40代の大人の女性のための白ブラウスを使ったコーデ。ラグジュアリーファッション誌『Precious』のこれまでの記事から、白ブラウスのきれいめコーデや、オフィスにぴったりな白ブラウスを使った着こなしを厳選してお届け。人気ブランドの白ブラウスが、盛りだくさんです。清潔感のある白ブラウスを上品に着こなしてください。

【目次】

40代におすすめの白ブラウスコーデ


【1】トリー バーチの白ブラウス×白スカート

【1】の白ブラウス×
靴『CAROYNE』(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)、ブラウス・スカート(トリー バーチ ジャパン)、ピアス(ステディ スタディ〈トムウッド〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈マーク クロス〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

光に呼応して、艶めくポルカドットが白ブラウスとスカートの装いをドラマティックに彩ります。エレガントなバックストラップ靴なら、スカートスタイルの足元がこんなにも軽やかに!

【2】デザインワークスの白ブラウス×黒デニムパンツ

【2】の白ブラウス×
ブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、デニム(ゲストリスト〈レッドカード×グレンウッド〉)、リング(シャンテクレール 東京店)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

ブラックデニムを選んだカジュアルな日でも、どこかにリッチ感を漂わせたいもの。そんなときは、カットソーではなく、「華ブラウス」の出番! フロントにはピンタックを、袖にはレースを施したリッチな一枚を主役に、ゴールドチェーンのバッグやボリュームリングでスパイスをきかせましょう。

【3】ADOREの白ブラウス×黒ブラウス

【3】の白ブラウス×
ブラウス(ADORE)、パンツ(VINCE 表参道店)、ネックレス(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

大人にちょうどいいモード感を取り入れた、華ブラウス×黒パンツの着こなし。シャリ感の効いた軽やかなコットンブラウスは、長めのカフやボートネックなどさりげないデザインに旬のモード感が香ります。チェーンバッグやアンクルストラップのパンプスで、女らしいエッセンスを! オリヴィアのように、首元に黒のネックレスを添えれば、顔周りがぐっと引き締まります。

【4】ペセリコの白ブラウス×黒スカート

【4】の白ブラウス×
ブラウス・靴(ウールン商会〈ペセリコ〉)、スカート(レキップ)、帽子(ボルサリーノ ジャパン)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

シャツ仕立てのノースリーブブラウスが主役の、知的な着こなしを。比翼仕立てのブラウスは、袖のシャーリングやリボンなどフェミニンなディテール使いが魅力です。とろみ素材のひざ下丈のスカートを合わせれば、たちまちこなれ感のあるカジュアルに。オールブラックの帽子やスリッパサンダルで、ハンサムなエッセンスを加えて、あくまでクールに! 

【5】ファビアナフィリッピの白ブラウス×白パンツ

【5】の白ブラウス×
ブラウス・パンツ(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

シンプルなノーカラーブラウスに、まるで一枚のスカーフを肩から重ねたようなアシンメトリーなデザイン。部分的にあしらわれたシルバーのボールチェーンの「ルーチェ」が、動くたびに繊細に輝く姿は、なんともいえない気品が漂います。

【6】エミリオ・プッチの白ブラウス×白パンツ

【6】の白ブラウス×
パンツ・ブラウス(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エストネーション〈カテリーナベルティーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

フリル袖にカットワーク刺しゅうを施したコットンブラウスは、昼下がりのパーティにぴったり。パンツは足首がのぞく丈ですっきり女らしく。ストレッチのきいたコットン素材なので、細身ながら着席シーンでも快適なはき心地が魅力です。

【7】ディオールの白ブラウス×白ジャケット

【7】の白ブラウス×
バッグ『ジャディオール』ミニ・ジャケット・ブラウス・スカート・ピアス(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ショルダーチェーンをブレスレットのように手元に絡めつつ、ロゴを配したベルトに手を通すクラッチ使いが新鮮。端正な白ブラウスとジャケットに、小粋な華やぎを授けましょう。

白ブラウスのきれいめコーデ


【1】マックスマーラの白ブラウス×ネイビージャケット

【1】の白ブラウス×
スカート・ブラウス・ジャケット(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ピアス・リング(モーブッサン ジャパン)、時計(IWC)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/生田昌士(hannah) BY:『Precious3月号』小学館、2019年

