この春オススメの大人女性のデートスタイルや、洗練されたブランドでつくるラグジュアリーなカジュアルコーデをまとめました。ラフに過ごしたい日のリラックスできるスタイルをお届けします!

【目次】

春夏のレディースカジュアルコーデ


【1】白ジャケット×白Tシャツ×チェックパンツ

【1】白ジャケット×白Tシャツ×チェックパンツ
Tシャツ(コロネット〈アバティ〉)、パンツ(イプセ)、ジャケット(東レ・ディプロモード〈ナインティーンセブンティ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、 靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ミラノの街角で見かけた、カジュアル上手なマダムをお手本に、遊び心が光るメリハリ配色を楽しみましょう。大胆なブロックチェックのパンツは足首が見えるクロップド丈と程よいワイドシルエットが鍵。ベルト付きのデザインなので、白のTシャツをウエストインで合わせるだけで、とたんに旬の雰囲気が生まれます。ローファー感覚で楽しめるミニマルな白スニーカーを選び、快活なイメージを大切に。

【2】黒カーディガン×白Tシャツ×ベージュパンツ

【2】黒カーディガン×白Tシャツ×ベージュパンツ
Aライン白Tシャツ・カーディガン・パンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

「Aライン白Tシャツ」は、トレンドのボリュームトップスの流れをくんで、ゆったり着られるのが魅力。ワイドクロップドパンツにウエストインすれば、今どきのカジュアルシルエットが生まれ、大人の余裕ある着こなしに仕上がります。

【3】ベージュブルゾン×白ニット×白パンツ

【3】ベージュブルゾン×白ニット×白パンツ
ブルゾン(ヘルノ・ジャパン)、アリュードのニット・バンフォード のパンツ (三喜商事)、サングラス (ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バッグ (J&M デヴィッドソン 青山店)、靴 (ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

しなやかなスエードのフーデッドブルゾンとスニーカーの着こなしなら、心地よく自然体でいられるはず。カジュアルなアイテムだからこそ、落ち着いた色味に抑えると、都会に似合う洗練感が漂います。

【4】黒シャツ×白パンツ

【4】黒シャツ×白パンツ
シャツ・パンツ・バッグ(トム フォード ジャパン)、サングラス(トム フォード アイウエア)、サイモンアルカンタラのピアス・ソフィー ブハイのチョーカー(ストラスブルゴ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

前立てにピンタックを施したメンズライクな黒シャツは、袖を思いきりロールアップさせるのがミラノ風。深めに開けたVゾーンにゴールドのチョーカーを輝かせ、妖艶な艶をプラスすれば、辛口なのにたまらなくセクシーな、大人のためのカジュアルが完成します。

【5】黒シャツ×オレンジパンツ

【5】黒シャツ×オレンジパンツ
リネンのシャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、パンツ(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、チェーンネックレス・ペンダント・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、サングラス(ケリング アイウエアジャパン〈グッチ〉)、バッグ(ユナイテッドアローズ六本木ヒルズ店〈ラドロー〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

黒を基調に夏色のオレンジを鮮やかに差して、クラシックなローファーで引き締めた端正なカジュアル。ホースビットのゴールドが、ジュエリーとマッチして、リッチな印象を与えます。

【6】白ブラウス×ピンクパンツ

【6】白ブラウス×ピンクパンツ
ブラウス・パンツ(エストネーション〈エストネーション〉)、腕時計(パテック フィリップ)、バッグ(ユナイテッドアローズアトレ恵比寿 ウィメンズストア〈ユナイテッドアローズ〉)、靴(FUN Inc.〈CHEMBUR〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

華やぎ感のある白ブラウスとフーシャピンクのパンツで、心弾むスタイルに。休日のカジュアルシーンで活躍するかごバッグも、あえて黒を選択。辛口なスパイスを加えることで、着こなしのこなれ感が高まります。

【7】ベージュコート×白ニット×赤パンツ

【7】ベージュコート×白ニット×赤パンツ
パンツ(オンワード樫山〈ジョゼフ〉)、コート(マッキントッシュ青山店〈マッキントッシュ〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ピアス・バングル・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク〈ティファニー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツはさらっとした肌触りのコットンストレッチ素材だから、適度にカジュアル感も漂い、赤いパンツでも重くならず、今っぽく決まります。赤とベージュをつなぐ、白小物を効果的にちりばめましょう。

