この春も、グリーンの人気は継続中! ぱきっとしたブライトトーンから、春らしい柔らかなトーンまで、幅広い色味のグリーンをピックアップしました。

■1:ジュリア・カンメラーは…気分の上がる眩しいグリーンは黒と合わせモダンにまとめる

生き生きとした、大人のミニスカートコーディネートにトライ。
生き生きとした、大人のミニスカートコーディネートにトライ。

2023年1月30日、ファッションウィーク初日にスナップされたモデルのジュリア・カンメラー。彼女が指名したグリーンは、高揚感で溢れるネオンのような色味のグリーン。視線を奪うステートメントなカラーは、きちんと感のあるコートで取り入れることでクラシカルさを融合。ビッグカラーやマキシ丈のディテールが、今のムードをしっかり捉えています。他のアイテムは全て黒で統一し、モダンさを演出。ボトムスはチアフルなミニスカートをセレクトし、春らしさを垣間見せました。さらに重厚感のあるローファーを投入し、スカートの糖度をごく控えめに。タイツを合わせるのも素敵ですが、ハイソックスで程よく肌見せすれば軽快さが引き上がります。

■2:ジョイシー・ムニスは…鮮やかグリーンのセットアップはベージュと黒を合わせ品よく誘導

コートは肩掛けし、意図的な脱力感とこなれ感を演出。
コートは肩掛けし、意図的な脱力感とこなれ感を演出。

2023年2月2日、ファッションウィーク4日目にキャッチされたインフルエンサーのジョイシー・ムニス。引き続き支持率の高いブライトグリーンは、セットアップで取り入れることで抜群の着映え力を手に入れて。難易度が高そうなアイテムですが、柔らかなベージュのガウンコートをさらっと重ねれば印象の強さを中和できます。さらにコートの中にもセットアップと同じグリーンが入っているので、調和の取れた着こなしに着地。インナーや小物で黒を取り入れれば、奥行きも生まれてパーフェクト。

■3:グレース・ガネムは…春ムード満載のパウダートーンなら心が弾みそう

サングラスのフレーム、シューズを白で統一し、パウダーカラーがぼんやり見えるのを防止。
サングラスのフレーム、シューズを白で統一し、パウダーカラーがぼんやり見えるのを防止。

モデル、インフルエンサーのグレース・ガネムをファッションウィーク2日目にスナップ。カラーコーディネートが得意な彼女は、春らしさが存分に漂うパウダーカラーのワントーンコーディネートを披露しました。肌の上を優しく滑るミントグリーンのサテンワンピースに、パウダーイエローのジャケットを重ね柔和な面持ちへ。そこにワンピースよりも少し濃い色のチェック柄ストールをさらっと垂らせば、曖昧カラーの着こなしにメリハリと縦のラインが生まれ、間延びを回避することができます。手元に携えたメタリックシルバーのバッグは、パウダートーンに溶け込みながら、同時にキレの良さを実現してくれる重要な役割を担っています。


来たる季節への期待が高まる、多彩な「グリーン」の着こなしをご紹介しました。新芽の芽吹きを感じさせるカラーで、春の先取り、準備を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香