雑誌『Precious』5月号では、『大人こそ楽しい「パリ」の魅力、再発見!』と題し、あらためて憧れの街・パリについて特集しています。魅力的なスポットが数多く存在するパリ。

新旧のスポットがうまく融合するパリらしいスポットを、Preciousゆかりのパリ通の皆さまにご案内いただきました。

今回は、パリコレ常連の萩原輝美さんのお気に入りアドレスです。

パリコレ常連のファッションプロが穴場スポットをご案内

ナビゲートは…萩原輝美さん
ファッション・ディレクター
(はぎわら てるみ)『Precious』のコレクション速報など、30年以上通っているパリコレからの取材をレポートしている。’18年より、ウィメンズブランド〝テン(ten.)〟のプロデュースを手掛ける。
萩原輝美さんのInstagram

■1:【ラ・スイート・ジラフ】絶景テラスでラグジュアリーなシーフード料理を

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テラス席はエッフェル塔も眺望できる絶景スポット!

「シャイヨー宮の最上階にあって、看板もない専用のエレベーターで上がるのですが、観光客も少なく落ち着いて食事と絶景を堪能できる、知る人ぞ知るスポット。テラス席からは、1時間おきに点滅するエッフェル塔も望めます」(萩原さん)

〈ラ・スイート・ジラフ〉

■2:【オルウェン・フォレスト】グレードの高いヴィンテージものを発掘する楽しみ!

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グレードの高いヴィンテージアクセサリーが揃う蚤の市

「クリニャンクールの蚤の市に来ると訪れる店のひとつです。マダムの審美眼が光るラグジュアリーブランドのヴィンテージアクセサリーは、グレードの高いものばかり。周辺の店も含めて、一日中楽しめる場所です」(萩原さん)

〈オルウェン・フォレスト〉

  • Adress/Marché Serpette allée 3, boutidues 5, 6 et 7 110 rue des Rosiers 93400 St-Ouen Paris
  • URL/www.olwenforest.com

■3:【エレス】大人のフレンチシックなビーチウエアが充実

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上品なデザインのビーチウェアを揃える「エレス」
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「エレス」のビーチウエア

「パリのマダムに愛される『エレス』のランジェリーは、華美な装飾がなく、カットとレース使いがとても上品で、来るたびに必ずチェックします。同様にビーチウエアも素敵。モンテーニュ通りにある店舗がお気に入りです」(萩原さん)

〈エレス〉

■4:【カルティエ財団現代美術館】裏庭のカフェはひと息つける場所

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美術館の裏庭は木々に囲まれており、のんびり時間を過ごすのにぴったり

「程よい大きさの美術館なので、ふらっと気分転換に行くことができると思います。裏庭にある、木に囲まれたカフェは気持ちよく、かわいいキヨスクみたいな売店も。のんびりと図録を眺めたりする時間にぴったりです」 (萩原さん)

〈カルティエ財団現代美術館〉

■5:【ダ・ローザ】濃厚フレンチに飽きたらこちらでイタリア惣菜を

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サラダなど軽めでさっぱりしたイタリア惣菜が楽しめる

「貴腐レーズンのチョコレートをパリ土産にする方も多いと思いますが、私はレストランをよく利用します。ヴァンドーム広場の近くにももう1店舗あり、軽めでさっぱりしたサラダやパスタをいただくのが定番です」(萩原さん)

〈ダ・ローザ〉

■6:【ル・レカミエ】サン・ジェルマンに立ち寄る際に食べたいスフレ!

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ル・レカミエ
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デザートにぴったりのチョコレートスフレ

「サーモンなどを使ったメインのスフレが名物ですが、私はポワーブル(胡椒)ステーキに、デザート用の小さいポーションのチョコレートスフレをいただくのがお決まり。濃厚ですがムースより軽くて、デザートにぴったり」(萩原さん)

〈ル・レカミエ〉

■7:【カフェ・アライア】緑に囲まれた中庭のカフェでティータイムを

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カフェは緑に囲まれた隠れ家的な雰囲気

「’21年にオープンしたばかりの『アライア ブティック』に併設のカフェ。ブティックの奥にひっそりとあり、隠れ家的な雰囲気の落ち着ける空間です。実は、こちらでも『ダ・ローザ』のメニューがいただけます」(萩原さん)

〈カフェ・アライア〉

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EDIT :
宮田典子(HATSU)
コーディネート :
鈴木ひろこ