【目次】
- 効果を高める日焼け止めの「選び方」
- 日焼け止めの「塗り方のポイント」
- 大人に人気の「デパコス」日焼け止め8選
- 「敏感肌」におすすめの人気日焼け止め2選
- 日焼け止め効果もある「デパコス」UV化粧下地8選
効果を高める日焼け止めの「選び方」
光老化を引き起こす「UV-A」まで対策しよう

日焼け止めやUVカット化粧品を使っての紫外線ケア。美容ジャーナリストの永富千晴さんによると、選ぶポイントになるのが、「どの紫外線を防ぐことができるのか」ということ。
「日焼け止めやUVカット化粧品を選ぶときは、UV-Bを防ぐ効果を表す“SPF値”だけでなく、UV-Aを防ぐ効果を表す“PA値”も意識するほうがベター。UV-Aは、光老化をもたらすといわれている波長で、肌の奥まで届き、シミや老化を加速させる炎症などを引き起こすといわれています」(永富さん)
紫外線のなかでもUV-Aは、波長が長いことから肌の奥の真皮にまで到達することがわかっています。肌の奥で「酸化」が起き、さまざまなダメージが蓄積され、シワ、たるみなどの光老化を引き起こすといわれています。
一方、UV-Bは波長が短く、主に肌の表皮に強く作用し、いわゆる肌表面が黒くなる日焼けをもたらすといわれているもの。もちろん、このUV-Bも油断はできませんが、目に見える変化がすぐに表れないUV-Aこそ、注意が必要といえるのです。そこで、PA値の高さを表す「+」が高いものを選ぶことを永富さんはすすめます。
また、顔用のUVケア化粧品の選び方についてもお話ししてくれました。
「UVケア効果のあるファンデーションや下地には、肌を美しく見せつつ、UV効果のあるものや、汗水などの耐久性の強さを謳っているものなど各種あります。自分自身の目的が、例えば『肌を美しく見せたい』なのか、『汗水などにも崩れにくくしたいのか』などの優先順位を決め、過ごす環境に合わせて使い分ける、という先取り・先回り美容をするのをおすすめします」(永富さん)
もちろん、顔だけでなく、ボディの日焼け対策も必要。
「ボディーに日焼け止めを塗るのはもちろん、UVケアを意識したサングラス、帽子、手袋、衣服、日傘、車の窓から入ってくる紫外線ケアに対応するものなど、多角度からボディーを防御することが大切です」(永富さん)
未来も美しい肌を保つ紫外線ケア!美容ジャーナリストが教える「大人のためのUV-A対策」
日焼け止めの「塗り方のポイント」
「光」の影響を最大限にブロックする! 鉄壁の塗り方

ちゃんと塗っているつもりでも、意外とムラになったり、薄すぎたりときちんと塗れていないことが多いUV。塗りムラをつくらない必須テクをご紹介。
ステップ1:塗りムラを防ぐため、量はとにかくたっぷりと!

SPF値は、皮膚1平方cmに対して2mgの日焼け止めを塗ったときの数値として評価されるもの。かなり厚く塗った状態です。そのため、薄くのばしすぎると数値以下の効果しか発揮されないので、量をたっぷりととることが大事。
ステップ2:日焼けしやすい「こめかみ」も含めた7点置きに

日焼けしやすい部分は特に厚めに塗るのがポイントに。額や頬骨の高い部分、そしてこめかみは日焼けしやすいので、重点的にUVを塗っておくとシミやシワ予防に。ピタッと密着するタイプのUVなら、1点置いてはのばすを繰り返して。
ステップ3:塗るときは、指2本の往復塗りでムダなく、ムラなく密着させて

のばす指にUVがたくさんついてしまうと、それだけ日焼け止め効果が薄れてしまうので、UVが手につく範囲を最小限にして肌にのばすのがコツ。中指と薬指の2本の第一関節までを使って、往復させながら塗り、しっかり密着させて。
ステップ4:目や口周りなど細かい部分も抜かりなく!