【8】グリーンジャケット×白カットソー×ベージュワイドパンツ

【8】グリーンジャケット×白カットソー×ベージュワイドパンツ
ジャケット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、カットソー(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、パンツ(アングローバル〈イレーヴ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈トーマス・マイヤー〉)、ピアス・ペンダント・ブレスレット・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

インナーや小物で白を随所に効かせて抜け感をつくると、夏らしく清々しい着こなしに仕上がります。

【9】グレージャケット×黒カットソー×デニムパンツ

【9】グレージャケット×黒カットソー×デニムパンツ
ジャケット(wb)、カットソー(アングローバル〈イレーヴ〉)、パンツ(showroom SESSION〈サージ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

フォレストグリーンのカットソーとブルーデニムの装いに、ボタンなしのジャケットをカーディガンのようにはおって小粋に。

【10】白ニット×白パンツ×ストール

【10】白ニット×白パンツ×ストール
トップス(三喜商事〈アリュード〉)、パンツ(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ストール(アイネックス〈アソース メレ〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

透け感のあるネイビーストールがエアリーな陰影を授け、ラグジュアリーなネイビー×ホワイトカジュアルが完成。白ボトムと自然に調和しながらクールに華やぐシルバーのフラット靴で、ひと技効いたネイビー×ホワイト配色に仕上げましょう。

【11】黒カーディガン×黒カットソー×黒デニムパンツ

【11】黒カーディガン×黒カットソー×黒デニムパンツ
撮影/Splash/アフロ BY:『Precious8月号』小学館、2018年

スタイルのよさを生かした、潔くシンプルな「全身黒」。まとめ髪や肩がけしたカーディガンでカジュアルに仕上げるのが好感度の決め手です。

【12】白ジャケット×白トップス×ベージュパンツ

【12】白ジャケット×白トップス×ベージュトップス
ジャケット・トップス・パンツ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

爽やかな季節を感じる一枚仕立ての白ジャケットは、ごくシンプルなテーラードデザイン。そこに肌に近いヌーディーなベージュゴールドのパンツを合わせただけで、大人の余裕が漂うリッチなカジュアルに。パンツよりワントーン深みのあるベージュのバッグと靴を加えれば、コーディネートが引き締まり、ニュアンスある奥行きが生まれます。

【13】黒シャツ×黒スカート

【13】黒シャツ×黒スカート
靴『CH871』(チャーチ 表参道店)、シャツ(ebure)、スカート(デザインワークス ドゥ・コート六本木ヒルズ店〈デザインワークス〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、バングル(DES PRES〈アリアナ ボウサード〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

足元を白スニーカーにチェンジするだけで、黒の装いが軽やかに。カーフスキンの白にゴールド使いが映える、洗練が際立つ一足なら効果絶大です。

【14】黒ジャケット×白Tシャツ×グリーンパンツ

【14】黒ジャケット×白Tシャツ×グリーンパンツ
パンツ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、ジャケット(マディソンブルー〈マディソンブルー〉)、カットソー(ステディ スタディ〈ベラ・フロイド〉)、ピアス・ネックレス・リング・バングル(TASAKI〈TASAKI〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン〈ヴァレクストラ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店〈J.M. WESTON〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のカラーパンツは王道のシルエットで人気の定番モデルの新色。織り感のある生地だから脚の線を拾わずすっきり見えます。艶黒のスモーキングジャケットには、あえてロゴTシャツで外しを加え、堅い印象にならない大人のカジュアルを提案しましょう。

【15】スエードコート×ブラウス×デニムパンツ

【1】スエードコート×ブラウス×デニムパンツ
バッグ『サック・ド・ジュール・スープル』・山羊革スエードのコート・ブラウス・デニム・リング(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

格調高いクラシックモダンな顔立ちに、しなやかさが加わったアイコンバッグなら、ビジネスで愛用しながら、カジュアルなオフスタイルにも大活躍。深みのあるグレーは、服の色を選ばず、軽やかさも醸し出してくれます。サイズは日常使いに最適なスモールをセレクト。

【16】ストライプカーディガン×カットソー×パンツ

【2】ストライプカーディガン×カットソー×パンツ
カーディガン・カットソー・パンツ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

