知っておきたい今年の夏流行のスカートや、ロング、フレア、アシンメトリー、プリーツなどいろいろなスカートのコーデを厳選ピックアップ。

【目次】

流行のスカートをピックアップ


【1】キートンの白スタッズスカート

【1】白スタッズスカート
トップス(コロネット〈エアロン〉)、スカート(キートン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ハトメをあしらったマリンテイストの白いスカートを主役に、ボリュームスリーブのシルバートップスで遊び心をプラス。小物は明度の高い色をちりばめて、夏にふさわしい清涼感を演出しましょう。

【2】エミリオ・プッチの白ミドル丈タイトスカート

【2】白ミドルタイトスカート
スカート(エミリオ・プッチ ジャパン)、ニット(モールド〈チノ〉)、サングラス(プロポデザイン〈プロポ〉)、ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

フロントを彩る小さなゴールドボタンとスマートなシルエットが、「リッチな白」を印象づけるスカート。黒ニットとつくる休日のモノトーンは、サングラスやバッグなどモダン&スパイシーな小物使いで際立たせましょう。

【3】レ・コパンの黄色ラップスカート

【3】黄色ラップスカート
スカート・シャツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ネックレス・リング(フレッド)、時計(オメガ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

明るい印象へと導く、イエローのスカートを主役に、初夏のワードローブを一新させて。端正なベージュシャツも、変形ラップスカートを合わせることで、ぐっとこなれた雰囲気に仕上がりmす。淡色カラーの着こなしで膨張しないよう、シャツのVゾーンから肌をのぞかせて、キレ味をプラス。さらりと心地よいリネンコットンのスカートは、これからのシーズンに活躍します。すっきり見えるタイトなシルエットながら、ラップ仕立てのデザインや、斜めにあしらった大きなポケットがアクセントに。

【4】ブルネロ クチネリの黒スポーティータイトスカート

【4】黒スポーティータイトスカート
スカート・ブルゾン・カットソー・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

グラマラスな女らしさとは対極にある、今っぽさのあるスポーティーなタイトスカートで、ヘルシーなモード感を楽しみましょう。透け感のあるジップアップブルゾンを合わせて、さらなる「すっきり映え」を狙った着こなしは、スレートブルーとの配色でシックに。小物にもエッジを効かせて都会的に仕上げると、若い世代とは一線を画すスポーティースタイルが完成します。

【5】ミッソーニのピンクニットスカート

【5】ピンクニットスカート
スカート・ニット(三喜商事〈ミッソーニ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

足を崩しやすく、くつろいだ姿勢でも女らしさを失わないニットスカート。ピンクベースの優しい柄が映えるセットアップでたおやかな佇いを演出しましょう。

【6】フェンディのセットアップ風シルクスカート

【6】セットアップ風シルクスカート
スカート・ブラウス・ピアス・バッグ・靴(フェンディ ジャパン)、インナー/私物 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

心地いい光と風をまとうようなシルクスカートは、ストライプの配置を違えた素材が2枚重ねになっており、体が透けすぎないところも優秀。センター部分の切り替えによって、リズミカルな印象を与えてくれます。

ロングスカートのコーデ


【1】ブラミンクの白コットン素材ロングスカート×黒ノースリーブニット

【1】白コットン素材ロングスカート×黒ノースリーブニット
スカート(ブラミンク〈ブラミンク〉)、ニット(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、ハット(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ペリーニ〉)、サングラス(オリバーピープルズ 東京ギャラリー)、バッグ(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ渋谷公園通り店〈カルトガイア〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ほんのりとした透け感のあるコットンヴィスコース素材のやわらかなスカートは、分量感があっても軽やか。繊細なフリンジが上品になじみつつも、華やかな存在感を発揮します。甘くフェミニン度の高いマキシ丈スカートをカジュアルに着こなすには、濃い色のシンプルトップスを合わせるのが鉄則。ナチュラルなストロー系の小物で涼やかで優しい印象をプラスしましょう。

