これからの季節に取り入れたい、おしゃれなハットを、コーディネートのお手本やカラー別にご紹介します。

【目次】

レディース冬のハットコーデ


【1】ハット×ニット×ジレ

【1】ハット×ニット×ジレ
時計『エリート ウルトラシン レディ ムーンフェイズ』¥1,350,000(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス〈ゼニス〉)、ジレ¥170,000(showroom SESSION〈カール ドノヒュー〉)、ニット¥13,000(ピルグリム サーフ+サプライ〈ピルグリム サーフ+サプライ〉)、ハット¥62,000(ボルサリーノ ジャパン〈ボルサリーノ〉)、ブレスレット¥690,000・リング¥590,000(フレッドブティック 銀座本店〈フレッド〉)

洗練されたグレージュのハットをポイントにした冬のカジュアルコーディネート。グレーからオフホワイト系のトーンにまとめた着こなしに華やぎを添えるのが、艶やかなローズゴールドのケースと、チョコブラウンのダイヤル&ストラップが上品なゼニスの端正時計。冬のリッチカジュアルをよりいっそう盛り上げてくれます。

【2】ハット×ジャンプスーツ×カーディガン

【2】ハット×ジャンプスーツ×カーディガン

クールなジャンプスーツには、優雅な女らしさをデフォルメしたハットやカーディガン選びが、女性らしさを引き出す鍵。足元にはネオンカラーを忍ばせて、アートな主張も忘れずに。

【3】ハット×ニット×シャツ×パンツ

【3】ハット×ニット×シャツ×パンツ
ニット・パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、シャツ(ラルフ ローレン〈ポロ ラルフ ローレン〉)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、ピアス・ブレスレット(ツナカンパニー〈ジル・プラットナー〉)、バッグ(イーストランド〈ピエール アルディ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2016年

別荘で過ごす休日は、カーキの濃淡で統一したスタイルでリラックス。体を華奢に見せるゆったりとしたローゲージニットに細身のパンツを合わせればフィット&フレアーな黄金バランスで女性らしさも忘れないコーディネートに仕上がります。最後に、視線を上にするつば広ハットを加えて、縦のラインをさらに強調!

【4】ハット×ニット×シャツ×クロップドパンツ

【4】ハット×ニット×シャツ×クロップドパンツ
ニット(三崎商事〈マロ〉)、シャツ(ドゥロワー 青山店〈サルヴァトーレ・ピッコロ〉)、パンツ(東レ・ディプロモード〈ニューヨークインダストリー〉)、帽子(アマン〈ドリア 1905〉)、バングル(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(グローブ・トロッター 銀座)、靴(バーニーズ ニューヨーク〈バーニーズ ニューヨーク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2016年

鮮やかなオリーブ・カーキのクロップドパンツにグレイッシュ・カーキのサイドゴアブーツを合わせたコーディネート。半端丈アイテムの組み合わせならコーディネートに抜け感が出て、余裕のある休日スタイルに。淡いベージュの大きめハットを最後にトッピングして、こなれ感も演出しましょう。

【5】ハット×ワンピース×ジレ

【5】ハット×ワンピース×ジレ
ジレ ¥180,000(マンツォーニ)、ワンピース ¥110,000(ザ ハイアリン)、帽子 ¥47,000(ボルサリーノ)、バッグ ¥175,000(エディ ボルゴ)、靴 ¥92,000(マノロ ブラニク)

黒、ブラウン、ゴールデンマスタードを一体化させた、上級者のドレスアップスタイル。互いのシルエットを引き立たせるファーのジレとワンピースのフロントディテールが、華やかさに磨きをかけます。シックなブラウントーンのハットを合わせて、さらにオシャレにブラッシュアップ!