クリケットのユニフォームをイメージしたというゆったりシルエットながら、着やせ効果も備えた革新的なニットカーディガン。黒×キャメルのストライプ柄が縦のラインを強調するため、スタイルアップは確実です。黒ボトムに白のカットソーを合わせたシンプルコンビにふわりとはおるだけで、肩の力の抜けたリッチカジュアルが完成します。

【17】ジャケット×カットソー×パンツ

【3】ジャケット×カットソー×パンツ
パンツ(ブランドニュース〈デレク ラム〉)、ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、トップス(アストラット 青山店〈アストラット〉)、バッグ・ショルダーストラップ(ヴァレクストラ・ジャパン)、ペンダント・リング・時計・ストラップ[別売り](ピアジェ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

バッグのストラップの鮮やかなイエローを差し色に効かせた、きれいめパンツスタイルはお散歩に最適です。

【18】グレーニット×ピンクパンツ

【4】グレーニット×ピンクパンツ
ニット・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、イヤリング・バングル[ダイヤモンド付き]・バングル(ヴァン クリーフ&アーペル)、時計(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン・ゼニス)、バッグ(J.M. WESTON 青山店) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

細身ながら、ボディーラインを拾わない少し地厚のウールストレッチパンツ。着こなしはパンツと同色のコーラルピンクを部分的に配したクリケット風ニットとの、セットアップ感覚の組み合わせが正解です。甘く優しい配色だからこそ、大ぶり時計とローファーでメンズライクに引き締めましょう。

【19】白ブルゾン×ピンクワンピース

【5】白ブルゾン×ピンクワンピース
ブルゾン(バイ マレーネ ビルガー 青山店)、シャツワンピース(三喜商事〈アニオナ〉)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴(三喜商事〈イレブンティ〉時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

スモーキーピンクのシャツワンピースを、コンパクトブルゾンでカジュアルダウン! 辛口なゴールドパイソンのバッグを合わせると大人っぽさがさらに高まり、こなれた雰囲気に仕上がります。

【20】ブルゾン×カットソー×ロングスカート

【6】ブルゾン×カットソー×ロングスカート
ブルゾン(バイ マレーネ ビルガー 青山店)、トップス(三喜商事〈アリュード〉)、スカート(ファビアナ フィリッピ)、ネックレス・ブレスレット(チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

はおるだけで上級センスが宿るMA-1風ブルゾンを主役に。カジュアルなブルゾンを仕事シーンでさりげなく着こなすには、知的なライトグレーでなじませることが大切です。さらに、艶や透け感など、素材の違いを明確にすれば、全体がぼやけず奥行きのある着こなしが完成。コクのあるグレージュバッグが引き締め役になってくれます。

【21】ベージュニット×デニムパンツ

【7】ベージュニット×デニムパンツ
『レーヴ リッツ』ネックレス・ブレスレット・リング(TASAKI〈RITZ PARIS par TASAKI〉)、デニムパンツ(ブランドニュース〈デレク ラム 10クロスビー〉)、ニット(サザビーリーグ〈デミリー〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

バロックシェイプのあこや真珠、淡いブルーの色調、幻想的な光のモチーフ…と、あらゆる面で新鮮なパールジュエリー。ドレスアップにも映えるボリューム感たっぷりのパールを、カジュアルなニット&デニムスタイルに取り入れ、この春はリラックスした気分で楽しみましょう。

【22】黒コート×カットソー×黒パンツ

【8】黒コート×カットソー×黒パンツ
コート・ストール・バッグ(バーバリー・ジャパン〈バーバリー〉)、トップス(三喜商事〈バンフォード〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、靴(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ベージュを重ねたシックトーン配色で大人っぽい印象に。サイドライン入りパンツやスリッポンで仕上げたスポーティな着こなしも、艶やかなブラックサテンのコートがあれば、カジュアルになりすぎず品よくまとまります。

