シャネル社がボルドーに所有するワイナリー、マルゴーの「シャトー ローザン セグラ」、サンテミリオンの「シャトー カノン」のヴィンテージワインを味わう食事会へ。

並べられたワインたち

シャネルの香水「No5」にちなんだ5がつく年の5つのヴィンテージと、それぞれのワインにベストマッチの料理が供されるという楽しい趣向です

印象深かったのは、「シャトー ローザン セグラ1975」と「シャトー カノン1985」。

どちらも、時を経て、まろやかなのに、瑞々しさと奥深さをもっていて、年齢を重ねてこんな女性になりたいと思わせるワインでした。

シャトー ローザン セグラ1975
帆立と黒トリュフ

それぞれ帆立とキャビアとの相性が絶妙以上の、あまりに自然にマッチしたのも、ワインの懐の深さを感じさせてくれました。

シャトー カノン1985
キャビア

今回は料理もボルドーのふたつのシャトーのシェフ、ジャン=バディスト ドポンズ氏が担当。アペリティフからデザートまで、すべて赤ワインで通すという、至福の会でした。

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美しいものこそ贅沢。新しい時代のラグジュアリー・ファッションマガジン『Precious』の編集部アカウントです。雑誌制作の過程で見つけた美しいもの、楽しいことをご紹介します。