最後に、眉間、まぶた、目尻、口の周り、小鼻などの細かい部分にも塗れているかどうかを確認し、忘れやすい部分にも抜かりなく塗っておきましょう。
「最新UV」12選|紫外線だけではなくプラスαの効果が満載の新作と鉄壁の塗り方
UVケア化粧品や日焼け止めを塗る時の注意点
■ファンデ下地もまめに塗り直す
「日焼け止めは1年中塗っていても、お化粧直しをまめにする、という方は少ないかもしれません。汗や水などでヨレやすくなる方は、お化粧直しをまめに行い、UVケアできるファンデやファンデ下地を、塗り直すくらいがちょうどいいと思います」(美容ジャーナリスト・永富千晴さん)
■首・デコルテ・手元は塗り残しやすい!
「日焼け止めを塗り残しやすいのは、首、デコルテ、そして手元。あごを上にぐいっと上げて、あご下からデコルテ周りにも塗るのをおすすめします。手元は塗り忘れると、顔や首との肌色の差も出やすく、差があると自分でも気になって仕方なくなるので要注意。顔と一緒に首、デコルテ、手元も光老化ケアをしましょう」(永富さん)
未来も美しい肌を保つ紫外線ケア!美容ジャーナリストが教える「大人のためのUV-A対策」
日焼け止めの効果が低くなるNG行動
■昨年使い残した日焼け止めを使用するのはNG

昨年の使い残した日焼け止めの使用はNG。基本的に化粧品の消費期限は適切な環境で保存されていれば、未開封で3年、開封後1年ほど。しかし開封後は、中身が酸化し劣化するので、できるだけ3か月以内には使い切るようにしましょう。日焼け止めの効果も低下しています。
ワンシーズンで使い切れない場合は量が少ない、きちんと塗り直しをしていないサインかもしれません。(美容皮膚科医・矢沢真子先生)
■少量を伸ばして塗るのはNG

日焼け止めを塗る際に一番重要なのはその量です。しかし、実はほとんどの方が推奨されている量の半分以下しかつけていません。日焼け止めに表記された紫外線防御効果を得るためには皮膚1㎠あたり2mgが必要(※1)といわれています。これは顔全体に塗るとすると500円玉くらいの量です。これは思っているよりかなり多い量なので、「塗りすぎかな」と思うくらいを意識しましょう。
※1:日焼け止めの種類にもよって変わるため、この量は目安です。
また、日焼け止めを手で塗る場合も要注意。塗布量の半分以上は手に残っているというデータもあるので、今までの2倍の量を意識して塗ることを心掛けましょう。(矢沢先生)
■1か所から全体に塗り広げるのはNG

日焼け止めは、細かいパーツごとに分けて、何か所かに日焼け止めをのせてから塗りましょう。パーツごとに分けることで塗りムラや、塗り忘れを防げます。ポイントは、ムラにならないように伸ばし、塗り広げる際にあまりこすらないようにすることです。
特に頬の高い部分や鼻などは紫外線が当たりやすいので、塗りもれがないように2度塗りが必要です。また、首や手の甲、つむじや耳、上まぶたなどは塗り忘れがち! 唇も日焼けするので、UVカット機能のあるリップなども使いましょう。(矢沢先生)
■外出前に一度塗ったきりにするのはNG

日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すことが大切です。「SPFの効果が高いから」「ウォータープルーフだから」と気を抜いている方もいるかもしれませんが、塗り直しはマスト。出勤前とランチで外に出る前は日焼け止めを塗るようにしましょう。部屋の中にいても窓から日差しが入る場合は、その間も数時間おきに塗り直しが必要です。
その理由はふたつあります。ひとつは、汗や水、擦れで日焼け止めが落ちることもあるから。もうひとつは日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は、一定量の紫外線を吸収すると効果が弱まるものがあるからです。
メイクの上から塗り直す場合は、UVカット機能のあるパウダーファンデーションやフェイスパウダーを重ねるとベター。特にUVカットの表示がなくても、粉の成分が紫外線を跳ね返すため紫外線防止効果があるといわれています。肌への負担が気になる方には特にパウダー系がおすすめです。(矢沢先生)
■「飲む日焼け止め」だけを使うのはNG

