ブレゲ - 気高きオーラを湛えて -この揺るぎない気品は、パリの伝統が息づく時計ブランドだからこそ!

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比類なきメゾンブレゲとヴァンドーム広場。その華麗な軌跡を追って

パリの街には、さまざまな場所にブレゲの軌跡が輝かしく残されている。ラグジュアリーの聖地とも呼ばれるヴァンドーム広場も、そのひとつだ。

広場の名の由来は、フランス国王の息子。アンリ4世と、美貌の愛人ガブリエル・デストレの間に生まれたヴァンドーム公爵セザールにちなんでいる。彼が暮らした豪華な邸宅の場所が、やがてヴァンドーム広場になっていったのだ。

セザールの父、アンリ4世は、セーヌ川中洲のシテ島を整備した王。瀟洒になったシテ島には、金銀細工師や時計師たちが集まってきて、河岸にケ・ド・ロルロージュ(時計師通り)ができた。

若き時計師アブラアン-ルイ・ブレゲがのちに工房を構えたのも、この河岸。歴史の糸はときにからみ、ときにほどけては、また不思議にも結びつく。

フランス革命で最大の顧客マリー・アントワネットを失ったブレゲの前に現れたのは、朝日のような勢いの英雄、ナポレオン。

妃ジョゼフィーヌ、ナポレオンの妹でナポリ王妃となったカロリーヌも顧客となり、一家でこぞって時計を買い求めた。

ブレゲのつくる時計は、美しいだけでなく極めて正確。時代の最先端をゆく贅沢品にして必需品だったからだ。

皇帝となったナポレオンは、ヴァンドーム広場の中央に壮麗な凱旋記念柱を建てる。頂上にすっくと立つのは、自らのブロンズ像だ。

けれど王政復古の時代になると、像はあっけなく撤去されてしまう。溶かされたブロンズが使われた先は、シテ島に造られたアンリ4世の像だという。

権力者が次々と変わり、時勢に激しく翻弄されながらも、ブレゲは質の高い時計をひたすらつくり、生きていく。

王政復古で即位したルイ18世は、フランス王国海軍の航海用精密時計の製作者にブレゲを任命。彼もまた、ブレゲの時計に魅せられ、高く評価したひとりだった。

そして現在、柱の上には、第二帝政期に皇帝ナポレオン3世が造り直した像が立っている。月桂樹の冠をつけた1世のナポレオン像が、南に顔を向けて。

その方角にあるのはブレゲのブティック。内部にあるミュージアムに保管された顧客名簿には、遠い日にブレゲの時計を愛した人々の名が今も残され、この地とメゾンの結びつきを、歴史絵巻のように物語ってくれるのだ。

写真:パリ・ヴァンドーム広場にはブレゲ本店がある。併設のミュージアムは、歴史的価値が高い約250点のアーカイブピースや創業時から続く顧客台帳を有する。

本間恵子・文

本間恵子さんprofile
(ほんま けいこ)時計とジュエリー専門のジャーナリスト。宝飾ブランドのデザイナーから転身。世界各国を取材し、ワールドトレンドを発信する。

Credit

撮影/浅井佳代子(人物)、戸田嘉昭・辻郷宗平(パイルドライバー/静物)、武田正彦(風景/パリ) スタイリスト/押田比呂美
ヘア/hiro TSUKU(I Perle) メイク/川原文洋(UM) ネイリスト/渡邉季穂(uka) モデル/杏 文/本間恵子 構成/菅野悦子、佐藤友貴絵(Precious) WEB制作/安念美和子、麻生彩佳(イクシアネクスト)