【23】ブルゾン×カーディガン×シャツ×スカート

【9】ブルゾン×カーディガン×シャツ×スカート
コート(アングローバル〈イレーヴ〉) アリュードのカーディガン・イレブンティのスカーフ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(GALERIE VIE 丸の内店〈MODERN WEAVING〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン) バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ビシッと決めたジャケパンにあえてラフなミリタリーブルゾンを重ねるところがオシャレ。程よくボディーにフィットするニットのタイトスカートを合わせて、きちんと感とキレのある女らしさをアピールしましょう。白シャツの襟でキリッと引き締め、小紋柄スカーフを合わせるとかっこよさが実現。色はシックトーンに抑えつつ、ボトムと小物で女らしい華やぎをプラスします。

【24】ジャケット×ニット×白パンツ

【10】ジャケット×ニット×白パンツ
ジャケット(トム ブラウン 青山)、ニット(サザビーリーグ〈エキップモン〉)、パンツ(三喜商事〈アルト〉)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、時計(パテックフィリップ ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

休日の都会スタイルに応用させたいカジュアルなジャケットスタイル。やや長めの着丈のオーバーシルエットに、足首まできゅっと強調するスティックパンツの組み合わせは、今シーズンの最強コンビです。フォルムが上品なぶん、素材やきれい色を取り入れれば、おしゃれの幅もぐんと広がります。

【25】白シャツ×パンツ

【11】白シャツ×パンツ
ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ペグパンツ(マックスマーラ ジャパン〈スポーツマックス〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)、リング(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

白のオーバーシャツと麻混パンツという穏やか休日スタイルも、鮮やかな色石リングとビッグフェースの白い時計を加えるだけで、こんなにも洗練されて。カジュアルにさらりとあしらうのが大人のおしゃれです。

【26】トレンチコート×ニット×パンツ

【12】トレンチコート×ニット×パンツ
スカーフ『ジュ・ドゥ・ポワ』(エルメスジャポン)、コート(レナウン プレスポート〈アクアスキュータム ホワイトレーベル〉)、バンフォードのニット・イレブンティのシャツ・パンツ(三喜商事)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)ピアス・ブレスレット (ダミアーニ 銀座タワー)バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ヴァシック〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/前田 晃 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

シャツ+ニットのレイヤードにしなやかなベージュトレンチを合わせた上品カジュアルな着こなし。シャツの胸元を埋めるように70㎝角スカーフを配して顔周りに華やぎを添えつつ、リッチな印象に仕上げましょう。

【27】黒ジャケット×カットソー×黒パンツ

【13】黒ジャケット×カットソー×黒パンツ
ジャケット・パンツ(マディソンブルー)、カットソー・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ウエスト位置を高めで絞ったジャケット、ヒップラインを美しく見せるパンツ…。こんなさりげない女らしさを感じさせる、シルエットのきれいな黒のセットアップこそ、特別な日に限定せず、日常に取り入れましょう。

【28】コート×グリーンニット×パンツ

【14】コート×グリーンニット×パンツ
コート(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(三喜商事〈ストラネス〉)、サングラス(ファブ〈ティエリー ラスリー〉)、ネックレス・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、時計(IWC)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

カジュアル巧者の女性たちの間で、いつも話題になるのは、イタリア「伊達男」たちの着こなしセンス。特に「スポーツアウター」は、洒脱な彼らの真骨頂。肩の力の抜けた着くずしや、シックな色を印象的に見せる配色の巧さは、ぜひお手本にしたいところです。、例えば、フード付き「モッズコート」なら、そのままでは地味で武骨な印象。そこで鮮やかなグリーンを投入。派手かな? と思うくらいの差し色が、ジュエリー以上の効果をもたらし、軽妙さを演出します。「ミリタリーブルゾン」は、あえてまじめなスーツやジャケットの上に重ね、そのギャップを狙うのが、彼らの重ね着ルール。女性の場合は、堅くなりすぎないよう、白シャツ×カーディガンで、上品なレイヤードを実践してみましょう。

【29】ジャケット×ニット×白パンツ

【15】ジャケット×ニット×白パンツ
ストラネスのジャケット・バンフォードのニット(三喜商事)、パンツ(VINCE 表参道店)、ネックレス( シャンテクレール東京店)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

前身ごろの縦シーム、ビッグポケット、高めの位置に配されたダブルボタンなど、スタイルアップのための工夫が随所に散りばめられたジャケット。イタリア産のコットン混ナイロン生地は、しなやかでストレッチ性の高い着心地が魅力です。とろみのあるオフ白のワイドボトムが軽快さをもたらしてくれます。