最近メディアでよく取り上げられている「飲む日焼け止め」。これは、塗る日焼け止めの代わりにはなりません。なぜなら塗る日焼け止めのように肌の上で紫外線を遮断するわけではないからです。飲むタイプは日焼けした後に体内で発生した活性酸素を除去し、日焼け後のダメージを軽減する「抗酸化サプリメント」です。SPFでいうと、SPF2もありません。
あくまで、日焼け止めの基本は塗ること。物理的遮光が大切ですのでご注意ください!(矢沢先生)
【まとめ/日焼け止め効果が低くなる5つの行動】
■1:昨年使い残した日焼け止めを使用する
■2:少量を伸ばして塗る
■3:1か所から全体に塗り広げる
■4:外出前に一度塗ったきりにする
■5:「飲む日焼け止め」だけ使う
大人に人気の「デパコス」日焼け止め8選
♦1:シャネル「UV エサンシエル コンプリート」

紫外線をはじめ、大気汚染、乾燥した空気、たばこの煙…今私たちの肌を取り巻く過酷な環境から守ってくれる、そして最適な潤い状態を維持してくれる嬉しい逸品。
高いUVカット効果でありながら、軽やかにのび広がるジェルクリームというテクスチャーも心地よい!メイク前の顔全体にはもちろん、首やデコルテなどにもおすすめです。
[こんな人におすすめ!]
・保湿効果は高いけど軽い感触が好き
・透明感があってみずみずしい仕上がり
・肌当たりがソフト
40代に人気の「日焼け止め」15選【2019年新作】|乳液、スプレー、敏感肌にもおすすめのタイプまで一挙ご紹介!
♦2:シスレー「フィトブラン ル ソワン SPF50+」

色ムラのない透明感ある肌に復活させるために、厳選された植物成分を高配合。茶ぐすみ、黄ばみ、赤みなどのあらゆるエイジングの濁りをケアしてくれます。プロテクト乳液ながら白く輝く肌に整えることにこだわったタイプ。
【テクスチャー】
まるでヨーグルトのような軽くなめらかな感触。塗布するとマットに変わりサラすべ肌に。
【スキンケア効果】
メラニン、抗糖化作用、炎症抑制、酸化ストレスケアに働く、優れた植物成分を配合。肌をプロテクトしながら肌色老化対策も。
シスレー・dプログラム・RMK|美容賢者が試して厳選! UVカットも美肌も一挙両得できる「新作 UVプロテクション下地」を大公開
♦3:SUQQU「エクストラ プロテクター 50」

独自開発の紫外線散乱剤技術によって、UVカット効果と使用感が格段にアップ!まるでスキンケアクリームかのようなしっとりなめらかなテクスチャーで、きしみ感や白浮きなどを払拭。
しかも、均一の薄い保護膜を形成する処方により、塗り直しなしでもOKなほど持続力が高いタイプです。ほのかに肌を包み込む東洋蘭の香りもSUQQUならでは。
[こんな人におすすめ!]
・白浮きやきしみ感が苦手
・塗り直しをする時間がない
・スキンケア効果も欲しい
40代に人気の「日焼け止め」15選【2019年新作】|乳液、スプレー、敏感肌にもおすすめのタイプまで一挙ご紹介!
♦4:クラランス「ドライタッチ サンケア クリーム ハイプロテクション SPF50+」

