ラグジュアリーマガジン『Precious(プレシャス)』(毎月7日発売)に掲載されたエレガントなスタイリングのなかから、主にノーカラーコートコーデ、ノーカラージャケットコーデ、グレーノーカラーコートコーデ、ノーカラーコートとワイドパンツの合わせ方など、ノーカラーコートを使ったコーデをたっぷり35スタイル、ご紹介します。この冬、手持ちのノーカラーコートでおしゃれを楽しむ際の参考にしていただければ幸いです。

【目次】

レディース冬のノーカラーコートコーデ


【1】白黒柄ノーカラーコート×ワンピース

【1】白黒柄ノーカラーコート×ワンピース
コート・ワンピース(キートン 銀座店)、ピアス・リング(コロネット〈アントニーニ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

印象映えを約束する、デザイン性の高いカラーミックスコートと華やぎ小物の組み合わせ。ドラマティックなシーンでは、「少量の赤」が効果的。真紅のクラッチバッグを添えて、冬のアウタースタイルに艶めきを。コートはグレー~黒のグラデーションに、メタリックなラメを施したツイード素材。ラグランスリーブでも、キリッとスマートに着用できるよう、熟練の職人によるていねいな仕立てが施されて。

【2】ノーカラーファーコート×ベージュブラウス×プリーツスカート

【2】ノーカラーファーコート×ベージュブラウス×プリーツスカート
コート(ドゥロワー 日本橋店〈ドゥロワー〉)、ブラウス(Vince 表参道店)、コートのスカート・ガライズ ラブのピアス(エストネーション)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(ジャンニ キアリーニ銀座店〈ジャンニ キアリーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

ラメが輝くプリーツスカートと、はちみつ色のミンクファーで華やかにまとめたスカートスタイル。淡い色調のショート丈のミンクファーは、フェミニンスタイルによく似合うアイテムです。洗練されたクリーム配色でまとめたら、モードな香りが漂う大ぶりピアスで、旬のアクセントを。

【3】ネイビーノーカラーコート×ブラウス×レザースカート

【3】ネイビーノーカラーコート×ブラウス×レザースカート
コート(Theory luxe)、ブラウス(レキップ)、スカート(コロネット〈エアロン〉)、サングラス(TAKA ROCK〈クレア〉)、ピアス(ドレスアンレーヴ〈ドナテラ・ペリーニ/三越日本橋本店 本館3階ミグジュアリー〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

レザーのスカートを使った、気品漂うオールネイビーのコーディネート。端正なネイビーと、エッジィな表革を組み合わせた意外性が魅力のラップスカートに、ノーカラーのロングコーデと華やぎブラウスを合わせたスタイリングです。甘めのレースブラウスも、一気にモードな印象に!

【4】チェック柄ノーカラーコート×黒ニットワンピース

【1】チェック柄ノーカラーコート×黒ニットワンピース
ウールのニットジャケット・ニットワンピース・バッグ・ブーツ(ソニア リキエル ジャポン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

この秋、注目のブリティッシュなチェック柄を大人が着るなら、デザイン性の高いこんなニットジャケットがおすすめです。インは黒のニットワンピースですっきりIラインに。ワンピースはシンプルなリブニットながら、裾のあしらいや体を美しく包み込むシルエットには、さすが「ニットの女王」の誇りが。

【5】ピンクノーカラーコート×ピンクニット×ピンクパンツ×ストール

【2】ピンクノーカラーコート×ピンクニット×ピンクパンツ×ストール
コート(サポートサーフェス)、ニット(オルドス ファッション ジャパン)、パンツ(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious1月号』小学館、2018年

一枚で主役級の存在感を放つモヘアコートは、子供っぽく見えない落ち着いた発色が魅力です。インナーはまろやかなベージュでなじませつつ、ストール&パンプスは香ばしいブラウンをチョイス。顔周りと足元、先端にあたる2点をシックな色でまとめることで、印象もたちまちエレガントになります。

【6】ネイビーノーカラーコート×ネイビーニット×水色パンツ

【3】ネイビーノーカラーコート×ネイビーニット×水色パンツ
ファビオ ガヴァッジのファーコート・マルセル セラフィーヌのバッグ(ADORE 六本木ヒルズ店)、パンツ(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、ニット(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ネックレス(シャンテクレール 東京店)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

