1980年にフランスで創業したフレグランスメゾン「アニック グタール」が、今年の9月5日に創業者のファーストネーム「アニック」を取り「グタール」へと生まれ変わる。グタールと聞き、喚起されるのは単なる「香水」といったイメージだけでなく、アーティスティックに五感へ訴えるかける『香りのコミュニケーション』だろう。

創業者の娘カミーユ・グタールがメゾンの想いを再解釈

世界中の女性を魅了するグタールの香り

左:ウィメンズ用のフェミニンボトル。プリーツに光が当たるとイブニングドレスのようにエレガント。ギフトに最適だ。●50ml ¥18,600・右:ユニセックスボトル。ソリッドなフォルムにプリーツが施され、ギリシャ円柱のように力強い。ペアで着けても良い。●100ml ¥25,300(ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業部〈グタール〉)※価格はすべて税抜です。
左:ウィメンズ用のフェミニンボトル。プリーツに光が当たるとイブニングドレスのようにエレガント。ギフトに最適だ。●50ml ¥18,600・右:ユニセックスボトル。ソリッドなフォルムにプリーツが施され、ギリシャ円柱のように力強い。ペアで着けても良い。●100ml ¥25,300(ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業部〈グタール〉)※価格はすべて税抜です。

ブランド名の変更に伴いビジュアルデザインも刷新される。創業から培ってきた伝統や、ブランドの感性はそのまま受け継がれるが、ロゴはモダンに。反するようにメゾンポリシー「Conteur de parfums / author of perfumes(=香りの綴り手)」は手仕事を感じるカリグラフィーでボックスに銘記。そしてボトルは繊細なプリーツが彫刻されている。

その新デザインで、リニューアルの同日に新フレグランス「ボワ ダ ドリアン」が登場する。ブランドシグネチャーの「オーダドリアン」をアニックの娘、カミーユ・グタールがアップデートしたのだ。

荒々しいトスカーナの大地をモチーフにコントラストをつけた香りで再解釈。爽やかなトスカーナ産シトラスフルーツの香りに、官能的で温かみのあるウッディノートとシベリアンパインが混ざり合った対照的な芳香にプレシャスな一瞬を感じることは間違いない。

新たな香りの幕開けを待たれたし!

問い合わせ先

この記事の執筆者
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
Faceboook へのリンク
Twitter へのリンク
WRITING :
海老原光宏
TAGS: