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「心を揺り動かす貴石」を主役にした比類なきハイジュエリー

Van Cleef & Arpels

選び抜いたプレシャスストーンが
圧倒的な存在感を放つ

「ヴァン クリーフ&アーペル」
“心を揺り動かす貴石”を
主役にした比類なきハイジュエリー
『ピエール ド カラクテール』
コレクション──

1906年の創業から今日まで、「ヴァン クリーフ&アーペル」のクリエイションの主役であり続けてきた、
類いまれな宝石たち。これまで数多くの伝説的なジェムストーンが、メゾンの輝かしい歴史を彩ってきました。
そうした宝石に共通するのは、客観的な評価基準だけでは測ることのできない、
見る者の心を揺さぶる美しさと魅力にほかなりません。
『ピエール ド カラクテール』コレクションは、そんな選ばれし宝石に捧げられたオマージュ──
唯一無二のプレシャスストーンとの出合いが、特別な感情を呼び覚まします。

Sapphire
サファイア
深く鮮やか、それでいて澄んだ
気品に満ちたロイヤルブルーを求めて…

「ヴァン クリーフ&アーペル」が理想とするのは、透明感のある深いブルーの光彩を放つサファイア──
その気品と華やぎに満ちた青は “ロイヤルブルー” と呼ばれ、英国をはじめとする王室に好まれてきました。
また、ダイヤモンドに次ぐ硬度を誇るサファイアは、その美しさを恒久に保つことができるため、
宝石としての価値が損なわれることもありません。9月の誕生石であり、
誠実な心と知恵を象徴するプレシャスストーンとしても知られています。

『エフェ ドラペ ミステリュー ネックレス』(ヴァン クリーフ&アーペル)

双子のようなサファイアの
奇跡の出合いを讃えて…

リボンをモチーフにしたネックレスの中心部で対をなすサファイアは、共に非加熱で10カラットを超える大きさ。この2石は産地が異なるにもかかわらず、ほぼ同色で同品質。両石の出合いは、メゾンの確かな審美眼が叶えた奇跡といえる。ミステリーセットで施されたエメラルドとサファイアが、その周囲を華やかに彩る。

『エフェ ドラペ ミステリユー ネックレス』[WG×RG×サファイア計41.17ct(センター2石11.47ct、10.18ct)×エメラルド計20.90ct×ダイヤモンド計62.28ct]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

『ツイスト サフィール ブレスレット』(ヴァン クリーフ&アーペル)

宝石固有の美しさを引き出す
大胆かつ個性豊かなカット

ブレスレットの先端で向き合うロイヤルブルーのサファイアは、どちらも希少な非加熱の石。「シュガーローフカット」と呼ばれる丸みを帯びた四角錐のカボションカットが、その鮮明な色と透明度の高さを強く印象づける。ブレスレット本体はダイヤモンドとサファイアのラインが旋回して視線を先端に集める、まさに主役の宝石のために考え抜かれたデザイン。

『ツイスト サフィール ブレスレット』[WG×サファイア計78.54ct(先端2石29.26ct、26.79ct)×ダイヤモンド計10.69ct]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

Emerald
エメラルド
地球の神秘を物語る、鮮明で
透明感に溢れたグリーンの光彩

エメラルドは地球が永い時をかけて育んだ “緑の奇跡” ともいえる宝石。
その鮮明なグリーンの光彩は、草木が芽吹くかのような生命力を感じさせます。
どんなに透明度が高い石であっても、その内部には成長過程を示す内包物が存在し、
自然の息吹を映す景色は「ジャルダン(庭)」と呼ばれ、個性の証とされてきました。
古代エジプトではクレオパトラがこの石を愛し、インドでは王の権威の象徴に…。
神秘の物語を宿すエメラルドは、今もメゾンにとって特別な宝石であり続けています。

『エヴァンタイユ デメロード アントレ レ ドア リング』(ヴァン クリーフ&アーペル)

澄んだグリーンを際立たせる
純粋なダイヤモンドとの対比

メゾンの革新性の象徴ともいえる、 “指の間” という意味をもつ『アントレ レ ドア リング』。エメラルドとダイヤモンドを大胆に対比させることで、極めて希少な2石の美しさがより一層際立つ。ペアシェイプのエメラルドは、鮮明な色もさることながら、透明度の高さが圧倒的。その対向のダイヤモンドは純度の高いタイプIIaで、しかもカラーとクラリティが最高位。石のクオリティと美しさ、希少性、デザインのすべてにおいて比類なき作品といえる。

