北欧・デンマークのミニマルで洗練されたデザインを特徴とするラグジュアリーライフスタイルブランド、Georg Jensen（ジョージ ジェンセン）が、コンテンポラリージュエリーデザイナーのSophie Bille Brahe（ソフィー ビル ブラーエ）さんとコラボレーションした、新コレクション「HALO（ハロー）」を発表しました。
有機的な曲線が繊細な輝きを放つ新作「ハロー」
ジョージ ジェンセンのブランドテーマのひとつでもある、自然界からインスパイアされる有機的なデザイン美を、女性らしいやわらかなスタイルで表現したソフィーさん。今回は、デザイナーのソフィーさんに、「ハロー」コレクションの誕生秘話を教えていただきました。
イメージソースは、やわらかで繊細な「太陽の光」
Q. コレクション名、「ハロー」の由来を教えてください。
A. 「ハロー」とは、空や星の周り発生する光の輪のことです。私は、女性がもつ特別な輝きのようなものだと解釈しています。言葉で表現できないオーラのようなものであり、つくりものではなく自然体でいることで放つ魅力。私はこのコレクションに自然の美しさを表現したかったので、「ハロー」と名付けました。
Q. コレクションの制作にあたり、インスピレーション源になったものは何ですか？
A. 「ハロー」コレクションのデザインにおいて重要な要素は、北欧の光でした。特にデンマーク出身の画家であるVilhelm Hammershøi（ヴィルヘルム・ハンマースホイ）さんの作品から影響を受けました。彼が描いた、窓から差し込むやわらかで繊細な太陽の光を描くタッチは秀逸です。
Q.「ハロー」コレクションに込められたあなたの考えを聞かせてください。
A. 私はこのデザインに何か光を吹き込みたいと思いました。今回は、単に私のデザインということではなく、ジョージ ジェンセンとのコラボレーションであるとうことが重要でしたので、それぞれの特徴を融合すること、即ち、カーブとやわらかなラインが特徴であるジョージ ジェンセンのデザインの本質と、直線的でクリーンな私のデザイン。そのふたつの要素を共存させるために、今回サークルモチーフを採用することに決めました。
それから、自然でありながら明確な北欧のタッチにふさわしいイメージに合うよう、ゴールドとダイヤモンドのコレクションにまとめました。
Q. ジョージ ジェンセンとのコラボレーションはいかがでした？
A. 創業当初よりアーティストとのコラボレーションや独創的なデザインを展開するジョージ ジェンセンとのコラボレーションは、ジュエリーデザイナーとして、とても光栄なことです。ジョージ ジェンセンのアーカイブに触れ、刺激されることで、どのような作品が生まれるのかを考えると、ワクワクしました。
Q. コレクションのなかで、あなたのお気に入りのピースを教えてください。
A. いくつかありますが、特に気に入っているのはカクテルリングです。これまで、ダイヤモンドをを浮かせるようなデザインに挑戦したことはありませんでしたが、今回は、思わず着けてみたいと思わせるようなアイテムを、あえてつくってみたくなりました。
光を取り込む「ハロー」コレクション
■ピアス
■リング
■ネックレス
それひとつで着けてももちろん素敵ですが、「ハロー」コレクションは、あえて重ねることで、新たな表情へと変化させる楽しみもあります。アシンメトリーに重ねたりしながら、自分らしいスタイルを見つけてみてください。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING ：
- 石原あや乃