【6】ハット×ピーコート×ニット×パンツ

【6】ハット×ピーコート×ニット×パンツ
アキラーノ・リモンディのコート・フォルテ フォルテのパンツ(コロネット)、ニット(ヴァルカナイズ・ロンドン〈&ドーター〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、ストール(CHIE IMAI)撮影/浅井佳代子 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

今どきのたっぷりとしたワイドパンツを合わせたら、決して地味にならず、遠目からも映える着こなしに。小物はボーイッシュなハットとふわふわのロシアンセーブルのストールのブラウン系でまとめ、週末のカジュアルスタイルをさらにリッチに輝かせましょう。

【7】ハット×ジレ×ワンピース×パンツ

【7】ハット×ジレ×ワンピース×パンツ
ジレ(ステディ スタディ〈イヴ サロモン〉)、ブラミンクのワンピース・J.M. WESTONの靴(ブラミンク)、パンツ・帽子(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious2月号』小学館、2017年

白ハットは「清潔感」「抜け感」を演出するのに効果的。クラス感を感じさせるネイビーのシャツワンピースに、白いレースアップ靴と白いハットで抜け感を加えると、一気に今らしい装いに。差し色となるイエローのトートバッグを添えれば、鮮やかな配色で明るいコントラストが生まれ、さらに若々しいおしゃれ感が漂います。

【8】ハット×ブルゾン×ニット×パンツ

【8】ハット×ブルゾン×ニット×パンツ
ブルゾン(ヘルノ)、靴(ジミー チュウ)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious10月号』小学館、2017年

ダークグレーの帽子なら、黒ほどソリッドではなくライトグレー程主張しない「上品マニッシュ」がかないます。帽子も全身コーデもグレートーンでまとめる場合は、足元はパンプスをチョイスして。マニッシュさと女らしさのミックスが、より洗練された大人のエレガンスを際立たせます。

レディース冬の黒ハットコーデ


【1】黒ハット×プルオーバー×パンツ×ストール

【1】黒ハット×プルオーバー×パンツ×ストール
プルオーバー(Theory luxe)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ストール(リーミルズ エージェンシー〈ジョンストンズ〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー XY〉)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー〈タグ・ホイヤー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(プレインピープル丸の内〈コルソ ローマ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

ベルトを加えれば、大判ストールがモード感のあるジレへと変身。クールなモノトーンコーディネートに、黒ハットを加えることでこなれ感が生まれ、優しげな表情も演出できます。

【2】黒ハット×ニット×レザーパンツ

【2】黒ハット×ニット×レザーパンツ
コート・ニット・レザーパンツ・ハット・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ エディ・スリマン〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2016年

トラディショナルなベージュのダッフルコートにスリムなレザーパンツを合わせたモードな着こなし。さらに艶感のある黒ハットを添えればフェミニンな雰囲気が漂います。帽子からインナー、足先までオールブラックに統一して、おしゃれのこなれ感も効かせましょう。

【3】黒ハット×ジャケット×ニット×スカート

【3】黒ハット×ジャケット×ニット×スカート
ジャケット(ブルネロ クチネリ)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious10月号』小学館、2017年

黒ハット+黒コーデの組み合わせは、モードな雰囲気に仕上げたいときに効果的。全身黒で威圧感が出てしまうのが心配な場合、黒スカートはやわらかい印象のデザインをチョイスし、レザージャケットには明るめのグレージュカラーを組み合わてみましょう。モード感に加えて女性らしい優しい空気感が生まれます。

【4】黒ハット×コーディガン×ニット×パンツ

【4】黒ハット×コーディガン×ニット×パンツ
コーディガン(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ニット(VINCE 表参道店〈VINCE〉)、パンツ(三崎商事〈エルミダ〉)、帽子(ボルサリーノ ジャパン) 、ストール(GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉)、 バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉)、バッグ(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious12月号』小学館、2016年

やわらかなグレージュ・グラデーションコーディネートには、中折れ帽やインパクト大なバングルをサポート役に加えるのが効果的。都会的でより洗練された装いがかないます。

レディース冬のベージュハットコーデ


【1】ベージュハット×ニット×パンツ×ファーストール

【1】ベージュハット×ニット×パンツ×ファーストール
カシミアニット(クルチアーニ 銀座店)、ファーストール(CHIE IMAI)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、手袋(リーミルズ エージェンシー〈デンツ〉)、バングル各・リング/指先から・(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

タートルネックニット×パンツのベーシックな装いに、セーブルのニッティングストールで華やぎを添えて。顔周りをすっきりと見せてくれる、グレーがかったベージュハットを合わせれば、さらに洗練されたカジュアルへと仕上がります。