『エヴァンタイユ デメロード アントレ レ ドア リング』[WG×YG×エメラルド計6.10ct(センター5.14ct)×ダイヤモンド計6.56ct(センター5.13ct)]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

斬新なカットによって解き放たれた
宝石本来の魅力と個性

『クウポル デメロード リング』(ヴァン クリーフ&アーペル)

シュガーローフカットと
伝統の金細工の斬新な調和

“クウポル(ドーム)” の名をもつリングの主役は、中央にセットされた高さのあるシュガーローフカットのエメラルド。その大胆なフォルムと金細工の卓越した技巧が、モダンなアールデコのデザインに独創性をもたらす。

エメラルドのドーム状の内部に広がるのは、コロンビア産のインクルージョン(内包物)が描き出す幻想的な景色。石の左右にピラミッド形のスタッズを連ねることで、センターストーンの存在感をさらに高めて。リングのサイドの放射状のラインは、金細工師が彫金技で1本1本施したもの。

『クウポル デメロード リング』[WG×RG×エメラルド6.06ct×ダイヤモンド計4.25ct]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

Ruby
ルビー
時代を超えて、羨望の的であり続ける
“ピジョンブラッド”の鮮烈な赤色

古代、人々から“燃える石”と崇められたルビー。サファイアと同じコランダムという鉱物でありながら。
特殊な条件のもとで赤い光を得た宝石は、その鮮烈な色彩によって、生命と情熱の象徴に…。
ただし、産地が限られており、高品質のルビーは極めて希少。
“ピジョンブラッド(鳩の血)”と呼ばれる濃い赤が最上とされていますが、
近年は深みに加えて透明感があり、軽やかさを秘めた赤も、人気を博しています。

『ルビー マニエテイク イヤリング』(ヴァン クリーフ&アーペル)

キュビスムの幾何学的形状と
アールデコの対称性を宿して

幾何学的なフォルムで構成されたシンメトリーのデザインが、1920年代のアールデコとキュビスムの影響を感じさせる。ペアシェイプのルビーは2石共に、深みと透明感が共存する理想的な赤色。その上部で輝くオーバルカットのダイヤモンドは、どちらも純度の高いカラーレスのタイプIIa。ぶら下がるペンダント部分は簡単に取り外せ、2通りに着用できる。

『ルビー マニエティク イヤリング』[WG×RG×ルビー計9.83ct(ペアシェイプ2石3.12ct、3.03ct)×ダイヤモンド計14.06ct(オーバルカット2石3.17ct、3.16ct)]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

宝石の美しさを引き出す技巧が細部に
息づく伝統を踏襲したデザイン

『ロンド デュ ルビー リング』(ヴァン クリーフ&アーペル)

アシメトリーの美学が叶えた
ドラマティックなデザイン

重要な要素をあえて中心から外し、非対称にすることで、躍動感に満ちたドラマティックなデザインに。ふたつのリングに用いられたルビーは、共に希少性の高い非加熱。

〈上〉扇状のダイヤモンドが回転しているように見えるリング。ルビーの台座は、周囲の装飾を含めて凹形の構造になっており、主役の宝石に視線を集める。『ロンド デュ ルビー リング』[WG×RG×ルビー8.23ct×ダイヤモンド計5.02ct]参考商品・〈下〉「ノド(結び目)」の名をもつリングは、リボンがデザインモチーフ。優美なデザインでありながら、ダイナミックな非対称の美学が息づく。鮮赤色のルビーが主役にふさわしい美しさと存在感を放つ。『ノド ルビー リング』[WG×RG×ルビー7.06ct×ダイヤモンド計3.04ct(ペアシェイプ1.24ct)]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

Collection Story
「ヴァン クリーフ&アーペル」と
1世紀以上にわたる「宝石」を巡る物語

(ヴァン クリーフ&アーペル)

’50年頃に撮影された、インド旅行中のクロードとピエール・アーペル。インドへはジュエリーの販売と受注、宝石の買い付けのために訪れた。(ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブス)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

