バレエの習い事といえば、幼いころから子どもに習わせるイメージがありますが、大人でもレッスンを受けることができるのです。

このバレエを40代から始める場合、趣味もしくはボディーメイク、健康のためなどが目的のことが多いのではないでしょうか。しかし、まったくバレエの経験がないと身体がレッスンについていけないのでは? といった不安もあるでしょう。

そこで、40代女性がバレエを趣味で始める方法や心配を解消する方法を、大人の女性のためのスタジオ、チャコット 宮益坂バレエスタジオのスタッフさんに伺いました。

40代からでもバレエは始められる?

バレエレッスンを受ける人たち
40代からでもバレエは始められる?

そもそも、40代からでもバレエは始められるのでしょうか。チャコットの宮益坂バレエスタジオのスタッフさんは次のように話します。

「現在レッスンに通っている方の中にも、40~50代から始められた方が多くいらっしゃいます。通常バレエのレッスンは90分ですが、初心者向けの入門クラスでは60分のクラスですので、始めやすくなっています。また入門クラスでは、レッスンの前に、手足の基本ポジション、正しい立ち方や姿勢、基本的なバレエ用語など初歩の初歩からお話しいたします」

それなら40~50代のまったくの初心者でも始められそうですね。

バレエをうまく踊る条件は?やっぱり身体はやわらかくないとダメ?

開脚するバレリーナ
バレエをうまく踊る条件は?やっぱり身体はやわらかくないとダメ?

バレエといえば、身体がやわらかくないと踊れないイメージがありますよね。特に身体が硬い方は心配かもしれません。でも、宮益坂バレエスタジオのスタッフさんは「大人の方の場合、硬いのは皆さん同じです」と話します。

「初心者向けの入門クラスならレッスンの初めにストレッチを行いますし、体力的にも無理なくゆっくり始められます。また、身体をほぐす動きがたくさん盛り込まれている『ストレッチ&筋力UPクラス』や特別クラスの『バー・アスティエ』では、さまざまなストレッチやエクササイズを行います。それらのストレッチやエクササイズを覚えて、身体が温まっているお風呂上がりなどにご自宅でも無理のない範囲で続けられると、必ず少しずつ身体はやわらかくなっていきます。焦らず続けることがポイントです」(チャコット 宮益坂バレエスタジオ担当者)

バレエが培ってくれるエレガントさや立ち居振る舞い

バレリーナのエレガントな足元
バレエが培ってくれるエレガントさや立ち居振る舞い

また、バレエのレッスンを受けることで、40代からの女性にとってさらに深めたいエレガントさや立ち居振る舞いが身につけられるといいます。

「きっと多くの方がバレエダンサーを見て感じることが多いと思いますが、バレエを続けると、姿勢や立ち居振る舞いがとても美しくなります。スポーツと違い、バレエは踊りで表現する芸術です。人に見られることを常に意識してレッスンするので、美意識が磨かれ、表現力も身に付きます」(チャコット 宮益坂バレエスタジオ担当者)

バレエは大人女性のひとつのたしなみといえるのかもしれません。趣味として始めるのには最適といえそうですね。

バレエの衣裳はどうそろえる?

衣装に身を包むバレリーナたち
バレエの衣裳はどうそろえる?

ところで、バレエといえば憧れるのが、可愛い衣裳。トウシューズや衣裳はどのように準備するのでしょうか?

「発表の機会があると、通常は群舞に出られる方がほとんどかと思いますので、当スタジオでは先生が取りまとめてレンタル衣裳などを利用することが多いです。先生の出身のバレエ団から一部の衣裳を借りるというようなケースもあるようです。1~2人で踊るようなプログラムである『バリエーション』を踊る場合は、個人でオーダーをして用意される方もいらっしゃいます。トウシューズはそれぞれ足に合ったものを用意します。既製品のままでよい生徒さんもいますし、カスタマイズしたものをオーダーする生徒さんもいます」

バレエを始める場合、ぜひトウシューズや衣裳についてはこだわって、オーダーメイドでつくるなどしてテンションを上げたいですね。

40代からでも、十分バレエレッスンは始められそうです。ゆっくり、ストレッチをしながら、憧れのバレエにトライしてみましょう!

チャコット・カルチャースタジオ 宮益坂バレエスタジオ
チャコット・カルチャースタジオ 宮益坂バレエスタジオ

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この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
石原亜香利