澄みきった冬空にも似たライトブルーで、おしゃれを活性化。ネイビーを合わせ、濃淡ブルーでまとめることで、こんなにも爽快な印象になります。パンツルックの日こそ、上質なミンクファーのジャケットで、休日カジュアルをラグジュアリーに仕上げましょう。

【7】キャメルノーカラーコート×ニット×カーキパンツ×ストール

【4】キャメルノーカラーコート×ニット×カーキパンツ×ストール
コート(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉)、バッグ(グッチ ジャパン)、 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

スペイン王妃を見習って、グラデーションカラーで品格あふれる装いに。カシミヤストールをガウンコートの襟元にキュッと収めて。仕上げの小物もベージュで統一しましょう。

【8】グリーンノーカラーコート×トップス×ネイビーパンツ×スカーフ

【5】グリーンノーカラーコート×トップス×ネイビーパンツ×スカーフ
コート(ドゥロワー 梅田店)、パンツ(theory luxe)、トップス(ロンハーマン)、眼鏡(モスコットトウキョウ〈モスコット〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、バングル(ブシュロンカスタマーサービス)、バッグ・靴(ピエールアルディ 東京) 撮影/坂根綾子 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

スティックパンツはウールの混紡素材を採用した、ストレッチタイプ。エレガントなセンタープリーツ入り。
フェミニンなコートのボリューム感を最大限に生かすなら、すっと伸びた脚を強調するスティックパンツが好相性です。

【9】黒ノーカラーコート×グレーニット×黒パンツ

【6】黒ノーカラーコート×グレーニット×黒パンツ
コート・ニット・パンツ・バッグ・ブーツ・グローブ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

なめらかなキャメル素材で仕立てた、ノーカラーのハーフコート。身ごろの裾部分1/3ほどに、ファーのようなディテールをあしらった上品なデザインです。自然な光沢感を出したキャメル素材のミモレ丈パンツの足元は、セミシャイニーなスムースカーフのレースアップブーツを合わせてスポーティーに着こなしましょう。

【10】モノトーンノーカラーコート×黒ニット×黒パンツ

【7】モノトーンノーカラーコート×黒ニット×黒パンツ
コート・ニット・パンツ・バッグ『ディヴォーション バッグ』・ピアス(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2018年

繊細なピンクのバッグも、リッチなディテールゆえにチェック柄コートに負けない迫力を発揮。あえてクールなモノトーンの着こなしに投入し、おしゃれの経験を重ねた大人の美意識を思わせましょう。

【11】ノーカラーファーコート×赤ニット×ブラウンパンツ

【8】ノーカラーファーコート×赤ニット×ブラウンパンツ
コート(VINCE 表参道店)、ニット(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、パンツ(ザ シークレットクロゼット名古屋〈シクラス〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、ピアス(showroom SESSION〈マリハ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

落ち着きのあるグレージュと旬のオーバーサイズ感で、たちまちこなれて見えるムートンコート。ルージュのようなブラウン系レッドとのメリハリに華やぎが満ちています。

【12】ノーカラーファーコート×白シャツ×デニムパンツ

【9】ノーカラーファーコート×白シャツ×デニムパンツ
デニム・コート・シャツ・バングル・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/土山大輔(tron) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

フレアデニムの旬の抜け感を生かして、ラムファーのジャケットコートを先取りした着こなし。インは白のとろみブラウスで軽やかに。足元はエレガントなパンプスを選ぶと、クロップド丈の女らしい肌見せが引き立ちます。

【13】ネイビーノーカラーコート×ニット×オレンジパンツ×ストール

【10】ネイビーノーカラーコート×ニット×オレンジパンツ×ストール
コート(MOGA)、ニット(Theory luxe)、パンツ(チェルキ〈トモウミ オノ〉)、ストール(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(HAUNT代官山/ゲストリスト〈ロベルト クレジュリー〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

休日にぶらり散策するときには、ノーカラーコートの上にカシミヤストールで首周りを温かくホールド。ストールとバッグをカーキでリンクさせて、軽快なイメージに仕上げましょう。

【14】グレージュノーカラーコート×黒ニット×ダークグレーパンツ

【11】グレージュノーカラーコート×黒ニット×ダークグレーパンツ
コート(オルドスファッション ジャパン)、ニット(スローン)、パンツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ピアス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/長山一樹 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

