年齢を重ねれば重ねるほど、小柄であることは
幼く見えることにつながり、特に仕事の場面では
貫禄に欠けて見えることもしばしば。
いかに大人っぽく見せるかを、意識するようになりました。

Tシャツ_1,スカート_1
薄手のサマーカシミア素材を用いたカーディガンは、冷房対策にも最適。あえてきちんと肩にかけず、首に巻き付けるようにして、ポイントづくりを。Tシャツ/プチバトー カーディガン・スカート/J.crew バッグ/Sans Arcidet 靴/JIMMY CHOO

とはいえ、着たい服をがまんするのもしゃくですよね?
特にピンク。逆に若いころは見向きもしなかった色が
年々、気になるようになってきました。

ところがこのピンクがくせ者で、幼く見えるならまだしも
“若づくり”にもなりかねない危険が…。
そこでピンクを着るときは、
大人度の高いアイテムを選ぶようにしています。
スカートよりはパンツ(パンツももっています)だし、
スカートで着るなら、フレアよりペンシルシルエットで
大人っぽさとすっきり感の両立を図ってみました。
ふだんは楽チンなローヒール派ですが
ピンクを着るときは、足元もパンプスでエレガントに。

Tシャツ_2,スカート_2
クロッチがついたボディスタイプは、ウエストインにとても便利。かつてはシャツタイプももっていたのですが、トップスをインに着るスタイルが帰ってきた今、再び買い直さなくちゃ…と思っています。Tシャツ/プチバトー スカート/J.crew

実はこのコーディネート、最初はトップスに
そでがラッフルになったブラウスを合わせていました。
頭のなかではしっくりきていたのですが、
いざ着てみたら、懸念していた“若づくり”そのものに。
そこで慌ててトップスをTシャツにチェンジし、
さらに同系色のカーディガンを羽織ってみました。
適度にカジュアル感が加わったことで
甘すぎる若づくり感が払拭できたと同時に、
濃いめピンクのカーディガンがポイントになり
視線を上に集めることもできたかと…。

ちなみにこのTシャツは、ボディスタイプ。
トップスをボトムにインで着るとき、
ウエストがぐずぐずして気になることがありますよね?
その点、ボディスになっていると煩わしくなく、
すっきり感もアップすると思います。
そして、この白Tはボディスになっているだけでなく、
このブランドの定番ものより、
ほんの少し、そで丈が長くなっています。
それだけで、ちょっぴりシックに仕上がるのも
優秀ポイントだと思っています。

(写真/エディターH&J 文/エディターJ)

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