女性は誰でも美しくありたいですよね。もちろん年相応の美しさもありますが、シミやシワ、たるみなど、加齢によってお悩みは増えるのが普通です。

最近、掲示板サイトやSNSでは「若々しくいる秘訣」というトピックが話題になりました。トピックを立てた人は「無理な若作りをしていないのに、いつまでも若々しい女性に憧れます」と発言し、若々しくいる秘訣を問いかけています。

「あの人、いくつだっけ?」と思うほどいつまでも若々しい女優さんなどを見ていると、どんなアンチエイジングを実践しているのか、気になりますよね。

お金をかける以外に、取り入れられそうなものがあればぜひ試してみたいもの。以下に10個、若作りをしなくても若見えするアンチエイジングのテクニックをピックアップしました。老け見えに悩む方は、ぜひ試してみてください。

無理に若作りしなくても若見え可能な「アンチエイジングの秘訣」10選

■1: 姿勢をよくする

姿勢をよくする
姿勢をよくする

意外なことに、若見えには「姿勢が大事」という意見が最も多く見られました。中には、「週4でヨガに通って、姿勢を保つ為の筋肉つけてる」など、美しい姿勢をキープするために努力している人も。

おばあさんをイメージしたとき、腰が曲がっている姿を想像しますよね。背筋がピッと伸びているだけで、見る人に若々しい印象を与えます。運動をして筋力をつけることも大事ですが、美しい姿勢を意識するだけなら、お金をかけず簡単に取り入れることが可能。

日頃から歩くとき、座るときなど、凛とした美しい姿勢をキープできるよう意識してみてください。

■2:髪に艶とボリュームを出す

髪に艶とボリュームを出す
髪に艶とボリュームを出す

若く見える条件としてよく言われるのが、艶のある髪。髪の毛がしっかり手入れされていると、若く見えると感じる人が多いようです。

「ボリュームがなくてペタッとしてると老けて感じるから、頭頂部にボリュームをつけふんわりさせている」「パサついてたらどんな髪型でも老けて見えるから、艶出しスプレーやオイルをつけたりする」などの意見から、ボリューム感とパサつきがポイントのよう。

また、白髪染めはもちろん、髪色を明るくすると若く見えますが、「染めれば垢抜ける、若く見えると思ってる人もいるけど、ケアができてないとものすごく老けて見える」という意見も。髪色や髪の長さよりも髪質をいかに美しく保てるかにかかっているので、まずは日々の髪のお手入れが重要です。

■3:肌にハリを出す

肌にハリを出す
肌にハリを出す

髪の毛と並んで、やはり肌の美しさも若見えのポイントと考える人が多いようです。

ネット上には、「若さを保つには乾燥が大敵」「手にも年齢が出るので、家事や仕事の時間以外はマメにハンドクリームを塗るようにしている」「美容整形してシミがない人より、シミがあるけどハリがある肌のほうが若々しく見える」などの意見がありました。

これは当たり前と思うかもしれませんが、乾燥していない、みずみずしいハリのある肌が若く見えるようです。乾燥によるシワが生じないように肌をしっかりと保湿し、ぷるん、ぱつんとした肌を目指しましょう。

■4: 笑顔を絶やさない

笑顔を絶やさない
笑顔を絶やさない

笑顔も、若見えの条件のひとつとの意見が多数あがっていました。姿勢と同じく、お金がかからずに取り入れられる方法です。

表情について、「真顔と笑顔って10代・20代のころはそれほど変わらないけど、年をとるにつれ圧倒的に笑顔の方が若く見えると思う」という納得の意見もありました。口角を上げるだけでも印象が違いますし、何より楽しそうな人は若く見えます。日頃から意識してみましょう。

■5:きれいめの色の服を着る

きれいめの色の服を着る
きれいめの色の服を着る

若く見えるかは視覚からの情報なので、やはりファッションも大事。年齢も意識しつつ、自分に似合うファッションを楽しみたいものですよね。

「きれい色の服をオシャレに着ている大人の女性ってすごく素敵に見える」「煮しめ色の服は選ばず、モノトーンのときは白の分量を多めにする」と、年だからと暗い色の服に落ち着くのではなく、あえて明るい色味で自分らしいファッションを着こなしている人は憧れの対象になるようです。

また、「行動範囲を広げておしゃれな街に出ることも大事。たまに街に出ると自分がダサくなってることに気づかされる」というハッとする視点をもった人も。周りを見て、自分が今おしゃれに鈍感になっていないか? ということを時折振り返って、ファッションをアップデートしていく意識も大切です。