襟元のギャザーが優美なニュアンスを醸す白のシルクブラウスとインディゴカラーのスカートで、気負いないフェミニンスタイルに。セットアップになるジャケットをさらりとはおって、スーツを着なれた大人の貫録を表現しましょう。スカートはストレッチの効いたコットンリネン素材。中央のボックスタックと片倒しタックをウエスト下まで白のステッチで縫い留めて、広がりすぎない台形シルエットを構築。ウエストリボンベルトは取り外し可能です。

【2】レキップの白ブラウス×黒プリーツスカート

【2】の白ブラウス×
スカート(アングローバル〈イレーヴ〉)、ブラウス(レキップ)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス・リング(ボン マジック)、時計(IWC)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ハリのあるチノ素材のプリーツスカートを白ブラウスにあわせて、モノトーンで辛口に装い、小物で色を差すのが洗練の決め手です。

【3】エストネーションの白ブラウス×白スカート

【3】の白ブラウス×
ジャケット(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、ブラウス・パンツ(エストネーション)、ベルト(yoshie inaba)、バッグ(モワナ メゾン GINZA SIX)、ピアス・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、時計(オメガ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2018年

白ブラウスとワイドパンツのセットアップを合わせ、色調としなやかな雰囲気をジャケットにつなげるようにまとめた着こなしは、かしこまりすぎないエレガンスが魅力です。

【4】デザインワークスの白ブラウス×黒パンツ

【4】の白ブラウス×
ブラウス(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)、パンツ(ebure)、バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

「黒×白」という研ぎ澄まされた配色だからこそ、微妙なシルエットがおしゃれの印象を左右。さらりと着心地のよいVネックの白ブラウスは、ふんわりとした袖やドロップショルダーに、旬のディテールが凝縮。一見スカートにも見える、ハイウエストパンツは黒を選び、スタイルアップへと導くメリハリを味方につけましょう。

【5】HAUNTの白ブラウス×黒スカート

【5】の白ブラウス×
ブラウス(HAUNT代官山/ゲストリスト〈HAUNT〉)、スカート(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ネックレス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious8月号』小学館、2018年

白シャツに代わるアイテムとして注目のカシュクールブラウス。ハリのあるコットン素材で清涼な印象に。

【6】ドゥロワーの白ブラウス×青パンツ

【6】の白ブラウス×
ブラウス(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、パンツ(オールウェイズ〈M・fil 〉)、ピアス・ブレスレット・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ラエ フェザー〉)、靴(ロンハーマン〈カンフォラ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

花柄の凹凸が美しいジャカード織のブラウスは、シンプルな着こなしに華やぎを加味。程よく厚手で、体型を拾わないのも、大人にはうれしいポイントです。

【7】エストネーションの白ブラウス×ピンクパンツ

【7】の白ブラウス×
ブラウス・パンツ(エストネーション〈エストネーション〉)、腕時計(パテック フィリップ)、バッグ(ユナイテッドアローズアトレ恵比寿 ウィメンズストア〈ユナイテッドアローズ〉)、靴(FUN Inc.〈CHEMBUR〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

華やぎ感のある白ブラウスとフーシャピンクのパンツで、心弾むスタイルに。休日のカジュアルシーンで活躍するかごバッグも、あえて黒を選択。辛口なスパイスを加えることで、着こなしのこなれ感が高まります。

【8】シクラスの白ブラウス×グレースカート

【8】の白ブラウス×
ローファー(ブラミンク〈J.M. WESTON〉)、コットンブラウス(ザシークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、スカート(ebure)、ストール(三喜商事〈アリュード〉)、ネックレス (チェルキ〈ミッレ〉)、バッグ(ブルーベル・ジャパン〈ペラン〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

涼やかな白ブラウス~グレースカートのグラデーションの仕上げには、上品な光沢を放つシルバーの名品ローファーを投入。

白ブラウスのオフィスコーデ


【1】ディオールの白ブラウス×黒スカート

【1】の白ブラウス×
ブラウス・スカ-ト・ボウスカ-フ・バッグ (クリスチャン・ディオール〈ディオール〉)、時計 (ジャガ-・ルクルト)、靴 (ジャンヴィト ロッシ) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious3月号』小学館、2019年