春夏のデートにおすすめなカジュアルコーデ


【1】ベージュニット×白スカート

【1】ベージュニット×白スカート
ニット(コロネット〈エリザベス アンドジェームス〉)、スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ブローチ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ストール(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

フロントのゴールドボタンが、クラシカルな雰囲気を醸す白いフレアスカート。ハリのあるコットン素材だから、甘すぎず程よくカジュアルなのが魅力です。トップスは黄みの強いゴールドラメで、顔周りを華やかに演出。胸元のブローチのきらめきも重要なポイントです。

【2】黒カーディガン×黒ワンピース

【2】黒カーディガン×黒ワンピース
カーディガン(スローン)、バッグ(ピーチ〈ヴィオラドーロ〉)、マダマのピアス・リング・アド ア パールのネックレス(マダマ 伊勢丹新宿店)、ワンピース(マディソンブルー) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

往年の女優が着ていたようなクラシックな雰囲気のシルエットをもつワンピースも、ボーダー模様が浮き上がるリネン混の生地だから、どこか軽やか。かごバッグを合わせ、カジュアルムードで着こなしましょう。

【3】黒トップス×白プリーツスカート

【3】黒トップス×白プリーツスカート
撮影/Kinta Kimura BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ショートトップスとスニーカーで、エレガントなプリーツスカートを大胆にカジュアルダウン。

【4】黒ニット×白スカート×ハット

【4】黒ニット×白スカート×ハット
スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、ハット(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ペリーニ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店〈カルトガイア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ほんのりとした透け感のあるコットンヴィスコース素材のやわらかなスカートは、分量感があっても軽やか。繊細なフリンジが上品になじみつつも、華やかな存在感を発揮します! 甘くフェミニン度の高いマキシ丈スカートをカジュアルに着こなすには、濃い色のシンプルトップスを合わせるのが鉄則。ナチュラルなストロー系の小物で涼やかで優しい印象をプラスしましょう。

【5】黒Tシャツ×黒スカート

【5】黒Tシャツ×黒スカート
Tシャツ(コロネット〈アバティ〉)、スカート(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、ネックレス・ブレスレット・バングル(ヴァン クリーフ&アーペル)、バッグ(ラルフ ローレン〈ラルフ ローレン〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

カジュアルなTシャツの着こなしをあか抜けて見せるには、小ぶりなジュエリーでは力不足。モチーフが連なった『アルハンブラ』のロングネックレスを2連にして、遠目から見てもわかる華やぎを。「全身黒」に足元だけ赤を加えるのは、セレブスナップから盗んだテクニックです!

【6】赤ワンピース×サングラス

【6】赤ワンピース×サングラス
靴『ARPEGE』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ワンピース・サングラス(エスカーダ・ジャパン)、バングル(オーガスト〈ジヤ ケニア〉) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

旅のワンシーンを飾る靴は、非日常へと誘う、ちょっぴり遊びのあるデザインがちょうどいい。ターコイズやオレンジ、イエローと、アフリカの太陽や海を彷彿とさせる色彩に心躍って。フォルムの美しさは健在で、夏のカジュアルに楽しげなアクセントを添えてくれます。

【7】白ワンピース×白パンツ

【7】白ワンピース×白パンツ
コットンのシャツワンピース・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、シルバーのバングル『エルサ・ペレッティ ボーンカフ』・シルバーのリング『エルサ・ペレッティウェーブリング』(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/KEI OGATA BY:『Precious6月号』小学館、2018年

白いコットンシャツのもつ清潔感を全身にまとう。カフタンシャツのワンピースは、サイドにスリットが入り、パンツとの重ねが優雅に映えます。白いパンツはもちろん、デニムにも似合うカジュアルさが心地いい。

【8】カーキシャツ×グリーンニット×カーキロングスカート

【8】カーキシャツ×グリーンニット×カーキロングスカート
シャツ・スカート(エストネーション)、ニット(ロンハーマン)、ピアス・バングル・ブレスレット・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ベルト(コロネット〈エアロン〉)、バッグ(RHC ロンハーマン〈KAYU〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