高い紫外線防御効果、植物由来成分で肌を光老化から守る、エコフレンドリーなパッケージやサンゴ礁に有害な成分を使用しないなど環境に配慮した設計。
中でもこちらは、強い紫外線をしっかりブロックしながら、なめらかな感触で肌になじみ、後肌はさらっとマットに仕上がるタイプです。
[こんな人におすすめ!]
・強力なのにベタつかずマットな仕上がりが好み
・水や汗に強い処方が欲しい
・環境に配慮したハイブリットな設計に関心がある
40代に人気の「日焼け止め」15選【2019年新作】|乳液、スプレー、敏感肌にもおすすめのタイプまで一挙ご紹介!
♦5:ジョルジオ アルマーニ ビューティ「クレマ ネラ UV モイスチャライザー」

より高いスキンケア効果を求めるなら、アルマーニのエイジングケアシリーズ「クレマ ネラ」のアイコン成分「リヴィセンタリス*」を配合したこちらを!紫外線はもちろん、くすみや乾燥などあらゆる大人の肌悩みをカバーするスキンケア発想のUVジェルクリームです。
肌にスルスル広がっていく軽い感触と、しっかり潤うのにベタつきやテカリなどがない心地よさも特長。肌の水分蒸発を防ぎ、健やかな肌に。
*ミロタムヌスフラベリフォリア葉エキス(保湿)
[こんな人におすすめ!]
・エイジングケア効果が欲しい
・しっとり艶肌に仕上げたい
・軽いつけ心地が好み
40代に人気の「日焼け止め」15選【2019年新作】|乳液、スプレー、敏感肌にもおすすめのタイプまで一挙ご紹介!
♦6:シスレー「サンレイヤ G.E.」

光老化に対抗すべく、贅沢すぎるほどのアンチエイジング成分を配合したブランド最高峰の日焼け止め。
♦7:クレ・ド・ポー ボーテ「クレーム UV」

「オールシーズン、雨でも曇りでも室内で過ごすときもUVカットクリームを塗らない日はありません。なぜならそれを心掛けるようになって半年経ったころ、肌は劇的に白さと透明感を増し、キメもハリも目に見えて向上していたからです。以来、防御を超える美白ケアはないと確信。それどころかUV対策こそエイジングケアの要であると信じています。
そのふたつの観点から信頼を寄せてきたクレ・ド・ポー ボーテの『クレーム UV』が、さらなる進化をとげました。最高峰クリームさながらの極上感触はますます磨かれ、肌の細かな凹凸にも寄り添うようにフィット。ツルンと滑らかな「修正ずみ」の肌に艶さえ宿って、朝からテンションが上がります。さらに、空気中に漂うチリやほこりなど外的刺激からもガード。とはいえ守るだけには留まらず、保湿やハリ強化といったケアについては攻める気満々なのが頼もしいところ。パートナーとしてこれ以上望むことはありません」(ビューティエディター・松澤章子さん)
人気の日焼け止め9選|敏感肌用や美肌をキープするおすすめ日焼け止めまとめ
♦8:ポーラ「ホワイティシモ 薬用UVブロック」
![ポーラ ホワイティシモ 薬用UVブロック シールドホワイトプラス SPF50+・PA++++ 50ml ¥4,180 (医薬部外品) [Precious2018年5月号187ページ]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/720mw/img_5bfa4e5db205b0c67d910375eb34dcc547250.jpg)
高ブロックながら、重苦しさのない快適な使用感を追求し、まるで美容液のような心地よさ。さらに美白有効成分とエイジングケア成分を含み美肌を育てる機能を搭載しています。汗にも水にも強いウォータープルーフ処方なのも魅力。みずみずしい美容液のような感触だから塗っていないような軽さで、UVプロテクション下地の重苦しい膜感が苦手、という人におすすめです。潤い不足の乾燥ぐすみならすばやく解消できるし、美白有効成分入りで、メラニンぐすみにも対抗。美容液感覚で使えます。
「ケアの最後に肌をみずみずしい美容液で包み込んでしまう感覚。守りながら美白という特性が強く、プロテクターというよりスキンケアの一環として使いたい」(ビューティディレクター・松澤章子さん)
美容液のような心地よさ!ポーラの「ホワイティシモ 薬用UVブロック シールドホワイトプラス」
「敏感肌」におすすめの人気日焼け止め2選
♦1:ラ ロッシュ ポゼ「UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ」

