理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士を演じた映画『博士と彼女のセオリー』で、米・アカデミー賞主演男優賞を受賞して以来、ハリウッドスターとして、一躍、脚光を浴びたのが、今回紹介しているエディ・レッドメイン。

鋭いフェイスラインや口もとに紳士の品性は表れる

エディ・レッドメインの「鋭角フェイス」を実現せよ

イギリス・ロンドン出身。俳優。2014年公開の映画『博士と彼女のセオリー』で、数々の映画賞を獲得してトップスターに。翌2015年には『リリーのすべて』でも、米・アカデミー賞主演男優賞にノミネート。英国男性ファッション誌が選ぶベストドレッサーに2年連続で選出されるなど、ファッションアイコンとしても活躍。
イギリス・ロンドン出身。俳優。2014年公開の映画『博士と彼女のセオリー』で、数々の映画賞を獲得してトップスターに。翌2015年には『リリーのすべて』でも、米・アカデミー賞主演男優賞にノミネート。英国男性ファッション誌が選ぶベストドレッサーに2年連続で選出されるなど、ファッションアイコンとしても活躍。

祖父が大学教授、父親は銀行の頭取、母親は会社経営者と、恵まれた家庭環境で育っただけあり、その育ちのよさや品性が顔立ちによく出ている。

そんな彼の端正な顔立ちを表す象徴的なパーツが、頰からあごにかけてのシャープなフェイスラインと、引き締まった口もとだ。

余分なたるみやゆるみがないため、無表情でも、だらしない表情になることはない。一方で相好をくずし、ひとたび笑顔になれば、口角が引き上がり、上あごのきれいな歯がちらりと輝く。曲線を描く下唇とともに、理想的なスマイルラインが口もとを飾る。

その豊かな表情はスター俳優の演技力を支える礎となっており、それゆえ、彼の笑顔が多くの観客を惹きつけるのである。

このような凜々しく、たるみのない顔立ちは普段からのスキンケアやメンテナンスがあってこそ育まれるもの。

肌が乾かないうちの保湿ケアはもちろんのこと、俳優であればだれもが実践するといわれている、フェイササイズも行っているだろう。

フェイササイズとは、フェイスとエクササイズを融合させた造語で、ハリウッドのセレブリティの顔づくりをサポートしている、キャロル・マッジオによって開発されたメソッド。

顔がゆがむほどに口を大きく開けて「ア・オ・ア・オ」と、表情を豊かに動かすような顔筋体操だ。この方法は継続することが必要なものの、特別な器具を必要としないために世界的に普及している。

加えて、エディ自身も活用しているであろうアイテムが美容ローラー「MTG」の『リファエグゼフォーメン』だ。

というのも、実はこのリファシリーズは、前述したアカデミー賞のほか、音楽祭のグラミー賞の受賞候補者やプレゼンターなど、限られたVIPが招待されるギフトラウンジにて公式採用されている。世界の一流ブランドに並んでラインアップされ、多くのセレブリティがその機能性や肌効果、デザイン性を称賛している製品だ

クリスタルカットのローラーが肌を加圧しながら、精悍なラインへ整えるMTG『リファエグゼフォーメン』

人間工学に基づいたラウンドデザインと、独自開発のベアリングのふたつのローラーを搭載。エステティシャンの手技を再現したつまみ流す動きで、ハリのある引き締まった肌へと導く。ハンドルには光を取り込むソーラーパネルを内蔵。微弱電流であるマイクロカレントを発生させることで、肌内部に流れる電子にアプローチする。また、肌に触れるローラーの表面にはプラチナムコートを採用。機能性だけではなく、輝きあふれる光沢感も訴求。防水加工が施されているため、バスタブ内で使えるほか、顔だけでなく、腕や脚など、ボディにも活用できる。●¥23,800(MTG〈リファエグゼフォーメン〉)※税抜、参考価格
人間工学に基づいたラウンドデザインと、独自開発のベアリングのふたつのローラーを搭載。エステティシャンの手技を再現したつまみ流す動きで、ハリのある引き締まった肌へと導く。ハンドルには光を取り込むソーラーパネルを内蔵。微弱電流であるマイクロカレントを発生させることで、肌内部に流れる電子にアプローチする。また、肌に触れるローラーの表面にはプラチナムコートを採用。機能性だけではなく、輝きあふれる光沢感も訴求。防水加工が施されているため、バスタブ内で使えるほか、顔だけでなく、腕や脚など、ボディにも活用できる。●¥23,800(MTG〈リファエグゼフォーメン〉)※税抜、参考価格

実際の使用法は簡単。時間があいたときやバスタブのなかで、フェイスラインや口もとを中心に、ローラーを上下にころころと転がすだけ。

エステティシャンの手技を再現するべく、ローラーの形状や入射角度を複合的に設計しているため、『リファエグゼフォーメン』を使った後は、顔のむくみやもたつきが軽減。繰り返して使うことで、ハリウッドセレブには不可欠な、たるみやゆるみのないフェイスラインが期待できる。

以前、この連載で、言動に説得力をもたせるキモが目ヂカラにあると伝えたが、強さやインパクトといった迫力感が目ヂカラだとすれば、フェイスラインや口もとのシャープさは凜々しさや品性を演出するカナメとなるパーツ。

年齢や重力によって、肌は年々、たるみが進行してしまうが、このようなローラーやフェイササイズを活用すれば、エイジングスピードは確実にペースダウンする。若返りを図るのではなく、今の顔立ちをこれからも維持するために。このツールは、そんなジェントルマンの願いに必ず応えてくれるだろう。

※2016年冬号掲載時の情報です。
この記事の執筆者
TEXT :
加藤智一 美容ジャーナリスト
BY :
MEN'S Precious2016年冬号男の肌の曲がり角は50歳! その前に伊達男のすべきことは…ジェントルマン的・顔と体のエイジング道より
美容ジャーナリスト。男性誌・女性誌をはじめ、美容記事を執筆。著書に、男性のエイジングケアについて執筆した『お洒落以前の身だしなみの常識』(講談社)など。
クレジット :
撮影/岩井賢志 イラスト/須藤 俊(HUESPACE)スタイリング/石川英治(tablerockstudio)  構成/加藤智一
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