フレッシュなグリーンをニット、バッグ、靴にちりばめて。仕上げは、ゴールドジュエリーをたっぷりと重ねづけしてリッチ感を高めましょう。

【9】白ニット×ピンクベージュスカート×ストール

【9】白ニット×ピンクベージュスカート×ストール
スニーカー・バッグ(トッズ・ジャパン)、ストール(チェルキ〈カングラ〉)、ニット(トラデュイール)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、サングラス(アイヴァン)、ピアス・バングル(ザ・ショーケース バイ デルパン GINZA SIX店〈アイアム バイ イレアナ・マクリ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

淡いアプリコットにやわらかな白がとろけるフェミニンな春色コーディネート。スニーカーでカジュアルに、大人かわいく仕上げましょう。ピンクベージュの繊細なカットワークレザーのスニーカーで、ラグジュアリーな外しを。

【10】白シャツ×グリーンロングスカート

【10】白シャツ×グリーンロングスカート
スカート(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、シャツ(ebure)ピアス、(ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、バングル(コロネット〈フォルテ フォルテ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2019年

今季の流行色、みずみずしいグリーンのスカートを休日のカジュアルスタイルに投入! 白シャツに合わせるだけでハッとするほど新鮮に映ります。インパクトのあるバッグで着映えましょう。

【11】ピンクブラウス×デニムパンツ

【1】ピンクブラウス×デニムパンツ
ヴァレンティノのブラウス・デニム・ヴァレンティノ ガラヴァーニのスニーカー(ヴァレンティノジャパン)、サングラス(ケリング アイウエア〈ボッテガ・ヴェネタ〉) 撮影/小林幹幸 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

繊細なフラワー柄をあしらったレースのトップスは、デニムとスニーカーでテイストをミックスさせてラフに仕上げて。品のいいフェミニンな旬のカジュアルが完成します。

【12】ブルゾン×白ロングスカート

【2】ブルゾン×白ロングスカート
ブルゾン(三喜商事〈イレブンティ〉)、スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

わずか3㎜と紙のように薄くなめされたゴートスエードのフーデッドブルゾン。驚くほど軽いうえ、まるでベルベットのようなソフトな肌触りも魅力です。淡色グラデーションにまとめたスタイルに、爽やかなブルーのシルクスカーフをひと巻き。顔周りがパッと華やぎ、女性らしい優しさが生まれます。

【13】グレーコート×ニット×白パンツ

【3】グレーコート×ニット×白パンツ
コート・パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ニット(クルチアーニ 銀座店) 、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ネックレス・リング(シャンテクレール 東京店)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

布帛のロングカーディガンのようなライトな感覚で着られる、ひざ下丈のシンプルトレンチ。リブニットとクロップドパンツで上品カジュアルに仕上げると、洗練度がぐっとアップします。

【14】コート×イエローカーディガン×パンツ

【4】コート×イエローカーディガン×パンツ
コート(SANYO SHOKAI〈SANYO〉)、カーディガン(ストラスブルゴ〈アリクアム〉)、パンツ(コロネット〈ボリオリ〉)、ネックレス(アマン〈ザネラート〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

前立てのボタンが縦ラインを強調して端正なシルエットが際立つ一着。やわらかなコットンが着くずしたときにしなやかな表情を演出してくれます。ニット+パンツの端正スタイルを非凡に仕上げているのが、流行のブライトイエローのニットの見せ方。コートの袖をラフにロールアップしてニットをのぞかせるひと技で、カジュアルを極めた大人のセンスを香らせて。パンプスを合わせれば、女力もさりげなくアップします。

【15】白シャツ×ジレ×パンツ

【5】白シャツ×ジレ×パンツ
女性/スエードのロングジレ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、9分丈パンツ(ブラミンク)、バッグ(マドリガル〈エバゴス〉)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
男性/ブルゾン(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ヴァルスター〉)、ニット(コロネット〈アンドレア フェンツィ〉)、デニム(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)、ストール(パテックフィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)  撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

白シャツ×ベージュパンツは定番の組み合わせ。そこに、やわらかなラムスエードで仕立てたグレージュのロングジレを投入すると、大人のセンスが際立ちます。小粋なストローバッグを添えれば、今年らしいリラックスカジュアルが完成します。

【16】ピスタチオグリーンニット×白パンツ

【6】ピスタチオグリーンニット×白パンツ
ニット(ADORE)、パンツ(feerique)、ネックレス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious4月号』小学館、2017年

