自分があまり聞かれたくないことを根掘り葉堀り聞かれると、うんざりしてしまいますよね。

特に職場では、プライベートの話は極力避けたいもの。詮索を嫌がる人は多いようで、最近掲示板サイトやSNSで「あなたの周りの品のない人」というトピックが話題になっています。

自分が周囲に「品のない人」認定されないようにするためには、迷惑している人が多い発言を参考にするのが一番。そこで、反面教師にしたい質問をピックアップ。以下の5つは、いくら気になっても質問しないように気をつけましょう。

相手が不快になりやすいのでNGな「品のない質問」5選

■1:「年収いくら?」などのお金に関する質問

お金や家計に関する話題はNG
お金や家計に関する話題はNG

トピック主が、相手のことを「品がない」と感じたように、お金に関する質問は仲のよい間柄であってもタブー中のタブー。

しかし、平然と「年収いくら?」「ボーナスいくらあったの?」「旦那さんってどれくらい稼いでる?」と聞いてくる人があちらこちらにいる模様。返答に困って言葉を濁すと、勤務先の求人情報から年収を調べるという人もいるというから驚きです。

他には、貯金額、保険、税金など、「そんなこと知ってどうするの?」と思うものまで質問する人がいるそうです。自分と相手を比べてマウンティングしたいだけなのかもしれませんが、この手の質問をした時点で、周りからは引かれてしまうので絶対やめましょう。

■2:「それってどこのブランド?」などの持ち物に関する質問

相手のものをチェックしすぎるのは、不快に思われる可能性大
相手のものをチェックしすぎるのは、不快に思われる可能性大

お互いにファッションが趣味の友人ならまだしも、持ち物に関して何でもかんでも「それってどこのブランド?」「それいくら?」と質問するのも品がありません。

自分の持っているものをすべてチェックされているようで嫌な気分になります。他には車やマンションの値段、家賃なども気になる人が多いようです。会話の流れの中であっても、うっかり質問してしまわないようにしましょう。

■3:「旦那さんってどこの大学?」などの学歴に関する質問

夫婦の学歴を言いふらされたという人も
夫婦の学歴を言いふらされたという人も

年収と同様に、マウンティングする人がやたら聞きがるのが学歴。自分の方が上だと勝手にランクをつけて「私は〜」や「うちの旦那は●●大学で〜」などと自慢してくるケースもあるそうです。

さらには、「あの夫婦は●●大学出身らしいよ」などと聞き出した情報を第三者に言いふらす人も。口の軽さは信用問題にもつながるので要注意です。話の流れで学生時代の話になっても、なるべく大学名については触れないようにしましょう。

■4:「子どもの予定は?」などの結婚・恋愛・子どもに関する質問

プライベートなことを根掘り葉堀り聞くのはやめましょう
プライベートなことを根掘り葉堀り聞くのはやめましょう

特に仲が良いわけでもない人や、職場の人にプライベートなことを聞かれて困った経験のある人も多いのではないでしょうか。「彼氏いないの?」から始まり、「なんで結婚しないの?」「子どもの予定は?」「ふたり目は?」など、セクハラまがいの質問を平気でしてくる人もいますよね。

そのうえ、「結婚は一度はしてみた方がいいよ」「子ども生むなら早い方がいいよ」など、聞いてもいないアドバイスを一方的に押し付けてくるケースも。価値観は人それぞれです。こうしたお節介が品のなさを感じさせてしまうので気をつけましょう。

■5:「太った?」などの体や年齢に関する質問

体重に関する質問は友人でもNG
体重に関する質問は友人でもNG

「何歳?」「太った?」「痩せたみたいだけど大丈夫?」など年齢や容姿、体に関する質問をぶつけるのは、品のなさ以前に常識を疑われる行為。職場や仕事上の付き合いなどで、自分より年上なのか、年下なのかと気になってしまうこともあるかもしれまんが、相手から言われない限りは決して聞かないようにしましょう。

答えたくない質問をされたときは「質問返し」が効果的!

質問されて嫌だという気持ちをさりげなく示すのが効果的
質問されて嫌だという気持ちをさりげなく示すのが効果的

では、相手から上記のような品のない質問をされた場合はどのようにするのが正解なのでしょうか?

最も効果的との声があがっていたのが、「あなたは?」と質問返しをすること。人にはずけずけと質問するのに、自分となると口をつぐんでしまう人が多いようです。

ほかには、「秘密です〜」とさらっとかわす、さりげなく他の話題に変えるなども効果的。特に「えっ?よく聞こえなかった」などとわざとらしくとぼけるのも、相手の戦意喪失できるのでおすすめです。

親しい間柄であっても、人に聞かれたくないことは誰にでもあるもの。相手のプライベートに土足で踏み込み、「品のない人」と思われないように気をつけましょう。

この記事の執筆者
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WRITING :
平野 鞠