定番! 秋のワイドパンツコーデをご紹介。秋におすすめのワンランク上のワイドパンツコーデのお手本をピックアップしました。

【目次】

この秋のワイドパンツの着こなし


【1】ベルウィッチのカーキワイドパンツ×白ブラウス

遠目に映えるメリハリ配色カーキ×ホワイトが清廉な印象へと導いて
シャツ(アオイ〈マントゥ〉)、パンツ(アマン〈ベルウィッチ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO)、リング(TASAKI) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ややグレー味を帯びた深みのあるカーキに、シャツ生地の凛とした表情のホワイトが映える小粋なコントラスト。9分丈のワイドパンツに、ブラウスのような趣のシャツを合わせたシンプルな着こなしも、センスの光る配色でおしゃれ感満載です。バイカラーのプレシャスレザーバッグやヌーディーなサンダルなど、モードな攻めの小物で盛り上げましょう。

【2】ADOREの白ワイドパンツ×オフホワイトカーディガン

足首の抜け感を楽しみつつピリッと引き締めるのが旬ボトムをはく大人の常識
靴(アマン〈ペリーコ〉)、カーディガン・ニット(wb)、パンツ(ADORE)、バッグ(ユナイテッドアローズ 銀座店〈フルラ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ゆったりとエレガントなラインが女らしいワイドパンツは、足首ぎりぎりの9分丈が最旬バランス。ボトムにボリュームがあるぶん、足元はきゅっと引き締めることで一気に女らしさが高まります。淡いバニラホワイトカラーを優しく引き締めてくれる濃厚グレージュを選択しましょう。

【3】ベイジのグレーワイドパンツ×白ニットジャケット

シンプルだけど華やか!大人は堂々とオフィスでカラーパンツ
パンツ(オンワード樫山〈ベイジ,〉)、ニットジャケット・ストール(SANYO SHOKAI〈ポール・スチュアート〉)、ノースリーブトップス(トヨダトレーディング プレスルーム〈チルコロ1901〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ボルドリーン セレリア〉)、靴(DESPRÉS丸の内店〈DES PRÉS〉) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

落ち感が優雅なワイドパンツだから、カジュアルなカーキもエレガントな雰囲気に! ハイゲージのニットジャケットは、仕事での応用力も抜群です。

40代からのワイドパンツコーデ


【1】シクラスのカーキワイドパンツ×白ブラウス

カーキを効かせたまろやかな色調の装いは初秋らしいムードに満ちて
ブラウス(VINCE 表参道店)、ストール(オルドス ファッションジャパン)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、ネックレス・ブレスレット(ケイテン)、ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ベージュのニュアンスを含んだカーキを軸に全体を柔和な配色でまとめて。最愛のクリーミーグラデーションにクールなカーキのワイドパンツが加わることで、ぐっと今っぽい装いにグレードアップします。

【2】ヴァレンティノのマスタードワイドパンツ×柄ブラウス

おしゃれを活性化させる柄で、一目おかれるスタイルに
ヴァレンティノのブラウス・パンツ・ヴァレンティノ ガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン)、ネックレス・リング(フレッド) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

きちんと感が強いボウタイのブラウスだからこそ、モノトーンのプリントを選んで、ときには攻めのおしゃれを。マスタードカラーのワイドパンツと合わせても、品よくまとまるのは、シルクブラウスが放つなめらかな質感のおかげです。優雅に揺れるパールのロングネックレスでたおやかな光を添えるのも忘れずに。グラフィカルなパターンは、今季のコレクションでコラボレーションした女性アーティストのオリジナル。繊細なシルクにモダンな柄をプリントすることで、オリジナリティーが光る一枚に仕上がっています。

【3】エンフォルドのエンジワイドパンツ×アイスブルーブラウス

アイスブルーとブリック色の最旬配色でおしゃれ磨きを!
ブラウス(I ZA〈ロッセーラ ヤルディーニ〉)、パンツ・ベルト(エンフォルド)、ネックレス・バッグ(ブルガリジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

トレンド色を組み合わせることで、王道のボウタイブラウスもたちまちフレッシュな印象に。ワイドパンツと合わせるときは、ダイヤモンドが煌めくゴージャスなネックレスやチェーンバッグ、艶めき素材のサンダルで、意識的にエレガントな要素を加えましょう。

