ちょっと高級だけど、その価値は価格以上。特別な「パンのお供」をお取り寄せして、パンのある食卓を豊かに演出してみませんか。フードコーディネーターのよしもとこゆきさんが出合った、いちおしの商品をご紹介します。

栄養豊富な天然甘味料!「メープルシロップ」が今ブームなワケ

昨今のヴィーガンブームにより、きび砂糖や蜂蜜、アガベなど、白砂糖以外の天然甘味料が脚光浴びるようになってきました。なかでも注目されているのが、日本でも親しまれている「メープルシロップ」。カエデの樹液からつくられるメープルシロップは、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富。美容や健康に効果があるといわれ、人気が高まっているそうです。

さっぱりとした甘さのメープルシロップは、パンとの相性も抜群! 今回はメープルシロップのなかでも、世界のトップシェフに愛用されているという特別な逸品をご紹介します。

シアトル発・高級食品メーカーの手掛けるグルメメープルシロップ「ノーブルハンドクラフテッド」

アメリカ屈指の美食の街と呼ばれる、シアトル。mikuni wild harvest(ミクニワイルドハーベスト)社はシアトルに拠点を置く食品メーカーで、世界中のトップシェフにさまざまな食材を提供しています。そんなmikuniが満を持して手掛けたメープルシロップが、こちらの「ノーブルハンドクラフテッド」です。

ノーブルハンドクラフテッド 02タヒチアンバニラ&カモミールブロッサムメープルシロップ 450ml ¥5,292(リココチ)
ノーブルハンドクラフテッド 02タヒチアンバニラ&カモミールブロッサムメープルシロップ 450ml ¥5,292(リココチ)

琥珀色に輝くシロップに、ヴィンテージ感のあるラベル。ウイスキーボトルを彷彿とさせる男前なデザインに胸がときめきます。ボトルキャップは1本1本手作業でワックスコーティングされているという手の込みよう。飾っておきたくなるようなルックスは、ホリデーシーズンのプレゼントにも最適ですね。

ワックスコーティングされたボトルキャップで、ひと味違うおしゃれな雰囲気に
ワックスコーティングされたボトルキャップで、ひと味違うおしゃれな雰囲気に

ルックスだけでなく、味も上質そのもの。すっきりとした透明感のある甘さに、樹液らしい独特のコク。そして上品なメープルシロップの味わいに華を添えているのが、バニラの香り。なんと、タヒチ産のバニラが丸々1本入っているんです。価格が高騰し、バニラ1本あたり3,000円ほどする相場を考えると、どれだけ贅沢なメープルシロップかお分かりいただけるでしょう。1本5,292円(ひとさじあたり約176円!)というお値段も納得です。

バニラビーンズが丸ごと1本浮かんだ贅沢なシロップ
バニラビーンズが丸ごと1本浮かんだ贅沢なシロップ

カエデの樹液からつくられるメープルシロップは、同じ木の樹液を同じ方法で煮詰めても、樹液の採取時期によって色や風味が異なります。こちらは紅茶のような透き通る琥珀色で、「アンバー」と呼ばれるグレード。ほどよいコクと香りで、スイーツから料理まで、幅広い用途に使いやすいのが魅力です。

自然が生んだ、琥珀色の輝き
自然が生んだ、琥珀色の輝き

リッチで上品な甘み。パンにかければ、朝食が至福のひとときに!

ちょっと厚めにカットした食パンを、こんがり焼いて、バターを溶かして。いつも通りにつくったバタートーストに、「ノーブルハンドクラフテッド」をたっぷり垂らすと、たちまち朝食が至福のひとときに。

こんがり焼いたバタートーストにたっぷりかけて
こんがり焼いたバタートーストにたっぷりかけて

シンプルなバタートーストがメープルの風味とバニラの香りをまとい、リッチなスイーツに早変わり。上品な甘さなので、たっぷりかけてもくどくありません。ぜひ、じゅわっとシロップが染み込むくらいたっぷりかけてみて。

上品な甘さなので、じゅんわり染み込むくらいかけても大丈夫
上品な甘さなので、じゅんわり染み込むくらいかけても大丈夫

週末の夜は、食パンを卵液に浸して翌日のブランチの準備を。フレンチトーストといえば、メープルシロップが欠かせません。よく焼いたクリスピーベーコンを添えるのもお忘れなく。

メープルシロップの最高の友といえば、フレンチトースト
メープルシロップの最高の友といえば、フレンチトースト

外側カリッと、中はぷるんと焼けたフレンチトーストに、極上のメープルシロップをたらり。そこに塩気のあるベーコンが加われば、いくらでも食べられそうなおいしさ。「メープルシロップは体にいいから……」と思えば、おかわりしても罪悪感が薄らぎますね。

甘い×しょっぱいのハーモニーがたまらない!
甘い×しょっぱいのハーモニーがたまらない!

自分で楽しむのはもちろん、ギフトにもおすすめの「ノーブルハンドクラフテッド」。トーストやフレンチトーストにかけたり、ヨーグルトに加えたり、料理の隠し味にも活躍しそう。いつもの食卓を、特別な時間に変えてくれる「パンのお供」を、試してみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

よしもとこゆきさん
フードコーディネーター、ライター
世界にもっと、「おいしい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆など幅広く活動中。
http://table411.net/

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よしもとこゆき
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