シングルスーツの正解コーデ

チェックのネイビースーツ

スーツ¥230,000〈スティレ ラティーノ〉・シャツ¥21,000〈ギ ローバー〉・ベルト¥13,000〈ベルトマニア〉/以上ビームスF 新宿 タイ¥16,000(ユナイテッドアローズ 原宿本店メンズ館〈ホリデー&ブラウン〉) チーフ¥8,000(ストラスブルゴ〈アリアンナ〉) 靴¥230,000(ジョン ロブ ジャパン)
スーツ¥230,000〈スティレ ラティーノ〉・シャツ¥21,000〈ギ ローバー〉・ベルト¥13,000〈ベルトマニア〉/以上ビームスF 新宿 タイ¥16,000(ユナイテッドアローズ 原宿本店メンズ館〈ホリデー&ブラウン〉) チーフ¥8,000(ストラスブルゴ〈アリアンナ〉) 靴¥230,000(ジョン ロブ ジャパン)

ウインドーペーンを織り込んだネイビーの薄い生地のスーツに、ネイビーストライプのタブカラーシャツと、ネイビーのドットタイを合わせ、ワントーンのシックな着こなしを演出。各アイテムにチェック、ストライプ、そしてドット柄をちりばめた、巧みなトラッドスタイルが粋である。

無地のネイビースーツ

スーツ¥136,000〈デ ペトリロ〉・シャツ¥55,000〈フライ〉・ベルト¥17,000〈アラルディ1930〉/以上ストラスブルゴ タイ¥9,000(アイネックス〈ロバート フレイザー〉)チーフ¥2,800(ビームスF 新宿〈ビームスF〉) 靴¥89,000(トレーディングポスト青山本店〈クロケット&ジョーンズ〉)
スーツ¥136,000〈デ ペトリロ〉・シャツ¥55,000〈フライ〉・ベルト¥17,000〈アラルディ1930〉/以上ストラスブルゴ タイ¥9,000(アイネックス〈ロバート フレイザー〉)チーフ¥2,800(ビームスF 新宿〈ビームスF〉) 靴¥89,000(トレーディングポスト青山本店〈クロケット&ジョーンズ〉)

ウールにモヘア、シルクを混紡した生地で、鮮やかなブルーを表現したナポリスーツ。上質なコットンブロード素材のライトブルーのシャツに、ヴィンテージ調のプリントタイで、ブルートーンを爽やかに演出したコーディネートだ。ツヤ感を備えた、大人の洗練された絶妙なスタイルである。

チェックのグレースーツ

スーツ¥245,000(八木通商〈ベルヴェスト〉)シャツ¥27,000(ビームスF 新宿〈バルバ〉) タイ¥16,000〈ステファノ ビジ〉・ベルト¥10,000〈サドラーズ〉/以上バインド ピーアール チーフ¥4,600(エストネーション〈エストネーション〉) 靴¥190,000(トレーディングポスト青山本店〈ガジアーノ&ガーリング〉)
スーツ¥245,000(八木通商〈ベルヴェスト〉)シャツ¥27,000(ビームスF 新宿〈バルバ〉) タイ¥16,000〈ステファノ ビジ〉・ベルト¥10,000〈サドラーズ〉/以上バインド ピーアール チーフ¥4,600(エストネーション〈エストネーション〉) 靴¥190,000(トレーディングポスト青山本店〈ガジアーノ&ガーリング〉)

ミディアムグレーのグレンチェックで、わずかに起毛したウール素材を用いた、落ち着いた雰囲気のスーツ。クラシックなワイドカラーの白シャツとブラウンのソリッドタイを合わせ、最小限の色で大人のシンプルなクラシックスタイルを演出。基本的かつ正統的な着こなしを楽しみたい。

無地のグレースーツ

スーツ¥120,000〈ブリッラ ペル イル グスト〉・チーフ¥2,800〈ビームスF〉/以上ビームスF 新宿 シャツ¥33,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈ルイジ ボレッリ〉) タイ¥30,000(マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン) ベルト¥11,000(エストネーション〈エストネーション〉) 靴¥87,000(チャーチ 表参道店)
スーツ¥120,000〈ブリッラ ペル イル グスト〉・チーフ¥2,800〈ビームスF〉/以上ビームスF 新宿 シャツ¥33,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈ルイジ ボレッリ〉) タイ¥30,000(マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウン) ベルト¥11,000(エストネーション〈エストネーション〉) 靴¥87,000(チャーチ 表参道店)

オーセンティックな3ボタン段返りのグレースーツでも、ウールとモヘア混素材の華やかな光沢によって、ツヤっぽい雰囲気が際立つ。ライトブルーのシャツにストライプタイを合わせ、あくまでも、Vゾーンをシンプルにすることで「誠実スーツ」が表現できる。

以上、ネイビースーツとグレースーツのコーディネートを紹介しました。

※価格はすべて税抜です。※2017年春号掲載時の情報です。

この記事の執筆者
TEXT :
矢部克已 エグゼクティブファッションエディター
BY :
MEN'S Precious2017年春号 華美に走らず、奇をてらわず、大人の誠実スーツの流儀
ヴィットリオ矢部のニックネームを持つ本誌エグゼクティブファッションエディター矢部克已。ファション、グルメ、アートなどすべてに精通する当代きってのイタリア快楽主義者。イタリア在住の経験を生かし、現地の工房やテーラー取材をはじめ、大学でイタリアファッションの講師を勤めるなど活躍は多岐にわたる。 “ヴィスコンティ”のペンを愛用。Twitterでは毎年開催されるピッティ・ウォモのレポートを配信。合わせてチェックされたし!
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クレジット :
撮影/小池紀行(パイルドライバー/静物) スタイリスト/村上忠正 構成・文/矢部克已(UFFIZI MEDIA)