ラ ロッシュ ポゼの人気の日焼け止めに、肌なじみのよいピンクのトーンアップタイプが登場。「UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ」は、くすみや色ムラなど気になる肌悩みを自然にカバーし、自然な血色感のある艶肌をつくる日焼け止め。
肌深部にまでダメージを与えるロングUVAなど、紫外線を広範囲に防御し、PM2.5といった大気中微粒子などの外的要因からも肌を守ります。スキンケア成分もたっぷり配合。
テレワーク中も窓ガラス越しの紫外線に注意! 40代におすすめの「日焼け止め」20選【2020年新作】
♦2:dプログラム「アレルバリア エッセンス N」

肌に優しいノンケミカル処方で、さらにアルコール無添加、鉱物油無添加、無香料、無着色、パラベン無添加など、肌荒れしやすい敏感肌向き。特に花粉で肌荒れが起こるメカニズムを発見し、徹底的に保護する機能が優秀です。
【テクスチャー】
すっと軽やかに広がってみずみずしくなじむ、まるで美容液のような感触で、白く残らない。
【スキンケア効果】
スーパーヒアルロン酸を配合し、角層深く潤して乾燥によるちりめんジワをケア。メイクのりのいいなめらかな美肌に変わる。
シスレー・dプログラム・RMK|美容賢者が試して厳選! UVカットも美肌も一挙両得できる「新作 UVプロテクション下地」を大公開
日焼け止め効果もあるデパコス「UV化粧下地」8選
♦1:ランコム「UV エクスペール トーン アップ ローズ」

ランコムの「UV エクスペール」は2000年の登場以来、紫外線、大気汚染物質、酸化ストレスなどさまざまな外的要因へのプロテクション力を高めて進化し続けている名品日焼け止めシリーズ。
日本女性のなりたい理想の肌を研究して開発され、ほんのりピンクがかった健康的で透明感のある肌色へトーンアップする通称「美人UV」。しかも、外的刺激による肌ダメージを修復するのに効果的と言われる「エーデルワイスエキス」配合で、より抗酸化力もアップ!
[こんな人におすすめ!]
・都市型生活で肌のくすみが気になる
・保湿力の高さも譲れない
・汗に強く崩れにくいのが欲しい
40代に人気の「日焼け止め」15選【2019年新作】|乳液、スプレー、敏感肌にもおすすめのタイプまで一挙ご紹介!
♦2:資生堂 ベネフィーク「ホワイトUVジーニアス」(上)
♦3:ロート製薬 エピステーム「ホワイト UV ショット」(下)

「資生堂 ベネフィーク ホワイトUVジーニアス」
透明感、キメの細かさまでかなえる下地にも!以前よりシミが増えたという女性のために、美白しながらUVカットが可能。
「ロート製薬 エピステーム ホワイト UV ショット」
肌上で「緑色の光」に変換する特殊なカット剤配合。紫外線を緑色の光に変換することで、緑色の光が肌内に入り、UVダメージから細胞を守る。
「最新UV」12選|紫外線だけではなくプラスαの効果が満載の新作と鉄壁の塗り方
♦4:アルビオン「スーパー UVカット ハイパフォーマンス デイクリーム」