■6:適当なものはできるだけ食べない

適当なものはできるだけ食べない
適当なものはできるだけ食べない

食べることは生きること。当たり前のことですが、忙しいとつい、一食抜いてしまったり、コンビニで簡単なものを買って済ませたりと、おろそかになってしまいがちな食。

「三食野菜多めで手作りの食事をしてたら、肌、スタイル、いろいろと調子いい!」「トマト、ヨーグルト(チアシード混ぜたり蜂蜜混ぜたり) 、お味噌汁、納豆。ずっと続けた結果、便通がよくなり肌も艶やかになった」など、食生活を意識して根本から美しくなった人も。

肌や髪など、身体のすべては食べたものからできています。適当なものを食べていたら、適当な身体ができあがってしまうかも。まずは基本的な食生活を見直すことから始めてみては?

■7:自分の好きなものに夢中になる

自分の好きなものに夢中になる
自分の好きなものに夢中になる

やはり趣味に打ち込むなど、自分の好きなことに夢中になっている人は内面から輝いて若々しく見えるもの。

それは大多数の人が共感するようで、「何かに打ち込んでいる姿は、年齢を超えて魅力的」と好きなことに熱中している人に皆好感を抱くようです。現在趣味がある人は年齢を重ねてますます打ち込み、いま夢中になれる趣味がない人はぜひこれから積極的に探してみてください。

■8:家に閉じこもらない

家に閉じこもらない
家に閉じこもらない

年を重ねるにつれ、外出がおっくうになってきたということはありませんか? 何を買うにもネットショッピングということも現代では少なくないですよね。

暑い、寒いと理由をつけて、家に閉じこもってばかりいると、「気づいたら老け込んでしまった!」ということになりかねません。外出が多いということは予定が多く、いろいろなことに興味をもって動いている証です。

なかには、「趣味が多い人は生き生きしている」「毎日活動的で楽しそうな人は体型や年齢関係なく若々しく感じる」という意見も。

自分の好きなものに夢中になる行為と似ていますが、やはり外に出て人と会ったり、何かに挑戦したりすることもまた若さを保つ秘訣と言えます。

■9:若い人たちと接する

若い人たちと接する
若い人たちと接する

また、人間関係も重要。若く見える人は、気持ちも若い人が多いですよね。気持ちから若くいる秘訣として、「若い彼氏を作る」「若い人たちと接する」ということを挙げている人もいました。

なかには、「年輩の人と話すと人生経験から勉強になるけど、若い人と話すと最近の流行などがわかるので気持ちも若くなる」という意見も。

また、こんな興味深いエピソードを投稿している人もいました。

「学生のころの恩師と再会し、年齢を聞いたら想像より若くてびっくり。秘訣を聞いたら『毎日若い子たちと関わってるせいで、脳が同年代だと錯覚しているせいだと思う』って。言われてみれば若く見える先生は私たちと同じ目線で話を聞いて、生徒をやたら子ども扱いしないである程度対等に接してくれた先生。上から目線で話す先生は年相応の外見だと思った」

「なるほど」という感じですよね。年を取ると考えが凝り固まったりすることも多いので、内面の若さを保つためには、若い人と交流を持つということも大事です。

■10:余裕をもった生き方をする

余裕をもった生き方をする
余裕をもった生き方をする

見た目がいくら若く見えても、いつもイライラしていたり何か怒りや不満を抱えたりしているような人は、美しくは見えないですよね。

やはり内面から出る余裕、人生を謳歌している感が人を輝かせ、若く見せます。具体的には、「負の感情を顔に出さない」「現実的すぎるものから少し距離を置き、優雅にゆっくり流れる贅沢な時間を作る」などの方法が挙げられていました。

ストレスを溜めずに余裕をもった生き方をすることが若く見える秘訣のようです。「きれいな人は、気持ちの切り替えが上手そうに見える」といった意見も。負の感情に流されすぎず、常に自分が楽しいと思えることを見つけ、ストレスをなるべく溜こまずに過ごしたいですね。

どれも、すぐにでも日常生活に取り入れられそうなものばかりでしたよね。小さなことでも、続けることで効果が表れてくるもの。ぜひ、できそうなものから実践して、自然な若見えを実現しましょう。

この記事の執筆者
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WRITING :
こばやしあさみ