1杯目は今では希少な『山崎』のハイボールで

 台東区浅草。古くからの歓楽街で、東京の下町を象徴するこの街のメインストリート・浅草国際通りから少し入ったところにあるのが『浅草ロゼ』だ。

浅草ロゼの入り口

カウンターが5席、ソファ席が2卓のこじんまりとした店内は、友人の家に遊びにくる感覚で訪れてほしいと、アットホームな内装でまとめられている。

こじんまりとした店内はカンター席が5つと、ソファ席が2卓ある。

 おっと、今夜をともにすごす美女が先に到着している。

今宵のスナックで出会った美女、小濱香織さん

小濱香織さんは音大を卒業後、自身の音楽教室を開業。ピアノや音楽を通して子どもの音感や情操などを育むリトミックを教えている。

 お酒は好きだけど、すぐに顔が赤くなるという彼女が飲むのはもっぱらハイボール。

「ウイスキーはビールよりも糖質が低いから、っていう理由なんですけどね(笑)」

1杯目は山崎のハイボールで。

今では希少な『山崎』が10,000円でボトルキープできるとあって、この日は『山崎』のハイボールで乾杯する。

毎日替わるママ手作りのフードでお腹も満足

『浅草ロゼ』はケイちゃんママとレイちゃんママのWママ体制で、それぞれ役割分担されている。オープンの18時から23時頃までいるケイちゃんママはフードを担当。

ケイちゃんママがカウンターに立つ時間は、愛犬のミルフィーちゃんも出勤。

常時8種類程度の中から選べる日替わりのお通しはもちろん、ドライカレーやガパオライスまであり、小腹が空いた時も心強い。

ズッキーニとパプリカのキッシュ。

この日はお通しのなかから、男女ともに人気があるというズッキーニとパプリカのキッシュと、枝豆のポタージュを選ぶ。

「ん、おいしい! スナックって2軒目のイメージだけど、ここは料理も楽しめるから1軒目から来てもいいんですよね〜」

と小濱さんもにっこり。

会社員経験もあるニューハーフのレイちゃんママ

もう一人のレイちゃんママは20時〜のスナックタイムからの出勤。サラリーマンとして働いていくなかで自分を見つめ直し、ニューハーフに。そこからスナックやニューハーフクラブなどの夜の世界で働き出したという。

浅草ロゼの名物ママ。ニューハーフのレイちゃん

 ニューハーフというと、毒舌でズバズバ言うパブリックイメージがあるが、レイちゃんママは至って穏やか。会社員経験もあるからか、上下関係もわきまえていて、嫌な気分には全くならない。

 家庭的で親切な2人のママのおかげか、『浅草ロゼ』は女性客が多く、年齢層も20〜70代まで幅広いという。またスナックデビューの女性が訪れることもよくあるそうだ。

 さらにレイちゃんママには特技があるのだが、それは後編でご紹介しよう。

【浅草ロゼ】

問い合わせ先

  • 浅草ロゼ TEL:080-5432-8503
  • 住所:東京都台東区西浅草2-2-1 NATビル201
    営業時間:カフェバータイム18:00〜20:00、スナックタイム20:00~26:00(金・土・祝前日は〜29:00まで延長あり)
    定休日:月
    席料:カフェバータイム なし、スナックタイム セット料金3,000円(カラオケ歌い放題、お通し付き)
    メニュー:生ビール1,000円(カフェバータイムは生ビール500円)、ハイボール1,000円〜、焼酎ボトルキープ4,000円〜、ウイスキーボトルキープ8,000円〜、2時間5,000円の飲み放題コースあり

※後編は9月22日公開予定です。 

この記事の執筆者
フリーランスのライター・エディターとして10年以上に渡って女性誌を中心に活躍。MEN'S Preciousでは女性ならではの視点で現代紳士に必要なライフスタイルや、アイテムを提案する。
PHOTO :
小倉雄一郎