今、「美容の情報発信基地」として進化している街、銀座。ブランドの直営店や百貨店カウンターはもちろんのこと、体験型のショップが続々と登場しています。

なかでも、「SHISEIDO THE STORE」は、まさに美の殿堂。145年もの時を日本人女性と共に歩んできた資生堂の伝統と、未来予想図を堪能できるラグジュアリーな空間となっています。

美とアートを体感しながら巡るのが楽しい4つのフロア

「SHISEIDO THE STORE 」は、1階から4階までの4フロア構成。全体が資生堂の美意識、そしてさまざまなクリエイターたちの感性を融合させたデザイン空間で、資生堂の世界観をまるごと体感できます。

空間デザインを手掛けたのは、デザインオフィスnendo代表の佐藤オオキさんと、空間デザインオフィスonndo代表の青野啓太さん。資生堂の象徴である〝花椿マーク″のシルエットを、インテリアのデザインに採用。壁や床、鏡やシェード、照明などさまざまなポイントで発見する楽しみもあります。

1階は資生堂の象徴〝花椿マーク″が印象的なスタイリッシュな空間。
1階は資生堂の象徴〝花椿マーク″が印象的なスタイリッシュな空間。

ほかにも、外観や1階ミラー映像のインスタレーションはアーティストの松尾高弘さん、ショーウィンドウは美術家のミヤケマイさん、スタッフコスチュームはHanae Moriのクリエイティブディレクターでもあるデザイナーの天津憂さんらを起用。店内に流れる耳に心地よいミュージックは、音楽家の蓮沼執太さんが手がけています。

■1階:「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」という2大ブランドの体験コーナー

1階は、資生堂を代表する2つのブランド「SHISEIDO」と「クレ・ド・ポー ボーテ」が体感できるコーナーと「スタイリングバー」からなるフロア。ミラーの中にさまざまな光のオブジェクトが映し出されるインスタレーションを楽しみながら、コスメを体感できます。

3階にある撮影スタジオ「BEAUTY BOOST BAR & PHOTO STUDIO」のメニューの一部を体験することができ、スタイリングのアドバイスやヘアのお直しもできる。
3階にある撮影スタジオ「BEAUTY BOOST BAR & PHOTO STUDIO」のメニューの一部を体験することができ、スタイリングのアドバイスやヘアのお直しもできる。
「SHISEIDO」のアイテムが並ぶ〝花椿″モチーフのカウンター。
「SHISEIDO」のアイテムが並ぶ〝花椿″モチーフのカウンター。
〝花椿″モチーフの壁のディスプレイ。
〝花椿″モチーフの壁のディスプレイ。

■2階:資生堂のブランドが一堂に会する&試せるフロアで、自分の「未来の美」を手に入れて

飽きずに何時間でも滞在してしまいそうなのが、2階の「ビューティースクエア」。「ザ・ギンザ」や「クレ・ド・ポー・ボーテ」、「セルジュ・ルタンス」など、スキンケア、メイクアップからフレグランスまで、資生堂のさまざまなブランドがディスプレイされています。実際に手に取って使い心地や香りを試すだけでなく、丁寧なカウンセリングも受けられ、さらには、懐かしのブランドや資生堂の歴史を改めて知ることができる、貴重な場所でもあります。

圧巻! どのブランドからチェックするか迷いそう。
圧巻! どのブランドからチェックするか迷いそう。
無料でカウンセリングを受けられるコーナーもあり。機能美のインテリアも素敵。
無料でカウンセリングを受けられるコーナーもあり。機能美のインテリアも素敵。
根強いファンに愛される「カーマインローション(N)」やドルックスシリーズも! パッケージを眺めながら巡る楽しみもあり!
根強いファンに愛される「カーマインローション(N)」やドルックスシリーズも! パッケージを眺めながら巡る楽しみもあり!

そして、「SHISEIDO THE STORE」メンバープログラム会員専用のメンバーズスキンケアサロン「ビューティーアップキャビン」は、美を磨くプライベート空間。「ベネフィーク コース」、「資生堂 フューチャーソリューション LX コース」、「ザ・ギンザ コース」という3種類、各60分のフェイストリートメント体験が待っています。コスパのよさも魅力です!

「ベネフィーク コース」(約60分)8500円ほか。当日から1か月先までの予約制で利用可。メンバープログラムは店頭でお買い上げの際に申し込める。
「ベネフィーク コース」(約60分)8500円ほか。当日から1か月先までの予約制で利用可。メンバープログラムは店頭でお買い上げの際に申し込める。

■3階:もっと美を探求したい!なら、エステとヘアメイクが受けられるサロン&撮影スタジオへ

3階の「BEAUTY BOOST BAR & PHOTO STUDIO」は、ショーでも活躍するアーティストがスタイリングを提案してくれるヘアメイクアップサロンと、撮影スタジオ。

美を磨いた自分の姿もひとつの作品。〝花椿″に映る自分にうっとり……。
美を磨いた自分の姿もひとつの作品。〝花椿″に映る自分にうっとり……。

さらには、「クレ・ド・ポー ボーテ」のエステティックが受けられるサロンもあるんです。メニューはフェイシャルからボディ、そしてブライダルエステまでが用意され、トリートメント後は、「クレ・ド・ポー ボーテ」のフルラインアップを使ってメイクアップもできちゃいます!

宇宙を思わせるキャビンで受けるリュクスなトリートメント。「ボーテ スタンダード」(約100分)¥27,000ほか。
宇宙を思わせるキャビンで受けるリュクスなトリートメント。「ボーテ スタンダード」(約100分)¥27,000ほか。
心ゆくまでメイクアップも楽しめる。
心ゆくまでメイクアップも楽しめる。

ヘアメイクだけでなく、プロのフォトグラファーによる撮影も可能に。お仕事用のポートレートの撮影にも最適です。また、男性向けのヘア&メイクメニューもあるので、パートナーと一緒に記念日の撮影をしたい、というニーズにも応えてくれます。

■4階:仕上げはカフェで。体の中からキレイになれるお弁当もいただけます

4階には、パーソナルレッスンが受けられるプライベート空間と、心がホッとできるコミュニティスペース「SHISEIDO THE TABLES」があります。

個室での美容レッスンが受けられる「パーソナルビューティーセッション」は、毎日、予約開始から数分で予約が埋まってしまうほど人気の高いコンテンツ。

顔のバランスを分析し、実習するといったメイクの悩みに応えてくれる実践型の有料カウンセリング。当日から1か月先まで予約可。
顔のバランスを分析し、実習するといったメイクの悩みに応えてくれる実践型の有料カウンセリング。当日から1か月先まで予約可。

「SHISEIDO THE TABLES」のカフェのコンセプトは「姿・身体・心」を整えながら本来の美しさを取り戻すように、精進料理のもつ精神性がベース。

〝花椿″モチーフに彩られた美空間。
〝花椿″モチーフに彩られた美空間。
世界中の〝美しい本″を集めたコーナーの書籍は閲覧自由。
世界中の〝美しい本″を集めたコーナーの書籍は閲覧自由。

平日限定の昼のお食事は、日本全国で農家のる人たちが自家採種をして守ってきた在来の野菜と、昔ながらのおかずを詰め合わせた「古来種野菜のお弁当」。滋味深い味わいで、体の中からキレイになれそう。

「古来種野菜のお弁当」¥1,800。季節の古来種野菜を「生」「煮」「焼」「蒸」「揚」の五法で調理したおかず、日替わりの焼き魚、椎茸の含め煮や煮たまご、牛そぼろなど5種類の定番おかずなどが詰められている。
「古来種野菜のお弁当」¥1,800。季節の古来種野菜を「生」「煮」「焼」「蒸」「揚」の五法で調理したおかず、日替わりの焼き魚、椎茸の含め煮や煮たまご、牛そぼろなど5種類の定番おかずなどが詰められている。

オーダーは平日の11:00~15:00なので、少し遅めのランチにしても。ほかに、土・日・祝日限定の季節を味わう一汁三菜「五季膳」(予約制。3500円)も人気です。こだわりのコーヒーや季節の甘味などもオーダーでき、不定期でイベントやワークショップも開催されています。

セレクトグッズスペースでは、プチギフトにちょうどいいグッズが販売されています。オリジナルのステーショナリーやコスメモチーフのピンバッジ、カフェで使われている豆皿など、大人カワイイ小物をお土産にしましょう。

レトロなポスターをプリントしたハガキ。ポストカード1枚¥50。
レトロなポスターをプリントしたハガキ。ポストカード1枚¥50。
「アイラッシュカーラー(ビューラー)」モチーフなど「Fil D’araignee(フィル ダレニエ)」のピンバッジ。各¥2,800。
「アイラッシュカーラー(ビューラー)」モチーフなど「Fil D’araignee(フィル ダレニエ)」のピンバッジ。各¥2,800。

美のアート空間での最新コスメ体験と美容のスペシャリストによる盛りだくさんのソリューション、そしてカフェでの美食のひと時までフルラインアップで用意されています。日本人の美の歴史を遡り、未来のキレイを探求するために訪れてみてはいかがでしょうか?

問い合わせ先

※掲載した商品の価格はすべて税抜です。

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この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2018.7.15 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
五十嵐美弥
WRITING :
はまだふくこ