表がグレージュ、裏がグレーのダブルフェースのカシミヤガウンコートを主役に。へアカーフのバッグ、パテントのキルト付きフラットシューズの小物は黒で統一して引き締めつつ、トラッド感をプラスしましょう。

【15】白ノーカラーコート×白ニット×白パンツ

【12】白ノーカラーコート×白ニット×白パンツ
コート・パンツ・ニット(フェンディ ジャパン) 撮影/川田有二 BY:『Precious2月号』小学館、2018年

表がベージュのカシミヤダブルフェースのケープコートに、2種類のファーから選んだ、マルチカラーの大きなフォックスファーのポケットをあしらったもの。ファーのふっくらとした豊かな毛並みと明るい色彩で、アクセサリーいらずの華やかさが際立ちます。エレガントなケープをコンサバに見せない、モードなファーのあしらいもトップブランドならではの魅力です。

【16】黒ノーカラーコート×黒ニット×赤パンツ

【13】黒ノーカラーコート×黒ニット×赤パンツ
バッグ(グッチジャパン)、その他/私物 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

モダンアートのようなバッグの表情を楽しむため、エレガントな要素は控えめに、赤のパンツで切れのいい遊び心を表現。遠目にも 「ファッション通!」 とわかる存在感です。

【17】ピンクノーカラーコート×ピンクニット×白パンツ

【14】ピンクノーカラーコート×ピンクニット×白パンツ
ノーカラーコート・タートルニット・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、グローブ(キートン)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

「ピンクサンド」という名のついたスモーキーでやや青みがかった大人のピンクが、カシミヤのショートコートとニットを優しく彩ります。オフショルダーでゆったりとしたシルエットが優雅なコートは、便利なダブルジップと、かわいいファートリミングが付いて、リッチなカジュアル感が楽しめる一着です。

【18】黒ノーカラーコート×グレーニット×パンツ

【15】黒ノーカラーコート×グレーニット×パンツ
コート・リバーシブルジレ・タートルニット・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、バッグ・スカーフ(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious12月号』小学館、2017年

ストールやフードが映えるノーカラーのカシミヤコートは、華やかな演出がしやすく、色も知的なネイビーで、オン・オフともに万能なアウター。軽やかなダブルフェース素材なので、特に寒い日は中にファージレを重ねて、暖かさとともに洗練度もアップさせましょう。

レディース冬のノーカラージャケットコーデ


【1】黒ノーカラージャケット×白シャツ×白ワイドパンツ

【1】黒ノーカラージャケット×白シャツ×白ワイドパンツ
パンツ(コロネット〈エリザベス アンドジェームス〉)、ジャケット(ニールバレット ギンザシックス)、シャツ(ジャンポールノット 青山店)、 イヤリング・ブレスレット(ドレスアンレーヴ〈エスティーム〉)、ペランのバッグ・マノロ ブラニクの靴(ブルーベル・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

くすみのない白のパンツが、暗がりのシーンに映えて。バンドカラーのコットンシャツも、白で統一すれば、華やぎも十分。視線を集める、リッチなジャケットスタイルが完成します。

【2】黒ノーカラージャケット×白ブラウス×黒スカート

【1】黒ノーカラージャケット×白ブラウス×黒スカート
ブラウス(ブルーベル・ジャパン〈ヴェネッサ シュワード〉)、ジャケット・スカート(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉)、ネックレス(フレッド)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

ホワイトのハイネックブラウスは、白シャツにも似た、クリーンな印象が魅力。ブラウスに合わせたツイードのセットアップは、フォーマルさもありつつ、リボンベルトやアシンメトリーな裾に遊びが光ります。コントラストが強いからこそ、ふんわりとしたミンクファーのバッグで優しげなオーラを。

【3】キャメルノーカラージャケット×白ワンピース×ストール

【2】キャメルノーカラージャケット×白ワンピース×ストール
シープスキンのジャケット(バーニーズ ニューヨーク)、ワンピース(三喜商事〈アリュード〉)、ストール (アオイ〈マルゴン〉)、グローブ(ebure〈ガーラグローブ〉)、ピアス(ジュエルズ・オブ・ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、バングル(バーニーズニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(ヴァルカナイズ・ロンドン〈アルフィ・ダグラス〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ベージュ~白のミックスニットストールが、ワンピースとジャケットとのなじませ役として活躍。それ以外の小物はあえて黒で、かっこよくまとめましょう。