イラン王妃ファラ・パーレヴィが、'67年の戴冠式で着用した冠。中央は彫刻を施したエメラルド。周囲の壮麗な装飾には、ルビー、ダイヤモンド、パールが用いられた。(ヴァン クリーフ&アーペル コレクション)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

’60年、ジャック・アーペルがオークションで落札した34.64カラットのピンクダイヤモンド。マハラジャの子息の名から『プリンシー』と命名された。(ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブス)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

’56年、クロードがボンベイから持ち帰った『ブルー プリンセス』と呼ばれる114.30カラットのサファイア。米国の篤志家フローレンス・J・グールドのためのネックレスとなった。これはデザイン画。(ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブス)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

2006年に発表された『ピエール ド カラクテール』コレクションのリング。中央はピジョンブラッドの鮮明な赤を宿すルビー。(ヴァン クリーフ&アーペル コレクション)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

’56年、クロードがボンベイから持ち帰った『ブルー プリンセス』と呼ばれる114.30カラットのサファイア。米国の篤志家フローレンス・J・グールドのためのネックレスとなった。これはデザイン画。(ヴァン クリーフ&アーペル アーカイブス)

(ヴァン クリーフ&アーペル)

2006年に発表された『ピエール ド カラクテール』コレクションのリング。中央はピジョンブラッドの鮮明な赤を宿すルビー。(ヴァン クリーフ&アーペル コレクション)


『ピエール ド カラクテール』
コレクションが生まれた
歴史をひもとく──
メゾンの創作に欠かせない
“魂”を宿す宝石を求めて

「宝石のひとつひとつには、固有の魂が宿っている」

クロード・アーペルのこの言葉は、「ヴァン クリーフ&アーペル」の哲学そのものといえます。宝石商の娘エステル・アーペルと、宝石職人の息子アルフレッド・ヴァン クリーフの結婚によって誕生したメゾンは、創業当初から宝石そのものの個性に魅了されてきました。カラーやカットといった客観的な評価基準だけでなく、宝石に宿る “固有の魂” を見つめる姿勢──それこそがメゾンに継承されてきた美学なのです。

1世紀以上にわたるメゾンの歴史は、伝説的な宝石との出合いに彩られてきました。1923年、アフリカで産出された約64カラットのダイヤモンド『プリンス エドワード オブ ヨーク』を入手し、ペンダントに仕立てたことから、メゾンと宝石を巡る物語は大きく前進していきます。

’30年代に入り、エステル・アーペルの甥にあたるクロード、ジャック、ピエールのアーペル家3兄弟が事業を継承すると、彼らの視線は異国の地へと向けられました。なかでも長男のクロードは旅を愛し、“ボンベイのダイヤモンド王” “マハラジャの友人” と呼ばれるほど、異文化と宝石に魅せられた人物として知られています。彼は、インド、エジプト、レバノン、中国、タイ、カンボジア、日本へ。インドには特に強い関心を抱き、12回以上も訪問。そのたびにマハラジャの宮殿では、世にも稀な宝石が彼を待ち受けていたのです。

’56年に約114カラットのサファイア『ブルー プリンセス』を、’60年に34カラットを超えるピンクダイヤモンド『プリンシー』を入手すると、メゾンの名は宝石コレクターの間で一躍注目されるようになります。

そして’66年、イランの王妃ファラ・パーレヴィの戴冠式のための冠をメゾンが手掛けることに…。ピエール・アーペルは半年間にパリとテヘランを24回往復し、現地の宝物庫で冠に用いる宝石を選別。制作もイランのしきたりにより宝物庫内に設置したアトリエで行いました。冠には1541石もの宝石がセットされ、ペルシャの伝統とフランスのエレガンスが融合した名作が完成したのです。

兄弟の宝石とクリエイションにかける情熱は、世界の美意識と文化を結びつけ、多くの名作を生み出しました。また、最上の宝石との出合いによって確かな鑑識眼を得るにいたったメゾンは、独自の選定基準を設け、それを継承していくことになります。

2006年、創業100周年を迎えた「ヴァン クリーフ&アーペル」は、特別な宝石を主役にしたハイジュエリーコレクション『ピエール ド カラクテール』を発表。このコレクションはそれ以降も継続され、メゾンと“固有の魂”を宿す宝石との物語を今に伝えてくれます。

