ブルゾンを使ったコーディネートのまとめです。少し肌寒いこの時期に1枚持っていると便利なブルゾン。着こなし次第でモードテイストにもカジュアルテイストにもなる万能アイテムのコーディネート集。

【目次】

カーキのブルゾンでつくるコーデ


ハイテク素材のショート丈ブルゾン×スキニーデニム

ハイテク素材のショート丈ブルゾン×スキニーデニム
ブルゾン(ヘルノ・ジャパン)、ニット(DES PRÉS 丸の内店〈DESPRÉS〉)、デニム(アマン〈アトリエ ノティファイ〉)、ストール(シジェーム ギンザ〈フランコフェラーリ〉)、バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(SUPER A MARKET〈WAIWAI〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ヘルノのハイテク素材「ラミナー」を使用したブルゾンは、防水、防風、汗発散に優れた機能性の高さが魅力。
緩やかに広がるテントラインのショート丈ブルゾンには、スキニーデニムを合わせ、ボリュームを上にするのが着こなしのポイントです。

ミリタリーブルゾン×ニットのタイトスカート

ミリタリーブルゾン×ニットのタイトスカート
コート(アングローバル〈イレーヴ〉)、アリュードのカーディガン・イレブンティのスカーフ(三喜商事)、シャツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ウィッスルズ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス(GALERIE VIE 丸の内店〈MODERN WEAVING〉)、時計(ヴァシュロン・コンスタンタン)、バッグ・靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious3月号』小学館、2018年

ビシッと決めたジャケパンにあえてラフなミリタリーブルゾンを重ねるところがオシャレ。程よくボディーにフィットするニットのタイトスカートを合わせて、きちんと感とキレのある女らしさをアピールしましょう。白シャツの襟でキリッと引き締め、小紋柄スカーフを合わせるとかっこよさが実現。色はシックトーンに抑えつつ、ボトムと小物で女らしい華やぎをプラスします。

ピンクのブルゾンでつくるコーデ


ピンクのブルゾン×アイボリーのフレアスカート

ピンクのブルゾン×アイボリーのフレアスカート
ドゥロワーのブルゾン・ドラゴンのバッグ(ドゥロワー 丸の内店)、アバティのTシャツ・エリザベス アンド ジェームスのスカート(コロネット)、時計(ブライトリング・ジャパン)、靴(ebure〈アルムナエ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

今春、ぜひ取り入れたいのが大人のスポーツテイスト。ブルゾンはパワフルなピンクを選択し、その迫力に負けないようにたっぷりしたフレアスカートで女力ある華やぎを加味しましょう。端正なアイボリーカラーとなら、軽快さも十分です。

ベージュのブルゾンでつくるコーデ


スエードのフーデッドブルゾン×ロングスカート

スエードのフーデッドブルゾン×ロングスカート
ブルゾン(三喜商事〈イレブンティ〉)、スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

わずか3㎜と紙のように薄くなめされたゴートスエードのフーデッドブルゾン。驚くほど軽いうえ、まるでベルベットのようなソフトな肌触りも魅力です。淡色グラデーションにまとめたスタイルに、爽やかなブルーのシルクスカーフをひと巻き。顔周りがパッと華やぎ、女性らしい優しさが生まれます。

ベージュブルゾン×白シャツ×ワイドパンツ

ベージュブルゾン×白シャツ×ワイドパンツ
フーデッドコート・バッグ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ワイドパンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、スーツケース〔参考価格〕(フィーゴ〈フェリージ〉) 靴(JIMMYCHOO)、時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

出張時でもリラックス感はほどほどに、ワイドパンツを主役にいつもと同じようなきちんとスタイルをキープするのがキャリア女性の矜持。白シャツをベージュブルゾンの袖口からのぞかせた絶妙な色重ねで、どこまでも上品な着こなしを目指します。

光沢ベージュブルゾン×黒パンツのスポーティーコーデ

光沢ベージュブルゾン×黒パンツのスポーティーコーデ
ブルゾン(ウールリッチ 表参道店)、白のカシミヤニット(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、パンツ(チェルキ〈トモウミオノ〉)、ストール(アマン〈アルテア〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

光沢ベージュに、黒のとろみパンツで艶やかな女らしさを引き出しながら、スポーティー&シックなコーディネートに。顔周りは白で明るく照らして、春の差し色は、小さくピリリと効かせるのがポイントです。

ネイビーのブルゾンでつくるコーデ


ネイビーのブルゾン×春色ボーダースカート

ネイビーのブルゾン×春色ボーダースカート
ブルゾン(ボウルズ〈ハイク〉)、ニット(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、スカート(ヴァルカナイズ・ロンドン〈エンリスト〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈グッチ〉)、時計(IWC)、バッグ(CPR TOKYO〈フリン〉)、靴(ebure〈スペルガ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