【4】イエローノーカラージャケット×白トップス×ネイビーパンツ

【3】イエローノーカラージャケット×白トップス×ネイビーパンツ
ジャケット(アストラット 青山店〈アストラット〉)、トップス(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、パンツ(ストラスブルゴ〈インコテックス〉)、ブローチ(ADORE)、ショーネベルグのバッグ・ユナイテッドアローズの靴(ユナイテッドアローズ 銀座店) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious12月号』小学館、2017年

旬のイエローを大胆に取り入れて、心躍る着こなしを。サフランのようにきれいな色味が引き立つよう、ボトムは深みのあるインクブルーで引き締めるのが賢明。仕上げはシルバーの靴で軽やかに仕上げましょう。

【5】グレーノーカラージャケット×トップス×グレージュスカート

【4】グレーノーカラージャケット×トップス×グレージュスカート
撮影/佐藤 彩 BY:『Precious11月号』小学館、2018年

ファーやレースのスカートで、今どきのこなれ感を意識。繊細素材を重ねたフェミニンな装いも、淡いトーンのシルバー系グレージュならシャープでクリーンな雰囲気になります。合わせるジュエリーはホワイト系。ハートやフラワーなどのスイートモチーフで、女性らしさをトッピング。

【6】黒ノーカラージャケット×黒パンツ

【5】黒ノーカラージャケット×黒パンツ
ラムスキンのジャケット・パンツ・バッグ・靴(コロネット〈ザ ロウ〉)、ピアス・リング(TASAKI) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

薄手のストレッチレザーが、肌と一体化するようなフィット感を実現。ウエスト下にはフロントとバック、左右4か所にジップが配されており、開けるとペプラム風に早変わりします。アウター1枚をトップス感覚で着るときは、このデザインを生かして着るのがストイックになりすぎないポイントに。小物まで黒~グレーで全身をまとめたスタイルものっぺり見えないのは、ジャケットの艶が自然な立体感をもたらしているおかげです。

【7】チェック柄ノーカラージャケット×黒ニット×デニムパンツ×ストール

【6】チェック柄ノーカラージャケット×黒ニット×デニムパンツ×ストール
ストール・ジャケット・ニット・パンツ・バッグ(エトロ ジャパン)、ピアス・リング(フレッド) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

ニットに肩がけしたジャケットスタイルは、デコルテが寂しく見えることも。顔映りのよい一枚を襟元にあしらえば、美人度アップ! ジャケットの色とリンクさせると統一感が生まれます。

【8】黒ノーカラージャケット×ネイビーワンピース

【7】黒ノーカラージャケット×ネイビーワンピース
ワンピース(ストラスブルゴ〈ハイアリン〉)、ジャケット(yoshie inaba)、サイモン アルカンタラのピアス(ストラスブルゴ)、ベルト(エリオポール銀座〈メゾン ボワネ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパンカスタマーサービス〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/小池紀行(パイルドライバー)  BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のワンピースはしなやかな落ち感がエレガント。ウエスト部分はゴムになっているので、着心地も抜群です。
ノーカラーのレザージャケットをはおって、やや辛口に仕上げたスタイルは、細ベルトの金具がアクセントに。

【9】黒ノーカラージャケット×黒ニット×白パンツ

【8】黒ノーカラージャケット×黒ニット×白パンツ
パンツ・ニット・ジャケット(コロネット〈ミラ・ショーン〉)、サングラス(シャネル アイウェア事業部)バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious10月号』小学館、2018年

フォックスファー付きの軽やかなジャケットに、白パンツを合わせ、ミラノマダム風のこなれたモノトーンスタイルに。

レディース冬のグレーノーカラーコートコーデ


【1】グレーノーカラーコート×赤カーディガン×黒レザースカート

【1】グレーノーカラーコート×赤カーディガン×黒レザースカート
コート・赤カーディガン・スカート・バッグ・靴(ロエベ)、ピアス・ネックレス(TASAK〈I TASAKI〉)、時計(0 LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious12月号』小学館、2018年

動くたびに艶やかなレザーが揺れる、着映え度満点のドラマティックなスカートをおしゃれの主役に。鮮やかなトマトレッドのニットを合わせ、メリハリの効いた素材使い&配色にすることで、さらに美人度をアップさせて。

【2】グレーノーカラーコート×黒ニット

【1】グレーノーカラーコート×黒ニット
コート・ニット・バッグ・ピアス・靴(ルック〈フィラージュ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious10月号』小学館、2017年

