうちにむくみとたるみで小鼻が横に広がり、鼻が大きくなり、もったりとした老け顔になってしまいます。

そこでエイジングデザイナーの村木さんが教えてくれるのが、鼻のむくみを取り去り、ホリの深い美人に整えるメソッド。広がった小鼻を小さくしたい、団子鼻をスッキリとさせたい人はぜひ毎日マッサージを。まるでノーズシャドウを入れたような、中高い美人顔に変われますよ。

■Step1:メガネの鼻パッドが当たる位置を起点に、鼻骨周りをほぐす

メガネの鼻パッドが当たる位置(鼻の真ん中より少し上)に両手の中指を置きます。そのまま圧をかけながら上下に小刻みに動かします。これを5回、5セット行いましょう。

次に指を手前に回転させる、戻すを5回ワンセットにして、それを5セット繰り返します。さらに小鼻の少し上あたりまで中指をずらし、同様に指を手前に回転させる、戻すを5回ワンセットにして、それを5セット繰り返します。

メガネの鼻パッドが当たる位置を起点に、鼻骨周りをほぐす
 

■Step2:眉頭の下に指を移動させ、鼻の根元をほぐす

中指の先が眉頭の下にくるように、移動させます。そして中指の腹で圧をかけながら、縦方向に小刻みに動かします。

次に、指を手前に回転させて(鼻骨を掘り起こすイメージ)元に戻す、を繰り返します。これを5回ワンセットにして、それを5セット行ってください。このとき、皮膚をこするのでなく、骨に圧をかけるように行いましょう。

眉頭の下に指を移動させ、鼻の根元をほぐす
 

【まとめ|マスクの圧迫で鼻はむくみ大きくなる!?ホリ深い顔になるほぐしワザ4か条】
1.長時間のマスクの影響で鼻がむくんで広がり、メリハリのないもったりとした顏に。
2.鼻周りの筋肉が凝り固まることでリンパの流れが滞ることが原因。
3.鼻骨周り、鼻の付け根に圧をかけることでむくみが解消。
4.続ければホリ深い顔に変わってくるので、鼻をスッキリとさせたい人におすすめ。

以上、「マスクの圧迫で鼻はむくみ大きくなる!?ホリ深い顔になるほぐしワザ」を教えていただきました。

セルフケアは続けることが大事。「誰でも簡単に効果テキメン」のアンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は2月4日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、最新刊の『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。新刊『10秒で実感! 自分史上最高の小顔になる 魔法の顔ほぐし』(宝島社)が発売中。 Instagram
 
体験者:長尾優子さん
(46歳・サービス業)
「マスクによって鼻がむくむなんて意識していなかったのですが、このメソッドを行うと、鼻周りのコリがほぐれてスッキリしますね。呼吸もしやすくなる感じがしますし、顔全体がシャープに変わっていくよう。ホリのるメリハリ顔をキープできるように、毎日ケアしたいと思います」

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PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子