ピンストライプのシルクブラウスは、この春、最も心惹かれるアイテムのひとつ。首元が詰まったデザインも清潔感を演出するうえで重要なポイントです。タイを締める気分でスカーフを首元に添えて、キャリア女性にふさわしい、スマートな雰囲気を。

【2】レ・コパンの白ブラウス×黒スカート

【2】の白ブラウス×
ブラウス(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート(ADORE)、ネックレス・バングル・リング(ヴァン クリーフ&アーペル)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious7月号』小学館、2018年

たっぷりと贅沢にレースを配したバルーンスリーブのホワイトブラウスに、ハイウエストのひざ下丈ネイビースカート。トレンド感のあるアイテムを組み合わせてもさわやかに仕上がるのが、ネイビー×ホワイトの着こなしの楽しさ。ネイビー×ホワイトのフェミニンスタイルは、あくまで脱・コンサバがキーワード。シルバーバッグでほんのり辛口に仕上げましょう。

【3】グッチの白ブラウス×黒パンツ

【3】の白ブラウス×
パンツ・ブラウス・バッグ・サングラス・靴(グッチ ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious7月号』小学館、2018年

王道のモノトーン配色は、プレーンに着るよりも、素材感を重ねて、主張のある華やかさを演出するのが、断然気分。GGパターンのマクラメレースがキャッチーなブラウスで、視線を上に誘導するのも、「すっきり映え」のテクニックです。小物には、グレーパイソンの部分使いが効いたバンブーハンドルバッグをトッピングして、モードなラグジュアリー感をプラスしましょう。

【4】アニオナの白ブラウス×白パンツ

【4】の白ブラウス×
コート・ブラウス・パンツ(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス・バングル(チェルキ〈ギャレッタ〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈プロエンザ スクーラー〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ドライなベージュのコートは、襟と見返し部分を一段明るく、さらに艶のある白でパイピングを施した絶妙な配色デザイン。インに、とろみのあるレーヨン素材のフレンチスリーブブラウスとパンツの、オールインワンのようなセットアップを合わせれば、急なパーティーの誘いにも、シリアスな会議にも対応できる、余裕漂うスタイルが完成します。

【5】エミリオ・プッチの白ブラウス×パールネックレス

【5】の白ブラウス×
ブラウス(エミリオ・プッチ ジャパン)、パンツ(ザ シークレットクロゼット六本木〈シクラス〉)、ネックレス・バングル・リング(ブシュロン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

成熟した女性のための白コーディネートに、ジュエリーは不可欠。シルクブラウスのVゾーンをなぞるように連ねた白いモチーフは、ホワイトマザーオブパール。優しい印象のミルキーなホワイトは、イエローゴールドの輝きとともに肌に溶け込み、艶やかなシルクの白の優雅な美しさを際立たせます。

白ブラウスとカーディガンのコーデ


【1】白ブラウス×グレーカーディガン

【1】の白ブラウス×カーディガン
撮影/Afro BY:『Precious3月号』小学館、2019年

スペインのレティシア王妃は、白襟が爽やかさを添えるストライプブラウスと軽やかなフレアスカートをモノトーンで統一。ブラウスもスカートもやわらかな素材を選ぶことで、涼やかな気品とたおやかな色香が漂う着こなしに仕上がります。

【2】VINCEの白ブラウス×白カーディガン

【2】の白ブラウス×カーディガン
カーディガン(ドゥロワー丸の内店〈ドゥロワー〉)、ブラウス(VINCE 表参道店)、パンツ(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ペンダント・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ベルト(ブラミンク)、バッグ(キートン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ボーダー状のフリンジが立体的なアクセントとなり、まとっただけで華やかな印象の白カーディガンをブラウスの上からはおって。ドロップショルダーの軽快な着心地も魅力。白から淡いシルバーへとまとめたプラチナグラデーションに仕上げましょう。

【3】エスカーダ スポートの白ブラウス×白カーディガン

【3】の白ブラウス×カーディガン
エスカーダのカーディガン・パンツ・エスカーダ スポートのブラウス(エスカーダ・ジャパン)、サングラス(ケリング アイウエアジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉)、時計(ブライトリング・ジャパン)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

白×シルバーのクールな色調とIラインシルエットで、すっきり辛口な印象に。都会的なセンスを漂わせる凛とした着こなしが、メタリックチェーンのフリンジネックレスを添えることで、一気に女らしく華やかになります!

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