ピスタチオグリーン×オレンジ×白…ポップな色遊びが抵抗なく楽しめるのは、ノーブルなシルエットの白パンツのおかげ。ニットは裾がペプラム状になったキュートなデザインです。そのふんわりとしたシルエットを生かすなら、ボトムはすっきりスリム、そして足首見せが絶対条件。

【17】赤ニット×レザースカート

【7】赤ニット×レザースカート
トップス・レザースカート[ベルト付き]・ピアス・靴(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

顔の表情をぱっと明るく見せる鮮やか色のトップスは、素肌がほんのりのぞく、透け感のあるポロ襟ニット。カジュアルなアイテムながら、素材感や襟のあき具合でさりげなく女らしさを感じさせるところが、今の気持ちにぴったり。ボトムまでワントーンでまとめて華やかに仕上げましょう。

【18】イエローブラウス×パンツ

【8】イエローブラウス×パンツ
ブラウス・パンツ(ソニア リキエル 青山店)、ペンダント・リング(ザ・ショーケース GINZA SIX 店〈マクリ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、バッグ(アングローバルショップ 表参道〈ペリーコ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

程よいハリとしなやかさを備えたコットンストレッチに、ギャザーでボリュームを出しながら、ウエストも袖口もキュッと絞ったバルーンスリーブのブラウス。全体にボリューム感がある場合、絞りをきかせたシルエットを選び、首、手首、足首を見せる抜け感でバランスよく着こなしましょう。リラックス感のあるサフランイエローで、大人かわいいカジュアルに仕上げて。

【19】ボーダーニット×デニムパンツ

【9】ボーダーニット×デニムパンツ
ニット・デニムパンツ・バッグ(グッチ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

一見シンプルなボーダーニットだけれど、レースからのぞく素肌が官能的で、ハッとさせられる遊び心がモードな一着。まさにカジュアルな透け感のあるレース使いが今の気分を印象づける。デニムでよりカジュアルダウンしたら、端正なトップハンドルのバッグで、大人のクラス感を添えることも忘れずに。

【20】紫ニット×デニムパンツ

【10】紫ニット×デニムパンツ
ザ ハイアリンのニット・トゥルー ロイヤルのデニム・スティーブン デュエックのネックレス・ハムのブレスレット(ストラスブルゴ)、靴・バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ラウンドトウの新作『ブリジット』を、スモーキーなピンクスエードで足元から気品漂う春カジュアルに。

ブランドで選ぶ大人カジュアルコーデ


【1】ヴァレンティノ ガラヴァーニ

【2】ヴァレンティノ ガラヴァーニ
ヴァレンティノ ガラヴァーニの靴・サングラス・バッグ・ヴァレンティノのTシャツ・デニム(ヴァレンティノ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

シンプルが心地よく、そして自信をもって楽しめるようになった世代だからこそ、今また新鮮に映る、白Tシャツの潔さ。足元にキリッと輝くシルバー靴を選んだのは、コットンの清潔感を引き立てるためです。あえて色を投入しないことが、夏のモノトーンを成功に導く鍵に。ジュエリーのごとく光を反射する、辛口なスタッズが大人の迫力をもたらしてくれます。

【2】エルメス

【3】エルメス
ニット・パンツ・『ニュー・ファランドール』ネックレス・ブレスレット(エルメスジャポン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious4月号』小学館、2019年

美しい放物線を描く繊細なチェーンのジュエリーを、あえてカジュアルなニットでフランクに着こなしましょう。ジェリーは、平らに置くと『カレ』のような正方形。首を通す場所によって前後に流れるチェーンのボリュームが変わる仕組みです。

【3】サルヴァトーレ フェラガモ

【4】サルヴァトーレ フェラガモ
ニット・デニム・バッグ・サングラス(フェラガモ・ジャパン〈サルヴァトーレ フェラガモ〉) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

編み地に表情のあるニットは、ブランドの今季のキーカラー・ブルーに、メタルボタン付きレザーパイピングをのせた大人好みの一枚です。「ジャスミン」の色名にエレガンス香るオフホワイトのバッグが、デニムコーディネートの清新な引き締め役になってくれます。

