近ごろますます注目が高まっているオーストラリアの中央北部エリア、ノーザンテリトリー。Precious.jpイチオシのスペシャルな体験や贅沢なスポットをピックアップしてお届けしている短期連載、第1回は厳選した絶景体験を、第2回はラグジュアリーな宿をご紹介しました。

最終回となった今回は、ノーザンテリトリーの雄大な自然をクローズアップ。世界複合遺産にも登録されている、観光のハイライト、カカドゥ国立公園と、滞在しながら自然を体感できる高級グランピング施設をピックアップ!

観光のハイライト、世界複合遺産のカカドゥ国立公園ってどんなところ?

圧倒的に広大な自然、その面積は日本の四国ほど。©Peter Eve/Tourism NT
圧倒的に広大な自然、その面積は日本の四国ほど。©Peter Eve/Tourism NT

約2万平方キロメートルという、日本でいうと四国とほぼ同じ大きさの敷地面積を誇る国立公園。3つの川と湿地、熱帯雨林、マングローブ林、岩場など、変化に富んだ自然環境が広がり、主要な観光スポットをひととおり回ろうとするだけでも、3日前後かかるとか。

変化に富んだ自然を、丸ごと楽しめるのが魅力 ©Tourism Australia
変化に富んだ自然を、丸ごと楽しめるのが魅力 ©Tourism Australia

また、オーストラリアの先住民、アボリジニの2万年以上前に描かれた岸壁画や生活の跡なども残され、「自然遺産」と「文化遺産」の両方を兼ね備えた「複合遺産」として登録されているのです。

ワイルドな自然とリュクスな滞在をいいとこどり! 高級グランピング施設

■おすすめ宿1:快適を極めた大自然ステイ!「ワイルドマン・ウィルダネス・ロッジ」

自然と一体化するような体験ができる、外の休憩施設
自然と一体化するような体験ができる、外の休憩施設

カカドゥ国立公園の西隣、メアリーリバーの湿原を見渡す場所に位置するリゾート「ワイルドマン・ウィルダネス・ロッジ」。環境に配慮してシンプルながらも、高級宿泊施設の快適さとホスピタリティを備えています。敷地内には可愛らしいワラビーの群が訪れ、自然の中で暮らすような気分を盛り上げて。

サファリテントもこんなに快適
サファリテントもこんなに快適

宿泊は、広大な敷地内に点在するサファリテントとキャビンのどちらか。大地と一体化したインフィニティプールでのんびり過ごしたり、屋外で食事をしたり、リゾートらしい過ごし方もできれば、豊富に用意されたアクティビティに参加して、カカドゥ国立公園を満喫したりと、思い思いの時間を堪能することができます。

高級リゾートならではの、インフィニティプールで静かな時間を
高級リゾートならではの、インフィニティプールで静かな時間を

ロケーション、そして得られる体験のクオリティ、どれをとっても究極のグランピング体験として忘れられない旅になるはず。

問い合わせ先

■おすすめ宿2:野生動物の声を満喫!ラグジュアリーなサファリバンガロー「バムル・プレーンズ」

自然を楽しむことに重点を置いた、ラグジュアリーバンガロー
自然を楽しむことに重点を置いた、ラグジュアリーバンガロー

こちらもカカドゥ国立公園の西隣にあり、ダーウィンからチャーターでアクセス。海や川を近くに擁するサバンナの中にあるデザイナーズホテルは、9室のスタイリッシュなサファリバンガローからなります。

自然を体感しながら、ゆったりとホテルのようにくつろげて…。究極のラグジュアリーグランピング体験。
自然を体感しながら、ゆったりとホテルのようにくつろげて…。究極のラグジュアリーグランピング体験。

バンガローの寝室は、窓から朝日を見られるようにも調節可能。テレビや電話、ミニバーなどはありませんが、双眼鏡や図鑑、懐中電灯など探索に必要なものは各部屋に備えてります。

この地に来ているならではの新鮮な地元食材を堪能できる。新しい味覚と出会えそう。
この地に来ているならではの新鮮な地元食材を堪能できる。新しい味覚と出会えそう。

ボートツアーや、バードウォッチング、フィッシングなどのアクテビティ、4WDで巡るサファリツアーなど、自然にたっぷり触れられるのも魅力。地元の食材や自生のハーブなどを使った食事やバーベキューなど、食でもノーザンテリトリーを満喫して。

問い合わせ先

ノーザンテリトリーの雄大な自然の楽しみ方はさまざま。「自然の中に泊まる」という新しい選択もおすすめです! ノーザンテリトリーの情報は、こちらの特集ページ(外部サイト)にもさらに詳しく掲載されています。

問い合わせ先

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
EDIT&WRITING :
安念美和子