'60年代に一世を風靡した「US ARMY M51フィールドジャケット」のディテールを踏襲したメンズライクなブルゾン。地厚なコットンを裏地なしで仕立てることで、軽やかさを追求しています。深いネイビーのブルゾンには、春色のボーダースカートが小粋に映えます。

ネイビーのエレガンスブルゾン×パールネックレス

ネイビーのエレガンスブルゾン×パールネックレス
コート(ヘルノ プレスルーム)、トモウミ オノのプルオーバー・パンツ・ミッレのピアス・ネックレス(チェルキ)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

シルクのような光沢感が美しい新素材「モノストレッチ」を使用したスポーティーな一着。高めのスタンドカラーには、フードが内蔵されており、ふっくらとした丸みを帯びたボリュームフォルムが、顔周りに華やぎを添えてくれます。裾にあしらわれたドローストリングの紐をキュッと締めると、ふんわりと優しいシルエットが生まれ、大人顔のエレガンスブルゾンに。リラックスした着こなしも、パールネックレスやパイソンバッグを加えることで、都会的な雰囲気に仕上がります。

ネイビーのブルゾン×ノースリーブニットワンピース

ネイビーのブルゾン×ノースリーブニットワンピース
ブルゾン(クルチアーニ銀座店)、ノースリーブニットワンピース(三崎商事〈マロ〉)、M/G TASAKI のリング・TASAKIのネックレス(TASAKI)、スカーフ(バーニーズ ニューヨーク〈バーニーズ ニューヨーク〉)、バッグ(ヴァレクストラ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

ネイビーのナイロンブルゾンは、控えめな光沢が上品。裾に絞りがないぶん、タイトなワンピースやボトムがきれいに決まります。エレガントなコーディネートのスパイスとして一着はワードローブに備えておきたいアイテムです。

黒のブルゾンでつくるコーデ


黒のブルゾン×ノースリーブトップス×パンツ

黒のブルゾン×ノースリーブトップス×パンツ
ブルゾン・ノースリーブトップス・パンツ・バッグ(ジバンシィ表参道店)、ピアス・ネックレス・ブレスレット(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious4月号』小学館、2017年

人気が復活したMA-1やボンバー風のディテールをベースに、クチュール感あふれるビジュー使いが贅沢なジップアップブルゾン。一見ハードな流行も、モードブランドの黒で取り入れれば、大人のカジュアルがグンとあか抜けます。またワンピースなど、女らしい着こなしに合わせるのも、上級センスの見せ場になります。

ショートブルゾン×白のワイドパンツ

ショートブルゾン×白のワイドパンツ
ブルゾン・パンツ・バッグ(トム フォード ジャパン)、バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

甘さを排除した黒×白のメリハリ配色には、小物もモノトーンを合わせるのが常。でもここにキャメルをプラスすると…その華やぎ効果は抜群です!リネン混キャンバス地のショートブルゾンにワイドボトムを合わせたスポーティーな着こなしも、キャメルレザーのコクによって、ゴージャスなリッチ感が生まれます。

ブルゾンに合わせたいワンピース


異素材ワンピース×ジップアップブルゾンのセットアップコーデ

異素材ワンピース×ジップアップブルゾンのセットアップコーデ
ブルゾン・ワンピース・バッグ・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2018年

前身ごろはラムレザースエード、後ろ身ごろはジャージー素材と、異素材を組み合わせたジップアップブルゾン。スポーティーアイテムならではの、快適な着心地と軽快なフォルムをもちながら、端正で上品な印象です。その理由は、澄んだアイスグレーに染め上げたしなやかなスエードが、リッチ感を演出してくれるから。同仕様のワンピースとセットアップで着こなして、繊細な女性らしさをアピールしましょう。

シルクワンピース×ゴールドのスエードブルゾン

シルクワンピース×ゴールドのスエードブルゾン
ブルゾン・ワンピース・バッグ・スニーカー(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious3月号』小学館、2017年

ゴールドのスエードブルゾンは、しっとりとした質感や、ボールチェーンで表現したストライプなど、随所にブルネロ クチネリらしい、品のよさが漂います。バニラトーンのシルクワンピースで清潔感を演出するのを忘れずに。

スモーキーピンクのシャツワンピース×コンパクトブルゾン

スモーキーピンクのシャツワンピース×コンパクトブルゾン
ブルゾン(バイ マレーネ ビルガー 青山店)、シャツワンピース(三喜商事〈アニオナ〉)、バッグ(コロネット〈ニナ リッチ〉)、靴(三喜商事〈イレブンティ〉時計(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious3月号』小学館、2017年

スモーキーピンクのシャツワンピースを、コンパクトブルゾンでカジュアルダウン! 辛口なゴールドパイソンのバッグを合わせると大人っぽさがさらに高まり、こなれた雰囲気に仕上がります。