肌内部の抗酸化力を高め、紫外線などの外的刺激に対する抵抗力を上げる処方に。さらにコラーゲンの修復と分解抑制、コラーゲン生成促進、そしてメラニン生成抑制効果もあり、エイジングケア成分が惜しみなく配合されています。
【テクスチャー】
みずみずしいスキンケアクリームのような感触。なめらかになじみ、ピタリとフィットする。
【スキンケア効果】
エイジング効果を促すヒートショックプロテインの生成促進をサポート。コラーゲンを修復&生成促進し、ハリのある美肌を育成。
美容エディター力説!アルビオンのUV下地はシミもシワ・たるみまで…「美白はUVカットと両輪のケア」
♦5:カネボウインターナショナルDiv.「カネボウ グローバル スキン プロテクターa」

エアコンによる乾燥、大気汚染によるダメージからの保護に加え、花粉、ほこりなどが肌に付着するのを防ぐ効果も。もっちりとしたハリが続くので、疲れた印象が現れにくいのも利点です。水や汗に強いウォータープルーフ処方に。
【テクスチャー】
美容成分が豊富なせいか、こっくりとした乳液状だがなじんだあとは重苦しさもなく快適。
【スキンケア効果】
ナイアシンアミドなどのシワ消し成分入りで、ハリを維持。夕方になってもほうれい線が深くならず、メイクくずれも起こりにくい。
HACCI、カネボウ、資生堂…美プロが試した注目の新作「UVプロテクション下地」
♦6:クラランス「UV-プラス 5P モイスチャライジング マルチ デイスクリーン」

大気汚染、ブルーライト、酸化ストレス、花粉などの外的ストレスから徹底的にプロテクトする植物成分をたっぷり配合。このラベンダーカラーは加齢による黄ぐすみを瞬時に消し去り、透明感がアップする効果も期待できます。
【テクスチャー】
カバー力のある淡いラベンダー色のクリーム。こっくりとしながらベタつきがない快適な使用感。
【スキンケア効果】
汚染物質から肌を守り、エイジングをくい止めるオーガニックマンゴーリーフをはじめ、厳選された植物成分を高配合。
期待以上のプロテクト力とメイク効果!「クラランス」UVプロテクション下地
♦7:ディオール「スノー UVシールド トーンアップ 50+」

透明感を演出するローズ色でメラニンぐすみを一掃。3種類のイルミネーティングパウダー入りで、茶ぐすみ、色ムラをカバーし美肌演出効果が高い一品です。エーデルワイスエキス入りでブルーライト、赤外線からも肌を保護し、酸化ストレスの悪影響も阻止する作用も。
【テクスチャー】
のびのいい軽やかな乳液タイプ。まるで塗っていないようなみずみずしい感触で薄膜仕上がりに。
【スキンケア効果】
8時間継続して保湿する機能を搭載し、バリア機能が高まる効果も。外的刺激から肌を保護し、シミ、小ジワができにくい肌に。
「ディオール」のUVプロテクション下地は【マスク移りなし、トーンアップ&エイジングケア】が叶う!
♦8:ヴァルモン「Rパーフェクション」

「毎年、驚くような手法で進化し、最も企業努力が感じられるのが“UVプロテクション下地”だと思います。新しいものは紫外線カット効果が最高値でありながら、乳液並みの心地いい使用感はあたりまえ。だからこそ、エイジングケア効果が選択基準に。私が注目したのが、スイスのクリニックが発祥のブランド・ヴァルモンの『Rパーフェクション』。
紫外線はシミだけでなくシワ、たるみも引き起こすことはもはや周知の事実。そのシワやたるみを引き起こすUVAが浸透すると、新しい繊維母細胞を刺激してコラーゲン生成が2倍に高まるという、うれしい逆転現象を起こしてくれる有効成分入り。おかげで紫外線を浴びることの恐怖がなくなりました。そして、テクスチャーはまさに美容成分たっぷりの乳液といった感じ。独特の膜感があり、肌をつるりとなめらかに仕上げてくれるし、エアコンの効いた部屋にいても、乾きによるつっぱり感も起こらず快適肌のまま。これさえあれば酷暑の夏も怖くありません」(美容愛好家・野毛まゆりさん)
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- TEXT :
- Precious.jp編集部