Exclusive Interview
「ヴァン クリーフ&アーペル」
ストーン部門のスペシャリストが語る
世界随一のハイジュエリーメゾンが
継承する宝石への情熱と究極の鑑識眼

『ピエール ド カラクテール』コレクションのリング(ヴァン クリーフ&アーペル)

唯一無二の個性をもつ宝石を主役にした『ピエール ド カラクテール』コレクションのリングを集めて。

〈上〉『クウポル デメロード リング』[WG×RG×エメラルド6.06ct×ダイヤモンド計4.25ct]参考商品〈中〉リングの中央は約4カラットの非加熱のルビー。周囲をピンクサファイアとダイヤモンドが華やかに取り巻く。『スプリング バトン ルビー リング』[WG×RG×ルビー3.99ct×ピンクサファイア計3.59ct×ダイヤモンド計0.63ct]参考商品・〈下〉クッションカットの非加熱サファイアは、理想的なロイヤルブルーが魅力。サファイアとダイヤモンドのグラデーションが、その鮮明な色彩を際立たせる。『スプリング バトン サファイア リング』[WG×RG×サファイア計8.62ct(センター5.09ct)×ダイヤモンド計0.72ct]参考商品(ヴァン クリーフ&アーペル)

探し求めているのは、
唯一無二の個性を宿す宝石

「並外れた品質の宝石は私たちを惹きつけますが、それ以上に探し求めているのは “唯一無二の個性をもつ宝石”。重要なのは、私たちにインスピレーションを与える力をもっているかということです」

そう語るのは、「ヴァン クリーフ&アーペル」のストーン部門のスペシャリストにほかなりません。宝飾界屈指といわれる宝石の目利きが集まるストーン部門は、メゾンが理想とするジェムストーンを世界中から集め、ハイジュエリーに用いられる石の選別にも携わっています。彼らが求めているのは、高度な品質基準を満たしたうえで唯一無二の個性と心を揺さぶる魅力をもつ宝石。ハイジュエリーコレクション『ピエール ド カラクテール』は、その信念を体現するコレクションといえます。

それは2006年に誕生し、2013年、2016年の新コレクションの発表を経て、現在は継続的にクリエイションを制作しています。新たな作品の中心にあるのは、ルビー、サファイア、エメラルド、ダイヤモンドといった伝統的なプレシャスストーンですが、一方でメゾンがその枠にとどまることはありません。スペシャリストは、宝石への探求心こそがメゾンを導いてきたと語ります。

「スピネル、トルマリン、ガーネットなどのカラーストーンやオーナメンタルストーン、有機素材にも目を向け、宝石の多様な魅力を探り続けています。宝石の価値を決めるのは、産地などの出自よりも、内に秘めた力。判断基準となるのは、石に “魂” を感じ取れるか否かです。なぜなら、揺さぶられる感情こそがデザインを生み出す原動力となるのですから」

宝石にこだわるがゆえに、ハイジュエリーコレクションに用いる石の選定には、何年もの歳月がかかります。

「理想とする石との出合いには、驚くほどの時間と忍耐を要します。ストーン部門は石を探して世界中の市場を訪ね、信頼するパートナーと対話を重ね、ようやく求めていた石に巡り合うことができるのです」

熟練した宝石学者たちで構成されたストーン部門は、こうして集まった宝石の色や透明度、カットなどの要素を多角的に評価しています。

「評価は複数の専門家によって行われます。観察は光の変化で印象が異なるため、朝と夕に実施。また、カットが理想的でなければ再研磨を施し、石がもつ潜在的な魅力を引き出します。私たちにとってカットは、石の魂を解き放つ作業でもあるのです」

こうした知識と感性は、一朝一夕に得られるものではありません。彼らの眼は、メゾンの1世紀以上にわたる経験と文化の蓄積といえるでしょう。後進の育成にも力を注ぎながら、その鑑識眼も進化を続けています。彼らこそが「ヴァン クリーフ&アーペル」の美学を体現し、クリエイションを根幹で支えているのです。

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Staff

撮影/小池紀行(CASK)
構成・文/福田詞子(英国宝石学協会 FGA)
WEB構成/松野実江子(Precious.jp)
WEB制作/ネクスト

  • 文中の表記は、WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド、RG=ローズゴールドを表します。