ソフトな光沢となめらかな質感でエレガントな雰囲気を醸し出すウールベネシャン素材の薄軽コート。シャープなVネックラインと、ウエストのシェイプを強調したフィット&フレアな美シルエットで、はおるだけで様になります。全身の明度をアップするライトグレーは好感度の高い上品カラーです。

【3】グレーノーカラーコート×グレーニット×グレーパンツ

【2】グレーノーカラーコート×グレーニット×グレーパンツ
パンツ(デペッシュモード恵比寿本店〈ディウカ〉)、コート(エンフォルド)、ニット(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、ファーストール(ADORE)、ピアス・ネックレス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは上質なタスマニアウールを混紡したソフトツイル生地を使用。ハイウエストに深めのタックが新鮮です。コートのボリューム感に負けないボトムの存在感で、流れるような優雅な印象に。質感が微妙に異なる淡いグレーのグラデーションが大人好みです。

【4】グレーノーカラーコート×黒ニット×黒パンツ

【3】グレーノーカラーコート×黒ニット×黒パンツ
パンツ(アクリスジャパン〈アクリス〉)、コート(ebure)、ニット(オールウェイズ〈M・fil〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バッグ(アマン〈ペリーコ〉)、靴(ロンハーマン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

スティックパンツはおなか周りがすっきり見えるウールストレッチのノーベルトタイプ。形状記憶のセンターシームで、すらりとしたレッグラインを実現します。潔くインナーをⅠラインでシックに締めれば、ムートンコートの存在が際立って、海外セレブのようなこなれ感が漂います。

ノーカラーコート×ワイドパンツコーデ


【1】キャメルノーカラーコート×キャメルワイドパンツ×黒ニット

【1】キャメルノーカラーコート×キャメルワイドパンツ×黒ニット
コート(ザ・ロウ・ジャパン)、タートルニット(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、パンツ (トラデュイール) 靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious12月号』小学館、2018年

こっくりとしたキャメル色のノーカラーコートは、薄くやわらかなダブルフェースのカシミヤ素材。ゆったりと存在感のあるロング丈でも軽やかにまとうことができます。

【2】キャメルノーカラーコート×黒ワイドパンツ×白ニット

【1】キャメルノーカラーコート×黒ワイドパンツ×白ニット
コート・ニット・パンツ・バッグ(ザ・ロウ・ジャパン)、ピアス・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/長山一樹(S-14) BY:『Precious11月号』小学館、2018年

顔周りをすっきりとシャープに見せるネックラインと、包み込むようなシルエットが着物を思わせるラップコート。カシミヤのダブルフェース素材が体になじみ、軽くはおるだけで、たおやかな女性らしさを演出できます。コクのあるキャメルになじむ、ブラウン系のトーンでまとめてシックに。ニットの柔和な白で抜け感をつくって、軽快に仕上げましょう。

【3】キャメルノーカラーコート×グレーワイドパンツ×黒プルオーバー×ストール

【2】キャメルノーカラーコート×グレーワイドパンツ×黒プルオーバー×ストール
コート(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、プルオーバー(Theory luxe)、パンツ(エンフォルド)、ストール(ボーダレス〈べグ アンドコー〉)、グローブ(リーミルズ エージェンシー〈デンツ〉)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(ハイブリッジ インターナショナル〈Amb〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious2月号』小学館、2018年

冷気が立ちこめる日は、ストールを使って、ノーカラーコートをフーデッドにしてアレンジ。

【4】黒ノーカラーコート×黒ワイドパンツ白ブラウス×スカーフ

【3】黒ノーカラーコート×黒ワイドパンツ白ブラウス×スカーフ
パンツ(コロネット〈グレイジェイソン ウー〉)、コート(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブラウス(ヴァルカナイズ・ロンドン〈ゴート〉)、スカーフ(エルメスジャポン)、ピアス・リング(マルコ・ビチェゴ ジャパン〈マルコ・ビチェゴ〉)、バッグ(オンワードグローバルファッション〈マルベリー〉)、靴(ファビオ ルスコーニ六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious11月号』小学館、2017年

主役のパンツは落ち感のあるシルキーな素材ながら、センタープレス入りできりっとした雰囲気も。カシミヤのダブルフェースコートを軽やかにはおって、インを白にすれば表情も華やかになります。