スーパーに瑞々しい「ぶどう」が並んでいるのを見かけると、やはり食べたくなりますよね。しかし、一口にぶどうといっても、その種類はさまざま。おいしいのは、巨峰やデラウェアだけではないのです! テレビで紹介されて話題になった、ワンランク上のブランドぶどうの数々をお伝えします。

マツコデラックスも思わず唸るほどおいしい「ブランドぶどう」の数々

■ぶどう農家・林 慎悟さんの勧めるオリンピアや紅環が話題に

9月4日に放送された情報番組『マツコの知らない世界』(TBS系)には、月に葡萄を120房食べるぶどう農家・林 慎悟さんが登場。個性豊かなブランドぶどうの数々を教えてくれました。

まず9月の1週目から3週目にかけて美味しいのが、オリンピアという希少種のぶどう。甘みと酸味のバランスを兼ねそなえたぶどうで、試食したマツコ・デラックスさんは「果汁がすごい!」と驚いています。おすすめの産地は、水はけの良い土壌を持つ山形県産のもの。艶のある赤色の鮮やかさも魅力的です。

マスカット オブ アレキサンドリアは、9月の2週目~3週目に食べたいぶどう。中でもガラス温室栽培で育てられたマスカットは、皮が薄くて上品な味わいに。スッキリとした甘さで、オリンピアなどの赤系ぶどうや巨峰といった黒系ぶどうとは違った特徴を持っています。

紅環(べにたまき)は、糖度27度を記録した幻のぶどう。歯ごたえのあるパリッとした食感で、マツコも「シャウエッセンみたい」と驚いていました。そしてゴールドフィンガーは、細長い形をしている、一風変わった品種。皮が薄く濃厚な甘みをもっており、一口食べればやみつきになってしまう味。

個性的なぶどうの数々に、視聴者からは「めっちゃぶどうが食べたくなってきた! こんなの見たら明日絶対スーパーで買っちゃう!」「紅環いつか食べてみたい……。取り寄せられないかな?」「ぶどう食べたい欲が止まらなくなった」といった声が。放送後は、ぶどうを求めてマルシェやぶどう狩りに行く人が続出。ぶどうブームに火をつけました。

■おいしいぶどうを選びたいなら「ブルームの有無」を確認すべし

葡萄を選ぶ際には実の間隔の開き具合にも注目
葡萄を選ぶ際には実の間隔の開き具合にも注目

では、『マツコの知らない世界』の影響でぶどうを買いたくなったら、どのようなぶどうを買えばいいのでしょうか? 上記で買うべき品種を紹介したので、ここからはおいしいぶどうの見分け方をお伝えします。

和歌山県にある有田巨峰村『森園』の公式サイトによると、まず皮の表面にブルーム(白い粉)がついたものはおいしいぶどうなのだとか。これは実から分泌される保護膜で、水分が飛んでしまうのを防ぎ鮮度を保ってくれます。ぶどう狩りでも、できるだけブルームがついたぶどうを狙って取りましょう。

また、実の間隔の開き具合にも注目。熟したぶどうは実の重みで房が垂れるので、実と実の間が開き気味に。そのためぎっしりと実が詰まったぶどうより、実の間隔が適度に空いたものを選ぶと良いそうです。

少しでもぶどうをおいしく堪能したい人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

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WRITING :
宇月明子
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