【2】シクラスの黒ロングスカート×白ニット

【2】黒ロングスカート×白ニット
コットンのニット(オルドス ファッション ジャパン)、ネイビーのコットンシルクのスカート(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ペンダント・バングル・時計(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エストネーション〈ペラン〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

この夏流行のふんわり広がるフェミニンなロングスカートを、白とネイビーでシンプルに。仕上げに、クラシックで男前なローファーのなかでも華やかなキルトタッセルローファーを選択。適度なボリューム感のある白で絶妙なバランスを取りましょう。

【3】M・filの緑ロングスカート×白トップス

【3】緑ロングスカート×白トップス
スカート(オールウェイズ〈M・fil〉)、エスカーダ スポートのブラウス・エスカーダのカーディガン(エスカーダ・ジャパン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ペンダント(GALERIEVIE 丸の内店〈SHAINA MOTE〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈モンパナマ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

みずみずしいグリーンのスカートは涼やかなリネン素材。オフ白のトップスを重ねて、爽快感のある着こなしに仕上げましょう。

【4】エイトンの黒ロングスカート×白Tシャツ

【4】黒ロングスカート×白Tシャツ
Tシャツ(クリップ クロップ〈オーラリー〉)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ピアス・チョーカー(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

トレンド感を取り入れたいときは、マキシ丈のスカートやアンクルストラップのサンダルで、足元重めのバランスを。ジャストサイズの白Tで、上半身はすっきりとまとめましょう。

【5】エス マックスマーラのカーキロングスカート×白シャツ

【5】カーキロングスカート×白シャツ
マックスマーラのTシャツ・サングラス・エス マックスマーラのスカート(マックスマーラ ジャパン)、帽子(アマン〈ドリア 1905〉)、バッグ(アタリー)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

シャーリングをあしらった袖は、気になる二の腕から視線をそらしてくれます。ジャストウエストで絞りをきかせたカーキのロングスカートに、ウエストインしてスタイルアップ。ナチュラルな夏素材の小物はシックな差し色効果も期待できます。

フレアスカートのコーデ


【1】ADOREの白フレアスカート×ネイビートップス

【1】白フレアスカート×ネイビートップス
トップス(ザ シークレットクロゼット神官前〈シクラス〉)、スカート(ADORE)、時計・ピアス・ペンダント・バングル・リング(ピアジェ)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

程よくゆとりのあるトップスと動きのあるスカート。このバランスが、王道の「すっきり見せ」配色の着こなしを鮮度アップしてくれます。上下で視線が分断されないように、足元でネイビーをリフレイン。アンクルストラップ&チャンキーヒールが、今らしさと上品な印象をさりげなく演出しましょう。

【2】マディソンブルーのライトブルーフレアスカート×ライトブルーシャツ

【2】ライトブルーフレアスカート×ライトブルーシャツ
靴(ブルーベル・ジャパン〈ジュゼッペ ザノッティ〉)、シャツ・スカート(マディソンブルー)、帽子(アングローバルショップ 表参道〈エクア アンディーノ〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

夏の風景に溶け込む、ライトブルースカート&シャツの着こなしで爽やかに。自由を謳歌する日の着こなしに選ぶのは、パームツリーの「ジュエル靴」。おしゃれの冒険を楽しみながらも、手元にはソリッドなゴールドバングルを。どんなときでも、気品を大切に、リッチな輝きを添えるのも、大人のおしゃれの流儀です。

【3】サポートサーフェスの黒フレアスカート×白シャツ

【3】黒フレアスカート×白シャツ
スカート(サポートサーフェス)、シャツ(ストラスブルゴ〈バルバ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

和の空間では、座り姿も美しい、ひざ下丈のフレアスカートが重宝。涼やかなメッシュ素材のスカートは、生地の重なり部分がフリルのようになったモダンなデザインです。存在感のあるスカートだから、白シャツを合わせるだけで印象的な装いになります。

【4】ボッテガ・ヴェネタのカーキ柄スカート×カーキトップス

【4】カーキ柄スカート×カーキトップス
スカート・トップス・ベルト・バッグ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン) 撮影/淺井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

歩くたびに心ときめくプリントスカートの着こなし。'70年代のウォールペーパーからヒントを得たというグラフィカルな柄のスカートは、プリーツの切り替えがヒップ部分から入っており、広がりすぎないのも魅力です。

【5】ドゥロワーの水色フレアスカート×白シャツ×ネイビーカーディガン

【5】水色フレアスカート×白シャツ×ネイビーカーディガン
シャツ(アクアモーレ〈トマソ ステファネリ〉)、カーディガン(Theory luxe)、スカート(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、時計(パテック フィリップ)、バッグ(ジバンシィ表参道店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

軽やかに揺れる姿が美しいミラノリブで仕立てたサックスのフレアスカート。その愛らしい印象を高めてくれるのが、シンプルな白シャツです。バッグはマットなものではなく、インパクトのあるパイソンのネイビーバッグを効かせると、甘すぎないラグジュアリーなトリコロール配色が完成します。

アシンメトリースカートのコーデ


【1】エストネーションのゴールドアシンメトリースカート×黒ブラウス

【1】ゴールドアシンメトリースカート×黒ブラウス
靴『SHAR』(JIMMY CHOO)、コートのブラウス・エストネーションのスカート(エストネーション)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、ネックレス(ジョージジェンセン ジャパン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

メタリックな風合いのプリーツスカートは、ラップ仕立てに加え、裾のラインを段違いにした「ひとくせ」が光る一枚。Vネックの黒ブラウスと合わせて、あくまでかっこよく着こなすのが大人の流儀です。足元もVカットのヒール靴を合わせることで、都会の街に映えるモダンなコーディネートが完成します。

【2】ジル・サンダーの水色アシンメトリースカート×白シャツ

【2】水色アシンメトリースカート×白シャツ
スカート・シャツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

知的な雰囲気が漂う、アシンメトリープリーツのスカートには、限りなく白に近いパウダーブルーのシャツを合わせてフレッシュに。淡い色調をくずさないように、小物も白やベージュでまとめるのが正解です。やわらかな素材を組み合わせたフェミニンな着こなしでも、シャツの襟元に浮かぶ、Vラインが顔立ちをシャープに演出します。スカートは風をはらんで軽やかに揺れる爽快なライトブルー。ウエスト部分から流れるように施されたプリーツ使いが、たおやかな雰囲気を醸し出します。

プリーツスカートのコーデ


【1】シクラスの黒プリーツスカート×黒ノースリーブブラウス

【1】黒プリーツスカート×黒ノースリーブブラウス
スカート(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ブラウス(バイ マレーネ ビルガー GINZA SIX)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(サードカルチャー〈エレナ ギセリーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

女らしくてかっこいい、辛口なブラックのスカートとブラウスの着こなしはミーティングから会食シーンまで幅広く活躍。とろみのあるブラウスやソリッドな地金ジュエリーを合わせることで、オールブラックでも軽やかな印象になります。スカートは歩くたびに揺れる、シルクオーガンジーのプリーツを施した、異素材ミックスのラップデザインです。

【2】エイトンの白プリーツスカート×ネイビーカットソー

【2】白プリーツスカート×ネイビーカットソー
靴(ストラスブルゴ〈ブラク ウヤン〉)、カットソー(スローン)、スカート(ヴァリアス ショールーム〈エイトン〉)、ネックレス(Theory luxe〈Kong qi〉)、バングル(TOMORROWLAND〈CATHS〉)、バッグ(ebure〈センシ スタジオ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

風をはらんで優しく揺れる、白のプリーツスカートを、甘く転ばせず、これほどまでにかっこよく着こなすことができたら、どんなに素敵でしょう。引き算の着こなしを楽しむように、トップスはごくごくシンプルなノースリーブを。そのぶん、足元にはモノトーンのグラフィカルなサンダルで、小気味いいアクセントを加えて。