【2】ベージュハット×ニット×スカート×スカーフ

【2】ベージュハット×ニット×スカート×スカーフ
ニット(J&M デヴィッドソン 青山店)、スカート(レキップ)、バンダナ(エルメスジャポン)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー〉)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

ふんわりとしたモヘアニットとベロアのプリーツスカートで、自由なおしゃれを楽しむ休日。エレガントな雰囲気を醸し出すベージュハットと、ボトルネックの内側にコンパクトなサイズのバンダナを巻いて、顔周りに遊び心を光らせて。色味を調和させることで、トレンドスタイルでもシックに決まります。

【3】ベージュハット×カットソー×デニムパンツ×ロングコート

【3】ベージュハット×カットソー×デニムパンツ×ロングコート
コート(クルチアーニ銀座店〈クルチアーニ〉)、カットソー(コロネット〈エアロン〉)、デニム(showroom SESSION〈サージ〉)、帽子(ADORE〈スーパードゥーパーハッツ〉)、ネックレス〈短〉・〈長〉(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹 BY :『Precious10月号』小学館、2017年

白のカットソーとデニムの定番コーディネートも、ロングコートを羽織れば今年の雰囲気に。クールなハットやトッズのシューズが着こなしのポイントです。

レディース冬の白ハットコーデ


【1】白ハット×ブラウス×ワイドパンツ×ファーストール

【1】白ハット×ブラウス×ワイドパンツ×ファーストール
トップス・パンツ(エンフォルド)、帽子(ADORE 六本木ヒルズ店〈スーパードゥーパーハッツ〉)、ファーストール(ADORE)、ネックレス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

澄んだ空気に包まれながら、シャンパンブランチを堪能。そんな気分にフィットするのが、クリーミートーンをていねいに重ねたリッチ・カジュアル。ハリのあるウールのセットアップをベースに、ハットから靴まで小物はすべてグレージュに統一することで、ここまで洗練された雰囲気に。

【2】白ハット×メランジュニット×パンツ

【2】白ハット×メランジュニット×パンツ
ニット・パンツ・ストール・ブーツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、帽子(ボルサリーノ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

冬の定番服は、素材そのものにスタイルがあるから、コーディネートしやすく、表情も豊かになります。ローゲージならではのメランジュニットや、コーデュロイパンツなどもその例。合わせる小物はあくまでもシンプルに。ホワイト系のハットで、ボーイッシュなかわいさをさりげなく演出して。

【3】白ハット×ロングカーディガン×ニット×ワイドパンツ

【3】白ハット×ロングカーディガン×ニット×ワイドパンツ
ウールキャメル混のカーディガン(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ワンダナイロン〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈ヘレンカミンスキー バイ ケイコササキ〉)、靴(ハイブリッジ インターナショナル プレスルーム〈Amb〉) 撮影/浅井佳代子 BY :『Precious12月号』小学館、2016年

ワイドパンツ×ロングカーディガンのグレー系ワントーンコーデ。大きめのハットとシンプルなスニーカーで、縦長の絶妙バランスを調整したのがコーディネートのポイントです。

人気ブランドハットアイテム


【1】エルメスのハット

【1】エルメスのハット
上から/帽子(エルメス ジャポン)、バッグ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉)、香水(イセタンサローネ〈セルジュ・ルタンス〉)、バングル[エナメル]・[レザー](エルメスジャポン)、バングル(ブシュロン) 撮影/戸田義昭(パイルドライバー) BY :『Precious12月号』小学館、2016年

丸みのあるつばのシルエットが優美な影を落とす、品格ボルドーの帽子。自然に、仕草までしなやかになれそうです。

【2】アルバータス・スワンポエルのハット

【2】アルバータス・スワンポエルのハット
帽子(ドゥロワー 丸の内店〈アルバータス・スワンポエル〉) 撮影/佐藤 彩 BY :『Precious10月号』小学館、2017年

淡いトーンのグレージュが映える、シンプルなラインと美しいカーブが上品な中折れ帽。白よりもなじみのいい色調なので、大人の女性もさりげなく取り入れやすい優秀ハットです。