【4】ファビアナフィリッピ

【5】ファビアナフィリッピ
コート・シャツ・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

主役のアウターは上質なナッパレザーにメタリック加工を施した迫力のブロンズコート。あえて輝きを抑え、シックに仕上げているので、洗練された大人の日常着として大いに活躍しそう。肌なじみのいい極薄レザーはまとったときに、その着心地のよさを実感します。インナーに白のコットンシャツを加えることで、清潔感のあるカジュアルをアピールしましょう。

【5】ロロ・ピアーナ

【1】ロロ・ピアーナ
コート・ニット・パンツ(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ピアス・リング(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

独自の手法で防水加工を施したテクノ・スエードのアウターは、スペイン産のラムスキンを使用。極上素材を惜しみなく使っているから、若々しいフード付きでも余裕が漂います。コクのあるマスタードイエロー×きりっとした白パンツ、そしてインナーは迷わずネイビーニットを! イタリア男さながらの配色センスで、鮮度の高い週末スタイルが完成します。

【6】アニオナ

【2】アニオナ
コート・ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

淡いグレージュをベースに、縦横に走る濃淡のインディゴブルーの織り柄が表情豊か。ファブリックに強いという伝統をもつアニオナだからこその、薄くて軽いこだわりのコットンツイードです。裏地なしの軽やかさを生かし、カーディガンのようにさっとはおり、共布のベルトをきゅっと結ぶだけで、こなれたカジュアルが完成します。

【7】ジバンシィ

【3】ジバンシィ
ブルゾン・ノースリーブトップス・パンツ・バッグ・ネックレス・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

人気が復活したMA-1やボンバー風のディテールをベースに、クチュール感あふれるビジュー使いが贅沢なジップアップブルゾン。一見ハードな流行も、モードブランドの黒で取り入れれば、大人のカジュアルがグンとあか抜けます。またワンピースなど、女らしい着こなしに合わせるのも、上級センスの見せ場に。

【8】ブルネロクチネリ

【4】ブルネロクチネリ
ジャケット・ボウにボールチェーンの付いたノースリーブのブラウス・パンツ・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス(ウノアエレジャパン)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

コンパクトなチャコールグレーのジャージージャケットは、胸ポケットの縁どりに繊細なボールチェーンがあしらわれ、大人のゆとりを印象づける、こなれた一着。チノ風のベージュパンツでマニッシュに装いながら、ボウブラウスで甘さを添えましょう。

【9】エトロ

【5】エトロ
ドレス・ブーツ・ネックレス・バングル(エトロ ジャパン) 撮影/Kei Ogata BY:『Precious5月号』小学館、2017年

やわらかなシルクシフォンに、流麗なペイズリーをあしらったロングドレス。エキゾチックなプリントが生み出す優雅なドレープと透け感で、涼しげに華やぎましょう。あえて足元はロングブーツを合わせ、気負いのない上質カジュアルに仕上げて。

【10】ルイ・ヴィトン

【6】ルイ・ヴィトン
シルクのブラウス・デニムパンツ・サングラス・ブレスレット各・バッグ・靴(ルイ・ヴィトン) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ルイ・ヴィトンの『モノグラム』を小さな幾何学柄にアレンジしたプリントブラウス。幾何学は知性とモダンさが表現できて、だれからも好かれる柄です。凛としたシャツ襟で、ジャストウエストに絞りがあるので、デニムでカジュアルダウンしても、きちんとした印象に仕上がります。

【11】エミリオ・プッチ

【7】エミリオ・プッチ
ニット・パンツ・バッグ(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

プリントの美しさで信頼の厚いエミリオ・プッチなら、柄ニットもこんなにエレガントです。袖の切り替えがない程よいボリュームシルエットに、デジタルタッチを生かした鮮度の高い柄をあしらい、モダンを極めるニットに。大胆に見えるけれど、黒×白×ブラウンのベーシックカラーだから着こなしやすく、まとうだけで容易に着映えがかないます。

【12】ディオール

【8】ディオール
ジャケット・Tシャツ・スカート・ネックレス(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

Tシャツをインに合わせ、美しいシェイプのジャケットをオープンに。軽やかなチュールのスカートを合わせた着こなしは、「ニュー ルック」の新解釈です。カジュアルな遊び心で表現したかしこまらないエレガンスは、まさに今の気分! これこそが、女性の精神性をリアルにとらえたマリア・グラツィア・キウリの視点です。