【4】ADOREのネイビーワイドパンツ×ネイビーカーディガン

端正なネイビーにそろえ、セットアップ感覚のすっきり感を手に入れる
パンツ(ADORE)、カーディガン(三喜商事〈アリュード〉)、ブラウス(ADORE)、ミッレのピアス・ネックレス・ルーナのネックレス(チェルキ)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のワイドパンツは太いベルト幅に白いボタンが印象的。深いタック入りで、ハイウエストに仕立てられたエレガントなデザインです。白いインナーをボトムインして、ウエスト位置を明確に。さらにボトムと同色のロングカーディガンが額縁効果を発揮します。

【5】エンフォルドのミルキーホワイトワイドパンツ×グレーブラウス

グレーグラデーションの装いにミルキーホワイトのパンツが華やかなこなれ感を生む
パンツ(エンフォルド)、ジレ(アオイ〈マルゴン〉)、ブラウス(キートン)、ヒロタカのピアス・マリハのリング(showroom SESSION)、バッグ(アオイ〈マウロ ゴヴェルナ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のワイドパンツはドレープ性に優れた暖かみあるウール素材。股上が深く、ウエストは高位置で、タックがなくすっきりしています。グリーンのラインがアクセントとなった、シアリングファーのジレとハイウエストのボトムスで、全体をロング&リーンなシルエットにまとめましょう。

【6】ヌメロ ヴェントゥーノの黒ワイドパンツ×ネイビージャケット

ジュエリーいらずの華やかさを演出するセンシュアルなレース使い
ジャケット・ブラウス・パンツ・バッグ(IZA〈ヌメロ ヴェントゥーノ〉)、眼鏡(リエート〈バートン ペレイラ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のジャケットはネイビーの総レースがフォーマルになりすぎず、スタイリッシュ。光沢のある襟と、袖口のボタンがさりげないインパクトを与えてくれます。レディライクなボウブラウスにワイドドパンツ、というデイリースタイルにもスモーキングジャケットは相性抜群です。きちんと感と艶やかさの絶妙バランスで印象的なスタイルに。

【7】エルミダのグレーワイドパンツ×イエローブラウス

たおやかなグレージュのパンツに新風を吹き込む秋色イエローの着映え力
ブラウス(ebure)、パンツ(三崎商事〈エルミダ〉)、時計・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ADORE〈エレナ ギセリーニ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

軸となるグレージュのアイテムは、ベーシックな定番を選ぶと、より配色の妙が際立ちます。イエローの絶妙な色調が醸し出す深みと、透け感素材のバルーンスリーブブラウスのドラマティックな佇いが、グレージュのフランネルパンツを最新にブラッシュアップしてくれます。

【8】レリアンのグレーワイドパンツ×白ジャケット

コンパクトジャケット×ワイドパンツのメリハリでカジュアル&モードを実践!
ジャケット(アクリスジャパン〈アクリス〉)、パンツ(レリアン)、ブラウス(エストネーション)、ネックレス・ブレスレット(バーニーズ ニューヨーク〈サスキア ディアス〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2017年

今季も引き続き流行のワイドパンツは、主役のジャケットに品よくなじむ配色をセレクト。オレンジブラウスを差し色に加えることで、スーツとは異なる、カジュアル&モードな仕事スタイルが楽しめます。

デニムワイドパンツを使ったコーデ


【1】ヤコブ コーエンのデニムワイドパンツ×白チュニック

地元で採れた野菜を持ってレシピ監修を務めているオーガニックカフェへ
B+J
チュニック(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、パンツ(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、ネックレス・バングル(インデアン・クラフト)、ベルト(コロネット〈フォルテ フォルテ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

まだ暑さの残る秋には、風通しのいいコットンチュニック×ワイドデニムパンツで爽やかな表情に。存在感のあるターコイズのロングネックレスやサッシュベルトの小物が、頑張りすぎないカジュアルに程よいトレンド感を与えてくれます。

【2】ヤコブ コーエンのデニムワイドパンツ×ストライプオーバーシャツ

本日の料理教室は暑さを吹き飛ばす夏バテ解消メニュー!
5+J
シャツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、パンツ(ヤコブ コーエン GINZA SIX)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

まだ暑さが続く毎日には、ノーカラーのストライプオーバーシャツをワイドデニムパンツにさらりと合わせ、肩の力の抜けた爽やかなホワイトカジュアルを堪能しましょう。シンプルなデニムスタイルには、細身のウエッジサンダルなど、どこかに女らしさを残すことも必ず忘れずに。白~ブルーの涼感漂うグラデーションを頼りに、目がくらむような外の暑さをなかったことに!